長々と喋りすぎたその人は深呼吸して
「まぁ、それと今のは関係ないけどね」
関係ない話しを永遠と訊かされてしまった私は一体……
そんなわけで私は、彼女の一室にあるトレーニングルーム内にいくつも設置してある来客用ルームランナーを使って10時間、間に休憩を挟みながら走った。
んで翌日
今日はそのまま家に帰らず助けてもらった彼女の家でご飯を食べさせられ着せ替えされ、彼女から
「どうやって髪を浮かせているの?」
と疑問させられる髪を自分で結って大学に行っている最中だ。
着くころには10回以上は転んでしまったが最高記録の35回はいまだに達してない上に半分以下なのでこれでも幸運なほうだ。
ちなみに着いた時間は最短記録更新の4分である。最高記録は2時間13分である。
「おっはよーーー!!」
そういって声をかけたのは先ほど別れた彼女であった。
「同じ大学……だったの?」
私はそう訊き返すと彼女はうなずいた。
「まぁね。あ、自己紹介していなかったね。あたしは舞野っていうのよろしく!」
苗字だけ教えられても困るんだけど……まぁいいや。
「よろしく……舞野……」
大学の講義中で教授の言葉を何気に訊いていると八十住あんみからテレパシーがきた。
『時間空いているかしら? 宝蔵院』
『今授業中……だけど? というか、100m以内にいるわけ?』
講義の内容をノートにメモに取りつつそう返すと
『ええ。用事でね。15時は時間空いているかしら?』
『15時? ……空いているけど』
講義終了の鐘が鳴る。私はノートを閉じて教室から出る。
『その時間に病院に来てくれる? 七夕かなみの検査結果が出ているから。
遅れても構わないわ』
『解った。遅れたら連絡する……から』
『じゃあ』
テレパシーは一方的に切れる。
七夕かなみの検査結果? ついこの間、母親とその父親を殺害し警察病棟に入って、検査したら見元解って私と八十住あんみは異兄弟だと解った。
それだけじゃなかったってこと?
ますます謎だ。
七夕かなみside
暁美巴の家を後にした後、私は、なにもない平原を歩いていた。
「……ここは懐かしいようなそうでないような……」
独り言をつぶやきつつもっと別な場所に移動する。
高速道路に着いた。
魔法で誰も来ないようにしかけている。
「助かりたいかい? 僕なら君を助けられるよ。さあ君は一体何を願う?」
独り言のように呟く。この言葉を喋るとひどく懐かしく感じる。
私はまた別の場所に行った。
キュゥべえside
七夕かなみが魔法少女になった時からとあるリンクが発生した。
別の並行世界に存在する僕たちと『同じだと』
七夕かなみという存在はどの並行世界も存在しないととある少女が教えてくれてた。
並行世界を自由に移動できる魔法をもつ萩原楓は七夕かなみという名前は暁美ほむらや鹿目まどかのようにどの並行世界に移動していても同じではないということを本人の口から言っているし、萩原楓もそう言っている。
「それにさ、七夕かなみはこの世界の偽名。本名はまた違うんだよ。彼女が自分が『インキュベーター』だと思いださない限り繰り返すんだからね」
僕の隣にいるある少女はにひひと笑った。