魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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キュゥべえのえべゥュキ

鍋の中に大量に入っていたカルボナーラは、三時間後くらいに全部食べ終えた。

 

「あー……食いきれねぇ……。もうパスタ類は見たくないぜ……」

 

杏子は大盛り五杯頼んだが、限界のようで綺麗に食べ終えた後お腹をたたきながら

そういった。

 

「私も……食べれないわ……。張り切り過ぎっちゃったようね」

 

カルボナーラを大量に作ったマミでさえ落胆ぷりを思わせる。

 

「そうね……。でも美味しかったわ。ごちそうさま」

 

ほむらはマミに同意しながら、ご馳走をしてくれたことに感謝した。

 

「そうだね。マミ、今度はまどかとさやかとあんみとこよみを呼んでから

 またしたいよ……。ね? 織莉子」

 

「ええ。今度はみんなで……食べたいわ」

 

キリカと織莉子はうんうんと縦に頷く。

 

「その時はおでんにしようぜ。マミ」

 

いつかはするであろう予定の食事を決める杏子。

 

「そうね。その時になるまで頑張るわ」

 

マミは嬉しそうに笑った。

 

「かなみさんもそれでいいかしら?」

 

「うん」

 

『楽しんでいるようだね』

 

私が返事をすると壁からひょっこり現れたキュゥべえが、相変わらずの無表情さを保ちながら

そう言った。

 

「キュゥべえ……。どうしたの?」

 

『さっき君たちが戦った魔物について情報が聞けたからね。教えようと思って』

 

詳しい情報?

確かに私たちは魔物と戦うのは初めてでそれなりに苦労したけど、コツさえつかめば苦労

することはないのだが……

 

「それって何かしら?」

 

ほむらは少し冷ややかな目をキュゥべえに見せつけながらそういうと

 

『魔物は魔獣と魔女が融合したものだと説明したよね? その性質についてさ。

 攻撃方法は、魔獣の使うビーム光線みたいなものと魔女たちが使う使い魔を

 別れている。弱点は様々だから注意したほうがいい』

 

攻撃方法がバラバラか………。

さっきの魔物退治は使い魔を召喚していたし、魔女の方の性質だろう。

でも、魔獣退治は私にしか感知できないし……。

あぁ……どうすればいんだか……

 

『……という訳だから。魔獣の方はかなみにしか感知出来ないようだから。魔獣に詳しい

 ことを聞きたいのなら僕じゃなくてかなみに言って欲しい』

 

あ、……聞き逃した。

 

「キュゥべえは感知出来ないのかしら?」

 

『無理な話だね。魔女より気配は濃い感じだけど、僕たちじゃ見分けは付かないんだ』

 

マミの質問に首を振るキュゥべえ。

確かに私が初めて魔獣退治をしたときに、不思議がってたからなぁ……。

 

『じゃあ、僕は、ほかの魔法少女達にも連絡してくるよ』

 

キュゥべえはそう言って消えていった。

貫通能力か……便利だな……。

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