黒くて光るのはホタルという虫。
黒くて飛んで、尚且つ生きた化石と言われているのが皆大嫌いあの虫である。
ダンボール部屋にいる虫は、何故かホタルと黒くて光る奴の二種類が大量に取り付いた化物。
私は虫全般が苦手である。
もごもごしてて気持ち悪いし、全体的に嫌だ。
生は嫌だが、ゲームの画面越しなら平気だ。
しかし生きた化石である虫とムカデは除く。
気持ち悪いから。
ちなみに巴マミも生きた化石の虫は苦手のようで
「来ないでー!!」
と叫びながらホタルやら黒光りの奴を無差別にマスケット銃で殺されていく。
後からきた暁美ほむらは、例の虫を見た途端に
「!!!??」
声にならない叫びをしたあと盾からマシンガンを取り出し無差別攻撃をした。
ホタルは綺麗でいいのだが、虫が嫌いな私にとっては虫は虫なのである。
それから数分で化物に取り付いていた虫たちは巴マミと暁美ほむらによって消えていった。
「もう大丈夫……そうね。暁美さん……ありがとう」
「たいした………ことじゃないわ」
二人とも息が荒いのは叫び疲れが原因である。
叫びながら明確に打ったのはすごいと思う……。
「二人とも……ソウルジェムは大丈夫?」
数百匹以上いた虫+化物にソウルジェムの消費が激しいくないか心配になる。
「そうね……大丈夫よ」
巴マミは、息を整えてから笑顔で言った。
「ごめんね。ここ、掃除とかしてなくって……。でも、どうしよう……虫の残骸は……」
「うっ………放置すればまた増えるし、気持ちわるから掃除しましょうか」
「うん……お願い……!あっ! え、遠慮するわ。私一人で大丈夫よ、リビングで待ってて頂戴。
巴マミ専用の紅茶と暁美ほむら専用のコーヒーがあるから飲みたければ飲むことね」
あんまり仲良くなってはいけないんだった……。
しっかりしなきゃ。
という訳で、巴マミと暁美ほむらをダンボール部屋から追い出した後、袖をまくって掃除を
再開することにした。
「しっかりしなきゃ……」
暁美ほむらside
床一面に広がる虫の残骸とマスケット銃とマシンガンで空いた床穴の部屋から追い出された
私と巴さんは七夕さんが用意してくれたコーヒーと紅茶を飲みにリビングへと向かった。
「キュゥべえが言うには、彼女が寝ている時に掃除すればいいらしいわ」
二階から一階へ降りるなか巴さんはそういう。
「そう。まさか虫にまで魔物が憑くとは思わなかったわね」
私は髪をかきあげながらそういうと
「そうね……。まるで無差別ね。生物ならなんでもとり憑くものなのかしら?」
「さぁ……キュゥべえに訊いてみないと……」
一階に到着すると、さやかとまどかがいた。
「あ、マミさんにほむらじゃん。二階からすごい音してたけど……もしかして魔物だったり?」
さやかは私たちを見るなりそう言った。
さやかの片手には可愛らしいカップがある。
「ええ。ホタルとあの虫にとりついていたみたいで……」
「あぁ……」
巴さんの答えにまどかとさやかは【あの虫】という単語で察してくれた。
さやかでも虫は苦手だと思います。
ほむらもクールな顔ですが、虫は大の苦手のイメージです。
追記
2・23 文章の変更と追加