使った皿と鍋をマミと一緒に洗っているなか、キリカは背伸びをしながら
「マミ。お風呂沸かすのを手伝うよ。暇だからね」
「ええ。お願いするわ」
お願いされたキリカは風呂場の様子を見る。
マミは皿洗い、私は皿を拭いて並べる。
織莉子はテーブルを片付け、ほむらと杏子は話し合っている。
「それでだな。魔物はこうしてこうした方が倒しやすいんだよ」
「それだと……ここに隙が出てやられるのがオチよ」
魔物という物体に戦闘を立て直す。
(魔獣と魔女が融合した物体……攻撃も毎回現れるたびに違う厄介な敵。どうしようか)
私は皿を拭きながら悩ませていた。
「所で魔獣ってあの男性みたいなものよね? 顔にモザイクがかかっていたけど……」
マミは皿を洗いながらそう聞いた。
「そうだよ。魔獣は人の憎悪や憎しみを具現化したものなの。だから、私にはそれを感知できる
理由は多分、最初の時と同様のもだから」
「そう……七夕さんだけにしか感知できないのはややこしいわね。他のみんなにも感知
できないか試そうかしら……」
「キュゥべえも言っていたと思うけど、魔女と魔獣は一緒なんだよ? 難しいと思うけど」
「そうよね………っ!」
マミは私の話を頷いていると何かを感じたのか、驚愕した表情を浮かべる。
「どうしたの……?」
「魔女の気配だわ……七夕さん感知できなかったの?」
「え……うん」
魔女か……。
「そうなの……もしかしたら……」
マミはブツブツ言いつつ
さやか『マミさん! 魔女ですけど……。今抜けたら怒られるので任せていいですか?』
マミ『ええ。鹿目さんも今夜は任せて』
まどか『ごめんなさいマミさん……』
ほむら『気にしなくていいわまどか。親を心配するのは当然だもの』
まどか『ほむらちゃん……』
杏子『でも、キュゥべえから圏外なのによく届くよな……』
あんみ『七夕の固有魔法よ。彼女の魔法は多種多様なの。見ただけで使えるすごいわよね』
キュゥべえ『確かにその内容で契約した魔法少女もいるよ』
あんみ『そう。……私は仕事で用時は離せないし、こよみは近くにいるけど……寝ているから…
無理そうね。そんなに数は多くないはずだから頑張って』
さやか&まどか『じゃあ、マミさん達お願いします』
マミ『任せて』
テレパシーが終わったのか、マミは洗っていた皿を置き、
「ごめんなさい。私たちだけで行くから。七夕さんは待っていて。お風呂が沸いたら
先に入っていいから」
「了解。いってらっしゃい」
「行って来ます」
マミ、キリカ、杏子、ほむら、織莉子を見送ったあと、私は少し微笑んで
「さて、続きをやろうかな」
そう言った。