暁美ほむらside
宝蔵院さん達と別れて三日経過したある日、私とまどか、巴さん、さやか、杏子、織莉子、キリカで個別で、宝蔵院さんからテレパシーで呼び出された。
場所は宝蔵院さんの家。
マンション暮らしだという彼女は、簡単に解りやすく説明するためだけに魔法少女の姿になってから、あることを話した。
「………以上が、七夕かなみ改め『神楽みかど』の出来事よ」
宝蔵院さんは説明し終えると同時に魔法少女を解除する。
「……え? ちょっと待って……確かに前の時間軸では七夕かなみという名前は一つしかおらず
名前は同じでも性格も違う七夕かなみもいれば、名前と性格すら違う七夕かなみも存在した
のは訊いたけれど、それが違うってこと……なの?」
巴さんは困惑しながら宝蔵院さんに問いかけた。
「そこまでは、わ、わからないけれお……解らないけれど、八十住さんが以前に……あった、
あの人なら知っているかも知れない……から、その結果を……待つだけだよ」
魔法少女になっている宝蔵院さんと魔法少女になっていない宝蔵院さんは性格まで変えられるのは、知っていたけれど、この世界では初めて観るわね……。
「ご、ごめんね……緊急の呼び出しだし……一応、並行時間を………移動している…………者同士……
話し合いって必要だと思って………と、とにかく……八十住さんにも……ここにくるように
お願い……してるから……今は……待つ」
宝蔵院さんはそう言い終える前に立ち上がり魔法少女になった。
「ど、どうしたの?」
いきなりの変身にまどかは驚きつつ質問すると
「ごめんなさい。少し家を空けるわ」
そういって窓を開けて飛び降りて行ってしまった。
フォリアスside
心の中というより記憶を読み終えた八十住あんみは、地面にへばりつくように倒れこんだ。
「どういうこと……よ! 魔女になって元に戻る魔法少女なんて噂すら聞いていないわよ!!!」
八十住あんみは顔をゆがめながら真っ青な顔いろで私をありえないような目で見てくる。
いつもこうだよな。君たちって。だから何回も殺されているんだよ? わたし
「八十住!!」
別の魔法少女が来た。宝蔵院こよみだ。
彼女の家からここまで結構な距離があるのにものの数分でやってくるとは義理の姉妹とはいえ、なかいいんだなぁ。羨ましい
宝蔵院こよみは八十住あんみをかばいながら私を睨みつけて攻撃をしようとしたが、八十住あんみはそれを止めた。
「や、やめなさい!! 彼女は殺してもすぐ生き返る最狂の魔法少女だから!!」
私は軽く舌打ちをする。
「そういうことだよ。宝蔵院こよみ。私は幾度なく生き返る不老で不死身で最低、最悪な魔法少女だからね。それに私を殺していたら彼女の再生がストップしていたはずさ」
そういって、宝蔵院こよみにソウルジェムを見せると彼女は驚愕した。