魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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取りつく魔物

巴マミside

 

あれからというものの結局、七夕さんは二階から降りてこず、一階のリビングにいても、

ものすごい音が聞こえている。

 

「あぁ!? なんで黒くて光るやつが~~~~!!?」

 

一階のリビングにいてもダダ漏れの声が聞こえてくる。

どこで何を掃除しているのか不明だけど、黒くて光るやつで、大体のことは想像できてしまう。

リビングには『巴マミ専用』と書かれてあった紙とポットとアールグレイの匂い。

ほかにも『鹿目まどか専用』や『美樹さやか専用』、『暁美ほむら専用』などがある。

一応中身を確認したら、好きなお菓子と好きな紅茶やコーヒーなどがある。

帰ってきたらここに連れてくるきだったのだろうと思ってしまった。

 

一番驚いたのは『呉キリカ専用』であり、砂糖、ジャムが置かれていたのには驚いた。

そういえば、彼女は確か、甘党であると聞いたわね。

ジャムは……何に使うのかしら?

 

 

暁美ほむらside

 

七夕かなみの家に泊まるため、魔法少女になって荷物を盾の中にしまう。

便利ね……。

 

《やあ、暁美ほむら》

 

「……何かしら?」

 

このキュゥべえは優しい方なのよね……。似ているからわからないわ。

 

《この前君たちが倒した敵について情報が入ってきたからお知らせさ》

 

思ったけど、前々の時間軸のキュゥべえより便利よね、このキュゥべえは……まどかをしつこく

勧誘しないから敵対意識をしなくて済む…それにいい情報を教えてくれるんだから。

 

「あの化物ね……」

 

キュゥべえはこの前私たちが倒した化物の説明をした。

 

「つまり、あれは七夕かなみの周りにいる誰かにとりついているわけね」

 

《そうみたいだね。今のところ問題ないけど、人間だけとは限らないかもしれないから

 気をつけて欲しいんだ。じゃあ、僕は他の子のところにも行くから》

 

キュゥべえはそう言ってテレパシーを切る。

 

無差別に人を操る魔物……危険ね。

遅くならないうちに行きましょう……。

 

 

七夕かなみside

 

「ちょっと、黒い虫に化物がいるってどういうこと!?」

 

ダンボールを片付け始めて三十分の結果がこれである。

何であの虫に化物が。

しかも多いし怖い……

 

「何かあったの?……これは……っ!」

 

一階に響いていたのか巴マミが二階に上がり私のところにきたところで驚いていた。

 

「巴マミ……助けて……」

 

私は怖さのあまりに巴マミに助けを求めた。

というか、そうしないといけないような気がした。

 

「ええ! 任せなさい! 七夕さんは下がってて」

 

「頑張って……」

 

巴マミside

 

まずいわね。こう多いと対処しにくいわ。

 

『だれかいる!?』

 

テレパシーで誰か拾ってくれるのを祈る。

 

『巴さん!? どうかしたのかしら?』

 

『暁美さん! よかった。七夕さんの家で魔物が現れたわ。しかも虫に取り付いているのよ』

 

『!? すぐ行くわ!』

 

『早めにお願いね』

 

暁美さんが来る間でこの大量の虫を片付けなきゃ。




なんでもとりつくみたいですね。
黒い虫はあれしかいません。
言わせないでください

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