魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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困惑するかなみ

ダンボールで山積みの部屋は、ダンボールハウスと呼べるレベルじゃないぐらい部屋に

埋もれており、開けたら溢れ出す予感はしていたが、そんなことはなく溢れるか溢れないかの

境目をウロウロしている感じぐらい段ボールは埋まっている。

きっと床はホコリをかぶっているかも知れないという予想で、部屋の入り口付近には

掃除用具一式を準備している。

 

「はぁ……。まずは……これを取り出すか」

 

と、取り掛かろうかと考えてはやめの繰り返し。

一向に進まないのは大掃除とかに昔のアルバムを見つけて見てしまうと同じ原理なのである。

 

「七夕さーん? どこ?」

 

玄関の方から巴マミの声が聞こえたため、一旦ダンボール部屋を後にしリビングに向かう。

 

「七夕さん……ホコリがついているわよ?」

 

リビングに着くや否や玄関口からリビングに移動した巴マミは私の髪を触りホコリを取る。

 

「部屋の掃除をしてて……」

 

長い間留守にしていた一戸建ての家は、ホコリが溜まりやすいのは困ってしまう。

……使っていないところとか特に……。

 

「そうなの? 手伝ってもいいかしら?」

 

「………………」

 

「七夕さん?」

 

「っ! あ、いいえなんでもないです!」

 

私はそう言ってダンボール部屋に急いで戻った。

思わず敬語を使って逃げてしまった。

はぁ……。

 

巴マミside

 

七夕さんは逃げるように二階に上がってしまった。

 

「何か悪いことしたかしら……」

 

小さな溜息をはく。

前の時間軸もそうだったけど、この時間軸は冷たいわね。

 

《やぁ、マミ。この生活には慣れたかい?》

 

テレパシーでキュゥべえの声が聞こえてきた。

 

『キュゥべえ。そうね……四日もここにいれば自然と慣れるわ……。ねぇキュゥべえ……

 七夕さんあんまり仲良くしようとしないのだけど……?』

 

《仕方ないよ。彼女が次の時間軸に移動する条件の一つさ。七夕かなみがマミ達をフルネーム

 で呼ぶのも、仲良くしようとしないのも条件に入っているからさ。手伝いたいなら、彼女が

 寝ている時にすればいい》

 

私たちより条件が厳しいってわけね……。

あ、もうひとつ聞くことあったんだわ。

 

『キュゥべえ、二日前に七夕さんの病室を出た後すぐに何か時間が戻ったような気がするのだけ   ど……あれは何?』

 

《それなら、七夕かなみが死に直面する時に戻るシステムだよ。この前、魔女でも魔獣でもない

 モノを魔物って呼ぶことにしたけど、魔物がとり憑かれている人は、無意識的にしろ

 意識的にしろ七夕かなみを襲うんだ。勿論、憑かれている人には認識できないからタチが悪い

 この世界は七夕かなみの意思によって保たれているんだ》

 

あの化物は魔物っていうのね……。

時間が戻されたように感じたのは、病室から出た後だから………あの時の看護師さんが七夕さん

を襲おうとした。

けど、そのシステムが動き出し、時間が巻き戻されたというわけね。

まるで、ややこしいゲームみたいね。

 




結局魔物というものにしました。

あやふやでわかりにくくてスミマセン。

追記
2・23 文章の変更と追加。
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