七夕かなみside
美樹さやかと鹿目まどかにきつくそういい
私はその場を離れた。
(最初から友好的な関係をとるんじゃなかった……。でも、美樹さやかが抱いていた暁美ほむらの
第一印象が変えられてよかった。それだけでよかった)
それからの授業中はずっと不機嫌な顔ばかりしていた。
「かなみ……お昼一緒に食べない?」
昼休みになりそう誘われたのは美樹さやか。
「……ごめんなさい。頭痛がひどいから保健室によろうと思ってひどかったら帰るから」
私は美樹さやかに視線を合わせないまま保健室へと一人で向かった。
保健室は誰もいなかった。
鍵は空いているの誰もいないのはどうかと思う。
取りあえずベッドを借りて寝ることにした
ガラッ
誰かが保健室の扉を開ける音がした。
「……先生いないのね」
暁美ほむらだ。
「七夕かなみ。ここにいるのかしら?」
「何……?」
頭痛していない。
仮病を使い休ませているだけ。
顔を合わせるのが難しいというだけで。
暁美ほむらside
私が声を掛けると七夕かなみは身体を起こす気配なく呟く
「貴女、昨日と態度が違うのだけど、どういうつもりなのかしら?」
私は隣に移動しカーテンで個室状態をつくり椅子に座ってから言った。
「………違うも何も、そういうもの」
顔を合わせる気配すらない。
七夕かなみは顔を伏せてからそう答えた。
「さやかから聞いたわ。貴女の家族は目の前で死んでしまったっと」
「……そういうことになっているらしいね」
ようやく七夕かなみは身体を起こし私の顔を見た。
「そういうことになっているってどういう意味かしら?」
私は七夕かなみの顔を見ながら問いただすと
「言葉通りの意味だよ。この世界の私の家族は目の前で死んでいるというだけ」
対して七夕かなみの視線はどこか遠くを見るような落胆しているような顔だった。
「この世界……っ! まさか貴女、未来から来たの!?」
私は驚いてしまった。私以外に時間遡行者がいること自体珍しい
「未来じゃない。七夕かなみという個体はここにあるけどその器が違うみたいで、私は最初
巴マミと同じ中学3年生だったから。この世界だと何故か中学2年生で数十年間の病院暮らし。 そしてこの世界の魔法少女」
七夕かなみはそう言って左手を出すと、そこにはダイヤモンドのようなゴールドのような
ソウルジェムが目の前にあった。
「!?」
ソウルジェムは穢れてなどいなかった。むしろ眩しいぐらい輝いている。
「その話聞かせてくれるかしら?」
私はソウルジェムを目の当たりに動揺しつつ訊いてみた。
そして七夕かなみはこれまでの事を説明してくれた。
巴マミside
「私はよく入院する体質を持っていた。そこで心配して来てくれたのが巴マミ。私の親友でも
あったの。私と巴マミは同じクラスで何不自由もない生活をしていた。でも、あるとき
巴マミを乗せた車が事故にあった」
暁美さんに七夕さんの秘密が聞けるとテレパシーで聞こえ立ち聞きをしていた。
美樹さんや鹿目さんも一緒。
七夕さんの話しは私が事故にあった数年前の出来事を話している。
でも、七夕さんは虫の知らせというのを感じたのか後をつけていて、事故にあったと同時に
救急車を呼んで、私や私の両親を助けてくれた。
というもの。
美樹さんは驚愕した表情をしたまま聴いて、鹿目さんは悲しそうな表情をしていた。
それから話しを訊くと魔法少女の真実を彼女の口から漏れた。その魔法少女から魔女にならない
運命に仕立て上げたのが彼女、七夕かなみ。
そこで私や美樹さん、それに鹿目さんが魔法少女になったという話も聞けて
数時間後ぐらいで話は終わり
「訊いてくれてありがとう。ほむら、さやか、まどか、マミ……」
「え、かなみ!? え?」
「どうしたの!? ほむらちゃん!」
鹿目さんは保健室の扉を開け、さらにカーテンを開けて暁美さんに驚愕しながら聞いた。
「七夕かなみが目の前で消えたの!!」
暁美さんの言うように七夕さんが座っていたであろうベッドの近くに彼女のソウルジェムが
あったけど、消えるように消滅してさらに
「おい! かなみはどこだか知らねぇか?」
保健室の窓から侵入してきたのは隣町にいるはずの佐倉さん。
「佐倉さん……七夕さんのことを知っているの?」
「知っているも何も……説明はあとだ。マミと……そこの黒いの。ソウルジェムを出してみろ!」
言われた通りソウルジェムを出してみると
「なにこれ………ソウルジェムなの……これ……!」
高性能のソウルジェムを見ると同時に見たことがない記憶が流れ込んだ。
「っ!」
映像を早送りで見るような光景が並んでいた。
そこには七夕さんが話していた光景もある。
「な、なんなの!? これ!?」
「!? ど、どうなってるの……!?」
美樹さんと鹿目さんも記憶が流れ込んだのか驚愕している。
《不思議がる事なんてないさ。それが今まで君たちが経験した記憶さ》
どこからかキュゥべえが現れる。
「どういうことなの!? 説明して!!」
美樹さんはそういうと
《七夕かなみが話した魔法少女を魔女にならないシステムの影響さ。最初の平行世界では七夕
かなみは僕たちインキュベーターの話しを訊いてからシステムを大きく変えた。
つまり、そのシステムは魔法少女が魔女になるシステムがある平行世界をも大きく変える
影響力さえ持っていた。僕たちインキュベーターが七夕カナミをは魔法少女にしなかった理由は
その影響が大きいし、本人も望んで魔法少女をやとうとはしなかったんだ。
しかしある日、何らかの影響で七夕かなみの魂は魔法少女システムを全部覆すためだけに
魔法少女が魔女になる平行世界へ移動したんだ。彼女はこのことに不気味がっていたけどね》
キュゥべえは当たり前のように呟く
暁美ほむらside
「無意識に移動するの条件は何かしら?」
私はそう聞いてみた。
《君たちを名前で呼ぶことさ。ほかにもいろんな条件付きで彼女は移動している。
もちろん僕たちの記憶も君たちうち誰かが名前で呼ばれると魔法少女である全員の経験した
記憶が収集するというわけさ》
長いです。
新事実発覚しちゃいました。
誤字脱字や感想があったらお願いします
追記
文章の変更と会話しました。