魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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頬をつねれば

「貴女の武器が弓なのはこの時間軸と、別の並行世界だけなのよ。むしろ弓を生成

 出来る方がすごいと思うけれど……」

 

すみれはそういってから

 

「貴方達がいる本来の時間軸に戻る? それともこのまま魔女も魔獣も魔物もいない

 まったく平和なここで暮らすかだけど。一応言っておくけれど、魔法少女システムが

 なくなったのはこの並行世界だけだから。覚えておいて」

 

付け足すようにそういった。

やっぱり、あたしはこいつのことは好きになれないね。

 

「戻れるなら戻りたいのだけど……戻せるの?」

 

まどかはそういうとすみれは頷いてから、頬をさし

 

「頬をつねればね。でも一斉につねないと元には戻らないわよ。

 チャンスは一回きり。その間に私に質問しても構わないのだけれど」

 

やれやれと呆れながらもそういった。

 

「じゃあ、ちょっと質問していいか? アンタどうしてあたしらが別の時間軸から

 来たってわかるんだ?」

 

杏子はそういうとすみれは少し驚きを見せながら

 

「本当に話していないようね……。まぁ、これはいずれ分かることよ。いずれ貴方達が

 体験することだもの。あと、それから記憶はちゃんと引き継がれるからご安心を。

 というか、もう戻りなさい」

 

そういって腕時計をみながら急かすようにそういった。

 

一緒にやらないといけないので

 

「いっせーの!!」

 

ほむらの合図であたしたちは頬をつねった。

 

 

美国織莉子side

 

「いったーー!!」

 

「!?」

 

思いっきり抓ったため頬に痛みを感じながらガバっと起き上がった。

 

「あ、起きたんだね! おはよう」

 

七夕さんの顔はやつれていた感があったけれどもそれも感じさせずにそういった。

そう思っていると隣の部屋でも痛いという言葉が響きあった。

 

「あ、佐倉さん達も起きたみたい……ということはまどかさん達も」

 

そう言って立ち上がってその場を去ろうとするため私は思わず

 

「待って! 今何日かしら?」

 

そういうと七夕さんは立ち止まって私を見てから

 

「織莉子さん達が私の部屋に訪れて気絶してから一週間は経っているよ」

 

そういってからその場を去った。

 

「いったいなぁ!!!」

 

七夕さんが去った後、しばらくして隣で寝ていたキリカが起き上がった。

 

「キリカ!」

 

私はそういってキリカを抱きしめる。

 

「おぉう!? どうしたんだい織莉子!? 寂しかったのかい!?」

 

キリカは動揺しながらも私を抱きしめてくれる。

キリカの声に気付いたのか七夕さんが戻ってくる。

 

「キリカも起きたんだね。良かった……。ほむらと杏子とマミも起きているし、さっき

 鹿目家と美樹家からも連絡が入ったし、あんみさんとこよみさんも起きているし

 これで安泰かな……。あ、お風呂沸かしているからはいちゃって。一週間分の汚れを

 落とさないといけないからね」

 

そういって七夕さんは、またどこかへ行った。

 

「一週間も入ってないのね……。キリカ入りましょうか」

 

「んだね」

 

私とキリカはとりあえず風呂場へと向かうことになった。

私たちが気絶していたという話から七夕さんに詳しく聞かないといけないのだけれど話しはその後でもいいかしらね

 




久々に七夕かなみが登場するという
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