キュゥべえは陰湿っぽい
七夕かなみside
病室からのスタートは以外に慣れない。
真実を別世界の暁美ほむらに話したことで、日頃溜まっていたストレスがスッキリしたような気がする。
あれから何度も繰り返し今はもう数えるのをあきらめていた。
次の時間軸は、暗闇の中に放り込まれたような感覚がしながらも身体を起こし周りを見ると少し豪華のような気がした。
お見舞い用の花束が約54束。
お見舞い用の果物のかご 約89個
花より果物が多いのは何故か不思議に思いつつテーブルに置かれてある果物のかごを目の前に
置き、メッセージカードを見る。
【早く元気になってねくださいね 織莉子とキリカ】
久々の美国織莉子と呉キリカからのメッセージ。
どうやらこの世界の私は美国織莉子達と仲良くやっていようだ。
少し安心した。
「七夕さん~もう消灯時間ですよ」
見回りに来た看護師がそう告げてきた。
そういえば、夜の8時だったね。
夜パターンは初めてだから驚いたけど……。
まぁいいや、さっさと寝てしまおう。
病院でこの時間帯は早いような気がするけどまぁいいか。
別世界の暁美ほむらside
つまり直訳すれば、七夕かなみは前の時間軸(?)と言っても別世界らしいが、そこで魔法少女システムを聞き、キュゥべえに交渉した結果魔法少女が魔女になるシステムが全てなくなりソウルジェムも濁らない結果になったというがそれにより犯罪やらが増えてしまった。
なので、キュゥべえたちが彼女の魂を移動していく形になったという。
私が目の前で消えたのは役目が終わったからという理由らしい。
《もちろん、この世界の七夕かなみは存在する。けど君たちとは初対面になる。
魔法少女のことを話しても電波さんしか思われないだろうね》
「この世界の七夕かなみは魔法少女ではないのかしら?」
キュゥべえがそう話すため訊いてみた。
《魔法少女がなる条件は願いを叶えてもらうだけど、彼女はその必要がないみたいで、実際に
僕の姿も見えていなんだ。僕の姿が見られるのは本当に願いを叶えて欲しいという願望
であって、ここにいる七夕かなみはそれを必要としていないみたいなんだ》
キュゥべえはやれやれという表情を浮かべる。
そういえばこのキュゥべえはやたら感情が豊ね。
精神疾患はどこいったのかしら?
《君たちが望めばもちろん別の世界に移動した七夕かなみを送り届けることができる。
その代わり条件がある》
「じょ、条件……?」
さやかは額に汗をにじませながら言う。
《常に七夕かなみが実行していることさ。
[初対面じゃなくても名前で呼んではいけない。フルネームか第二人称で呼ぶこと]
かなみはこの他にいろんな条件があるんだ。その条件を踏んだら別の世界に移動。という
わけさ》
「厳しくないかしら……」
マミは不安を覚えている。
《なら、こうしよう。『君たち以外の親しい友人には名前呼びしてもいい』これ以上は譲れないよ》
このキュゥべえは実に怪しかった。
ほむらとかなみ視点が移動しています。
ここからだんだん絡めていこうと思います
追記
2・21 文章の変更だったり追加だったり