魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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内容が一緒なのだけれど

美樹さやかside

 

穂波さんの長時間の時間停止を利用して、ようやく矢折さんの家に到着して、家に入ると同時に穂波さんは時間停止を解除した。

 

「はい。穂波さん。グリーフシード」

 

「サンキュー、宇佐見!」

 

穂波さんは宇佐見さんが投げたグリーフシードを受け取ると、ソウルジェムを取り出し穢れを吸い取る。

 

矢折さんの家は一軒家で、家族と暮らしているのかと思ったら一人暮らしだと説明して、そこに穂波さんと宇佐見さんと一緒に住んでいるらしいから部屋数はそれなりにあるらしい。

 

「とりあえず……さやかだっけ? 貴女は騎士甲冑の格好だから、着替えましょうか……。それとその甲冑いらないなら、この家に飾りになるのだけど……。キリカと織莉子とまどかと杏子……はどうするの?」

 

矢折さんは、宇佐見さんと穂波さん以外の名前を覚えてないのか、名前を呼ぶ時少し戸惑いながらそういうと

 

「この服はもらうけれど、着替えたいね」

 

「この服は織莉子とコスプレ大会をするためにとっておきたいから持ち帰るよ。それと

 着替え用の服装があるかい?」

 

「わたしもキリカと同じです」

 

「えっと……お願いしてもいいかな?」

 

上から順に、杏子、キリカさん、織莉子さん、まどかとなっている。

 

「この方法が実施されてから予備の服装は幾つか買ってあるのよ。好きな物を勝手に選んで持って帰ってもらっても構わないし、洗って返しても構わないわ。他の人たちは彼女達が着替えるまで、ゆっくりしていって。あの空間のことを説明しないといけないからね」

 

矢折さんはそういって私達を更衣室に移動させてドアを閉めた。

 

「あ、そういえば、この服装になる前の服はどうなるわけ?」

 

あたしはそういいながら甲冑を脱ぐと矢折さんは髪を整えながら

 

「自動的に、今住んでいる場所へ丁寧に畳まれた状態で移動するわ。詳しい原理はあの空間で説明してくれた案内人でさえ、分かってはいないし、キュゥべえすらそのことを知らなかったようだから、空間を作り出した人が無意識的に移動させているのではないかという話しで落ち着いているわ」

 

やれやれと言いたげにそういった。

 

 

八十住あんみside

 

携帯は私の家に置きっぱなしだし連絡が掛ってない事を祈りつつ穂波が出してくれたミルクティーを飲みながら服装の話をしていた。

 

「あの空間はランダムで見滝原市に住んでいる魔法少女を選んでいるのかしら?」

 

そう聞いたのは巴である。

 

穂波は全員分の紅茶を作りながら

 

「いいんや、あの空間を作り出した魔法少女がここ一日以内にあった人だけだよ。見滝原市に住んでいる魔法少女といったらどれだけの数になるか想像してみてよ」

 

そういいつつ紅茶づくりに専念している。

穂波の言葉を引き継ぐように宇佐見は付け足すように

 

「最初は巴さんの言うとおり、見滝原市に住んでいる魔法少女だけだったけれど、その空間の中で魔法少女狩りが勃発してそれどころじゃなくなったんだよ」

 

「それで、あの三つのルールを作ったのね?」

 

暁美が質問すると宇佐見は頷いてから

 

「そう。そこで最初に決められたこの空間に入る時に聞かれる三つのルールと四つの厳守事項」

 

「厳守事項?」

 

宇佐見によりいたるところを絆創膏を貼られた宝蔵院はそう聞くと宇佐見は軽く頷いてから

 

「三つのルールは聞いているだろうけど。四つの厳守事項は、空間が消滅する前に教えてくれるものだけど、今日は休憩室内で空間が崩壊したから。聞くことは出来なかったから教えるね。一つ空間に入っても仲間がいることを教えてはいけない。二つ:合流したら初対面同士挨拶を交わすこと。三つ:何があっても空間内であったことは作り出した本人に問い詰めない事。四つ:休憩室から出ても怒りにや憎しみにのまれない事。それがその厳守事項だよ」

 

そういって紙とペンを取り出しそれぞれに渡してからそういった。

 

「ルール三つめの内容が被っているがあるのだけど……」

 

巴はそういうと着替え終えたのか矢折が戻ってきて座ってから

 

「それだけ重要だってことよ。その内容を覚えずに忘れて聞いてしまった子がいたのだけれど、あの後、その案内人が出てきて彼女を連れ込んでそのままよ」

 

「え? な、何そのホラー……」

 

その言葉に宝蔵院は身震いをしていた。

 

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