翌日の夕方。
今日も、巴さん達がお見舞いに来てくれた。
「七夕さん、調子はどうかしら?」
「今のところリハビリも順調だし、明後日には退院できることになったんです」
「まぁ! なら退院祝いのパーティーもしないといけないわね! はい、リンゴうさぎ」
「楽しみにしてます」
マミからリンゴうさぎを受け取り一口食べてから
「そういえば、前から聞こうかと思ったけど……もしかして前の時間軸の記憶持ってるの?」
私はそういうと、りんごをむいていたマミは手を離した
「わわ!? 包丁まで落とさなくても……」
まどかも驚きながら落とした包丁とりんごを拾い上げる。
「昨日、忘れ物取りに来たときに話し声が聞こえたから……そうなのかな?っと思って」
暁美ほむらside
話し声が聞こえてたなら隠しても仕方ない……ので、かなみに事情を説明すると
「そうなんだ……。でも、ごめんね?」
「どうして貴女があやまるのかしら?」
「だって、過去に移動したの私が原因だから……」
「!?」
「前の時間軸のとき、キュゥべえが見えたからその時願ったの。内容は教えられないけど
多分そのせいだと思うかな。魔物が私の使用物にとりついていたから精神も病んでいたし
でも、それに対する願いじゃないのは確かだよ」
かなみは既に魔法少女になっていたのね。
その願いで彼女はここに来てその影響で私たちもここに来た……というわけね。
「なるほどなー……。そういやソウルジェムも変わってたな」
杏子は感想を述べながらソウルジェムを取り出してみた。
「そのソウルジェムは防御性に優れているから、拳銃で打とうがなんだろうが壊れない
仕組みになっているからね……多分服装も違うと思うよ」
「どうしてそう言い切れるのかしら?」
「一度だけ見させてもらった時期があったんだけど、その時の服装が違ったから……
願い云々の服装より性格云々にあった服装になるみたい」
願いによって服装が決まったりするのかしら……
「イメージを反映されるのもあるし、ソウルジェム交換で服装も変わるし……実践したという
人は聞いたから。できると思うよ」
実践の結果……というわけね。
「私も魔法少女としては初めてだからよろしくね。リハビリにもなるから一石二鳥……かな?」
「魔法少女なら何で足とかを回復しないのかしら?」
魔法少女ならできるはずだとは思うのだけど……
と思いつつ訊いてみると
「前は出来たかも知れないけど、このソウルジェムだとそれをしてくれないんだ。出来るのは
記憶改善と巻き戻しぐらいが基本だから」
「そうなの……」
そういえば、メガネ掛けていたのを忘れてたわ。
追記
2・25 文章の変更