七夕かなみの言う前の時間軸という話しなら見滝原市全体が壊れてもおかしくはない。
実際に、ワルプルギスの戦いで勢いよく吹き飛ばされたようで、巴マミに話を聞いたらそう返してくれた。
「大丈夫ですか? 吹き飛ばされて頭を打ったとかは……ないですよね?」
「いいえ、少し混乱しているだけよ……」
と巴にこたえつつも頭を押さえる。
身体共々影響しているのがわかる。
夢じゃないと訴える足の痛みを無視しつつ
「宝蔵院は?」
私はそういうと巴は
「今から迎えに行くところ………」
と言って目を丸くさせてから口をパクパクし始めた。
「あ……ここはどこなの?」
違う巴マミが乗り移った……正確には七夕が持っていた宝石に触れた……かのどちらかだけど
「七夕さんが持っていた宝石を触れたら……こんな場所に……? ここどこなの!?」
「落ち着いて巴マミ!」
「! ご、ごめんなさい! 八十住さん! へ……? なんで私初対面の人の名前も知ってい
るのかしら……」
巴はそういいながら考える、
「詳しい説明は後で話すけど、巴。他に七夕が持っている宝石に触れたのは貴女だけ?」
混乱している巴マミを無視しつつ私はそうきくと
「えっと……織莉子さん、キリカさん、鹿目さん、美樹さん、佐倉さん、暁美さんの6人
ですけど……」
巴マミside
私があの場所に移動する数時間前。
翌日になっても七夕さんから連絡がないためキリカさんい訊いてみたところ
「知人が気絶しているからしばらくお休みをするって電話をしたらそう帰ってきたよ」
と答えた。
知人が気絶? 何をしたらそうなっているのかしら?
と疑問を残しつつ、放課後を迎え、織莉子さんとキリカさんが七夕さんに教えてもらった場所に向かうらしいので私と七夕さんと同じクラスである暁美さん、美樹さん、鹿目さんと一緒に行くことに。
で、着いたのは高級マンション。
「これってかなみの家なわけ?」
美樹さんはそういうとキリカは首を横に振り
「いや、知人の家らしいよ。902号室らしいから」
自動ドアで中に入り織莉子さんは902と押すとワンコールなしに出た。
「美国織莉子ですけど……八十住あんみさんのお宅でしょうか?」
織莉子さんはそういうと同時にもう一つの自動ドアが開いてそこからエレベーターで9階につき
902号室につく名札には『八十住』と書かれてある。
インターホンを押してドアを開けたのは
「あ? だれだお前……」
佐倉さんであった。
「佐倉さん!? なんでここに!?」
私は驚いてそういうと佐倉さんは私に気づいて
「お、マミじゃねーか。久しぶり」
数年前にわかれた仲間の再開がこんなところで……
「知り合いなんですか?」
鹿目さんはそう聞いてくると佐倉さんは
「ああ、数年前にいろいろ教えてもらってね。となると、そいつが呉キリカでその隣が
美国織莉子で、鹿目まどかに美樹さやかで暁美ほむらだな……。あたしは佐倉杏子。
よろしく。かなみから話は聞いているから上がりなよ」
そう言って佐倉さんは私たちを招き入れた。