その子の左手には魔法少女の証である指輪がはめられていた。
「あなたは………魔法少女なの……?」
思わずそうつぶやくと、聞こえたのか、
「ん? 確かに私は魔法少女だよ。まぁ、私が君に声をかけたのは左手をみたからであってね。声をかけたわけだよ。まぁ、それがなくても助けただろうね」
彼女はそういって私をソファに座らせると、台所へと向かい数秒して紅茶と和菓子を出してきた。
微妙なセレクションをする人だと思う。
彼女は私の隣に座り袋を開けてからフォークをさして私に向ける
「はい、あーん」
「! わ、私でもそれぐらいはできりゅ……」
噛んでしまった。
その子はふむとうなずきポケットからメモ用紙とペンを取り出し何かを書き始めた。
「あ、あのぉ? な、なにを………?」
舌がひりひりするのを我慢しながらそういうと彼女は
「おせっかいかもしれないけど、君がどれだけ不幸体質なのか調べさせてもらおうと思ってね。まぁ、君が気にすることはない。私が勝手にやっていることだ」
それはそれで気になるんだけど……と思ったけれど私はそれ以上言わなかった。
「じゃあ、続き。あーん。ご厚意に甘えるのも私のおせっかいだと思ってくれても構わないけれど。やらせてくれないかい?」
彼女は首をかしげながらそう問われてしまい。私は恥ずかしさを殺しながら口を開けた。
数分して私は彼女に渡されるままお菓子を食べつくした。
あやうくおなかを満たすところだった。
体重が増えていないか一気に不安になっていると彼女の強引に案内されるまま着いてきたのは隣の部屋でそこにはトレーニングルーム用の機械がたくさん並んでいた。
「ここはね、食後の運動をここで補うのさ。君は普通にランニングをしていても五分間に一回の割合でこけるか、つまずいて倒れるかと予想した。室内なら、機械任せだし、こけそうになったらそのバーも着いている。まさに一石二鳥ってわけさ」
大量に食べさせておいて運動させらる私って……。
「私も君が腹を気にしている時にケーキを5ホール分食べ過ぎていたからね。まだそれを消化していないから一緒にやろうか」
洋菓子あるのか、しかも5ホールって結構な高カロリーだよね?
「で、でも………食べた後の走っても………体重は変化しないと………思うよ?」
私はそういうと彼女は
「食べる分だけ走るんじゃなくて、汗が出るまで走るんだよ。普段行っている運動よりも、有酸素運動がとりいれてあるトレーニングジムや水泳またはダンス教室に通うのも悪くない話だけれど、それだと毎月入会金を支払うお金が必要になる。敷金を抑えたい場合は、手軽に運動公園なのでウォーキングしたりランニングしたりするのもてだ。ただ、それだけだと食べて運動してはい終わり。というつまらないものにしかならないと私は思っている。まぁこれは個人の感想だし気にしないでくれよ?たとえばだが、喋りながらランニングするとかなりの体力消耗になる。これで集中できるやつは相当の息継ぎは必要だと思うね。私はこうしてトレーニングに必要な機械は買いそろえてはいるが、これはあくまで推奨しない。金の無駄遣いだからね」
などと語りだして二時間以上経過したあとようやく喋り終え
「んじゃ、頑張ろうか」
私はこの人のおしゃべりに歓心するしかないのである。