八十住あんみside
私は宝蔵院の肩を借りながら帰路についていた。
フォリアスと名乗る100年前の魔法少女は私の願いで手に入れた物を手に入れていた相手の心を読むことを知っていてあの言葉をいった。
何故、私は一度も彼女の心を読もうとしなかったのか、今でもよくわかっていない。
彼女に言われて、読んだ心の声は闇に包まれていて、引き込まれそうな暗さを引き出しとても怖く感じたと同時にソウルジェムが激しく濁ってしまった。
結局、心の声が聞こえなかった。
「あのさ……大丈夫?」
私の顔色をうかがいながらそう訪ねてくる宝蔵院。
「……全然よ。ワルプルギスの夜の戦力になりそうで声をかけてしまって最後は
いつもこうよ……何のために魔法少女やっているのか解らなくないわ」
「……八十住……。長年魔法少女やっていると、人間関係もわけがわからないくなるから、
いやなものだよ。だけどさ、魔法少女は結構いいもだと私は思う。願った奇跡は魔法少女
にならないと出来ないけれど、私はそれでも人間関係を失いたくないから」
宝蔵院は私の愚痴に前を向きながら前に進んだ。
宝蔵院こよみside
太陽が上にいき月が隠れたと同時に鶏がうるさく鳴く。
八十住さんを私の部屋に寝かせてから、机の上を片づけてから本棚から一冊の本を取り出しページを二回めくってから隠し鍵を取り出して本棚の上に置いてある花瓶をどかすと鍵の差し込み口がある。
私はさっき取りだした隠し鍵をそこに差し込みカチリと回して一歩離れると、本棚は自動的に奥に引っ込んで代わりに隠し部屋とつながる道が発見する。
私は八十住さんを起こしてからその場所を見せる。
「……! ここは隠し部屋? あなたどうして……。しかも魔法で加工していたわけ?」
「うん………ここに、魔女の資料……とか、魔法少女………の場所があるから……きて」
私は八十住あんみをその場所へ案内させた。
「いつ作ったわけ? 大家に許可得ているの?」
「私の、前の、住人が………ここに住んでいた時に………作ったって訊いたの……」
私はこけないように慎重に歩きながらそういう。
「前の住人って………」
八十住さんは少し呆れたようにそう呟いて
「これは暁美ほむら達にも知っているのかしら? もちろんキュゥべえもだけど」
「……知らない。見せたのは………八十住さんが………初めて」
私はそういいながら前に進む。
暫く歩いて着いた場所は、十二畳半はる広い部屋。
私もここに入るのは、初めてである。