翌日、マミとマミの両親のお見舞いにいった帰り道。
夕食の買い物のためだけに隣町に来てその帰りに一人の赤髪少女が私の顔をみたあと
「あ、あの……良かったらお話聞きませんか?」
「お話ってどこの?」
「え、えっと……
宗教かぁ………なんか困っているみたいだし普通の子にしては痩せすぎだもんな
「うん、いいよ。案内してくれるかな?」
「! うん!」
赤髪の子に案内さてれ着いたのは宗教っちゃ宗教。
人が少ないのをみてかなり可哀想に思えてきた。
とりあえず椅子に座り、その人の話しを聞いた。
その宗教の人の話しはとてもイイ話だった。言っていることは正しいし間違ってはいない。
ただ、その話を聴く人が少ないだけ……。
どこか納得行く話でとても
話を聞き終わると数十人いたけど、最終的には私しか残ってなく
とりあえず私は財布から二万円を取り出し
「とてもイイ話を聞けました。どうかこれを受け取ってください」
私はそういって真剣に話していたその人に渡すと
「ありがとうございます。ありがとうございます!」
その人は受け取りながら涙を流し、何度もお礼を言った。
「大丈夫ですよ。
ですから、頑張ってください」
私は励ますようにそう言った。
隣にいた赤髪の子も嬉しそうな顔をしていた。
「あなた名前はなんていうの?」
私は赤髪の子に聞くと
「佐倉杏子……です」
「杏子ちゃんか……。お父さんが悲しんでいたら励ましてあげてね。お父さんやお母さんは
子供にとっての天使みたいなものだから」
私は杏子の頭を撫でて飴玉を一つあげ、妹らしき子にも飴玉を一つあげてから私はその場を去った。
《やぁ七夕かなみ。君はまた僕の邪魔をしに来ているのかい?》
家に帰るとなぜかキュゥべえがいる。
「また文句を言いに来たの?」
私は買い物袋から牛乳パックやらを取り出しながらそういうと
《地球を破滅への道を選んでいるのかい? と聞いたつもりだけどね》
「希望から絶望じゃないものにすればいいじゃない。幸せとか」
《可能ならやっているさ》
「可能ならやってくれるんだ?」
《………わかったよ。聞いてくるよ》
このキュゥべえはゴリ押しに弱そうな感じである。
翌日の放課後。
私はマミに帰りの話しをした。
「宗教云々はともかくとして、話しを一回だけ聞いて見たらどうかな?」
「へぇ……かなみちゃんが言うならそうかもしれないねお母さん」
「そうね……。退院したら行ってみたいわ」
マミ母親も喜んでいる。
話してよかったなぁ。
面会時間が終わり私はまた教会に訪れて話しをきいた。
やっぱりイイ話だね。すごくイイ話。
話が終わり、私はまた二万円をその人に渡した。
「今日もとてもイイ話だったですよ」
私はそういうと
「ありがとう。実は、君の言葉に感銘を受けていろんなところに行って話し回っているんですけど
そしたら偉い人がまた戻ってくれないかって誘ってくれたんです! 貴女のお陰で助かりました
ありがとうございます!」
「そうなんですか!? 良かったですね」
それから色々話しを聞いて、時間になり帰ろうとすると
「お父さんを助けてくれてありがとう!」
杏子はにっこりと微笑んだ。
杏子も可哀想だなって思いますね。
いろんな意味でこの主人公は
いい方向に導いています。
主人公の名前は七夕かなみにしました。