魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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呉キリカと一人

現在、私のルートは

学校はマミと一緒に登校する。

放課後、マミと一緒にマミ父親の面会をする。

マミはマンションがある家へと帰宅するが、私は杏子のいる教会へと向かう。

途中からマミとマミ母親と合流。

話が終わったあと、杏子とモモとマミで遊ぶ。

日が暮れ始めるのでマミとマミ母親は帰宅。

ついでに私も教会を後にするが、織莉子の自宅へ赴く。

織莉子と二時間会話したあと隣町に教会を織莉子と織莉子父親に強制的ではないが

勧めてみる。

20時帰宅。

となる。

 

だが、現在20時10分。

織莉子から探して欲しいと探偵みたいな依頼をされた。

ストラップを落としてしまったらしく、どこに落としたさえ解らないとのこと。

多分帰宅途中になくしたから帰るついでに探して欲しい。

とのことだった。

 

断るのも性分にあわないので、織莉子が通っている学校のへの行く道を教えてもらい

今はその道順を追って探している。

 

「ストラップだからなぁ……どこにあるんだろ?」

 

「あ、あの……」

 

独り言を聞かれたのか声を掛けられた。

振り返ると。黒髪のウルフカットしている同じ制服をきた女子に声を掛けられた。

 

「も、もしかして……これ? ですか?」

 

そう言って差し出されたのは、織莉子が落としたというストラップである。

 

「あぁ~。うん、これだよ。どこにあったか分かる?」

 

「そこの……並木ですけど……」

 

「ありがとう! たしか隣のクラスの呉キリカさん……だったよね?」

 

「え? そうだけど……」

 

やっぱりか。

引っ込み思案で不登校気味だと先生の間で噂されていたため、噂をしていた先生たちを捕まえて

いろいろ聞き込みしたんだよね。

 

「キリカこのあと予定ある?」

 

「ないけど……」

 

そういうと同時にキリカのお腹が鳴った。

 

「はぅ!!」

 

キリカは顔を赤く染めた。

恥ずかしいのだろう。

 

「よし! じゃあ、どっか食べに行こう。見つけたお礼に奢ってあげるよ」

 

私はそういうとキリカは恥ずかしそうに頷いた。

 

着いたのはマミとよく通うカフェである。

近くにこのカフェを見かけたのは運がいいと思うね。

 

「さぁどうぞ。私もお腹すいていたしちょうどいいや」

 

キリカを前の席に座り、私が注文しておいたサンドイッチを目の前にして一口食べた。

 

「何か悩みごととかあるの?」

 

私はサンドイッチを一口食べながらそういうと

キリカは飲んでいたジュースを吹き出した。

 

「!? げほっ………げほ………悩みは……特に……でも、性格を変えたいなって思って」

 

「性格? あっ、そっか。なるほど……どういうふうになりたいの?」

 

私はテーブルを拭きながらそう聞き返す。

 

「今の性格の真逆……」

 

「つまり、根暗で内気な自分をポジティブで社交的になりたいというわけね」

 

「うん……」

 

「それならさ。特訓してみようか」

 

「特訓?」

 

「自分の性格ってさ、変えたいと思っても変えられないんだよ。長い間形成されたものでね。

 だから、その性格を短時間でさっき言ったような性格に簡単に変えられるよう

 努力する。つまり特訓が必要なわけ!」

 

私は鞄からノートを切り取り、いろいろ書き込みキリカに渡した。

 

「これって……」

 

キリカは少し驚いたような顔をした。

 

「うん。実践内容だよ。これでも無理なら、最終手段を使うけどね」

 

「できるかな……?」

 

キリカは不安そうな声でそういったが、

 

「できる出来ないじゃなくて、やるかやらないかだからね。やってみていろんな結果を

 出してみようよ。時間はかかると思うけど頑張ろう! キリカ」

 

「あ、ありがとう……えっと……」

 

「あ、名前言ってなかったね。私は七夕かなみ。かなみって呼んで。学校は同じで、

 隣のクラスみたいだから一緒に頑張ろう」

 

「うん!」

 

それからキリカとは少し話をしたあと別れた。

 

「ただいま~」

 

《おかえり。遅かったじゃないか》

 

キュゥべえは居候で尚且つお父さん的な役割のように感じるんだが……

気のせいかな?

 

「ちょっと頼まれごとを。キュゥべえはお腹すかないのかな?」

 

《空くという概念がないからね。でも、そんなに困らないというわけじゃないよ》

 

「はぁ……」

 

《母星から連絡があってね。希望から幸運に変わるエネルギーを摂取するようにということに

 なったよ。ただし、既に魔女になる前提で契約した魔法少女の場合は、魔女を全て倒したあと

 魔女が倒されるエネルギーを摂取するということになったんだけど、判断は七夕かなみに

 任せるらしいんだ》

 

なるほど……。

と私は納得しつつ

 

「ちょっと待って。なんで、私の判断に委ねられるの?」

 

《君が提案したからさ》

 

「そうきたか」

 

どうやらキュゥべえという個体の母星は私の意見を尊重とするとともに、結果すら委ねられた

らしい。

 

「それだと絶望を摂取したということになるから、既に魔法少女の人たちに真実を告げる。

 狂乱してしまう子は強制的にソウルジェムを元の魂に戻す。

 そして、今までの行いを謝罪したあと、許してくれた人に希望から幸運に変わるエネルギーを

 説明。ソウルジェムを一旦戻してもらうことになるが、次のソウルジェムは希望から幸運に

 変換されている。勿論、必要なときだけソウルジェムを取り出し、必要じゃないときは元の

 身体に戻るということ。魔女じゃなく魔獣退治に専念して欲しいと告げる。

 魔獣は不幸と絶望から生まれたものと説明した上で、再び契約を交わすという方向はどうかな?」

 

長く喋ってしまった。

 

《なるほど、つまり君は既に魔法少女になっている子に全てを明かすということだね》

 

「簡単に言えばそうなるよ。どうかな?」

 

《わかった。あと穢れはどうするんだい?》

 

「希望から幸運に変わるから穢れなどしない。各街の魔獣の配置はその地域によって発生する

 けど、縄張り争いがあると思うから、それが生じぬようにキュゥべえの母星が創り出すように

 形成する。各地区平等にね」

 

《わかった。そう説明しよう。また何かあったら報告するよ》

 

そう言ってキュゥべえは部屋から出て行った。

 

「忙しくなるなぁ……」

 

私はそう呟きつつ風呂場へと向かった。




長いです。

ここまで読んでくれてありがとう。

飛ばした方はごめんなさい。

文字数は長いですが、キュゥべえとかなみの会話は入れないといけないのでこうなってしまいました。
オリジナル方向で転がっているので、原作を見ている方には
「ああ、こういうことなんだな。こうなればいいのにな」
と思ってもらってください。

飛ばすと次回の話が訳からない状態になります

次回は時は遡ってほむらとかなみが出会います。
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