魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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魔女の文字

七夕かなみside

 

翌日

退院するまで後二日となった私はリハビリを兼ねて外出届けが出された。

先生曰く、病室のなかだとストレスが溜まるから……という理由らしい。

確かに、ここの私は一年以上入院生活を送っていたようで、今の方が結構明るい方らしい。

らしいっていうのは、診察に来る先生やリハビリを担当してくれる先生の話であって、

そういうふうなんだと理解するしかない。

 

許可が降りているのは、病院の中という限定でそれまでは、リハビリと病室の行ったり

来たりしていたので、楽しみでもある。

 

「病院内の売店やら食事亭はあるのは嬉しいことだよね」

 

今日もお見舞いに来てくれたさやかは一階の廊下を見ながらいう。

 

「売店はいろいろ便利だからいいものの、食事亭は見舞いに来られる親御さんからは不人気

 なのよね」

 

同伴である八十住先生はいう。

そういえば、八十住さんや宝蔵院さんも魔法少女だと聞かされたときは驚いた、

 

「どうして……不人気なんですか?」

 

まどかは心配そうにそう聞くと

 

「なんでも、味がしないとかで……。美味しいは美味しいのよ。私も食べているから」

 

味がしない……って味覚障害じゃあるまいし……贅沢なのかもね

 

「でも一応食べてみたいな」

 

杏子はニヤニヤする。

 

「そうね。昼食はそれで済ませましょうか」

 

マミは少し微笑んでからそう言った。

 

 

しばらく歩くと憩いの場に着いた。

 

「暁美さんや七夕さんが言っていた通り綺麗な場所ね」

 

マミは周りを見ながら感想を述べた。

 

「ええ。結構気に入っているのよ」

 

一度しか来たことがないほむらだが、お気に入りの場所となっているようだ。

私が最初に訪れた時はもうちょっと静かな所だったけど、今は賑やかでちょうどいい感じが好き。

前と今とで比べたらどちらも好きだと答えられる自信がある。

 

取りあえず空いているベンチに座り

 

「喉渇いたから飲み物買ってくるわね」

 

「じゃああたしも行きます!」

 

「わ、わたしも……!」

 

八十住さんとさやかとまどかはジュースを買いにその場に離れ

残ったのは私とマミと杏子とほむら

 

「……七夕さんが身につけているヘアピンなのだけど……それが魔女文字ってことは解る?」

 

マミは八十住さん達が見えなくなった所で話した。

 

「魔女文字……魔女のことなら、見たことはないけどそうなんだなっということはわかるけど……

 ゲルトルートやシャルロッテが主にくれるんだけど、その子達によると

『なんでかわからないけど、この文字を貴女に送らなきゃ』って思ったらしい……

 私も送ってもらうように頼んだのもよくわからないし……なんだろうね」

 

私は、質問の答えになっていないような事を言う。

 

「その子らに、こういう文字がどういうものかというのは理解してるのか?」

 

杏子はいつの間にか買ったスナック菓子を口にくわえながら言う。

 

「理解しているみたい。でも名前までは知らなかったらしいよ」

 

私は一応そういう。

聞いただけだし、確かな情報じゃない。

 

「その文字を何処から聞いたの?」

 

ほむらは真剣な表情で私を見てそう言った。

 

「初めて会った時の話しで、不思議なものもあるんだなぁって思って、その時に白紙の紙に

 書いてもらって何故かそれを送るようにって頼んだの。

 それからほぼ毎日だけど送ってもらっているの」

 

最初のときにお願いした記憶と一致している

とだけ付け加えておいた。




魔獣退治はまだ先です。
ちなみに病院内にある食事亭のことなんですが
実話だったりします

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