美樹さやかside
マミさんとほむらから見た目は小学校低学年なのに、同じ中学生という容姿をした子に
まどかと一緒に会いにいくことになった。
中学生だってのは、キリカさんからの連絡網で回ってきたみたい。
でも重要なのは
『それから、かなみには内緒にしていて欲しいそうだよ』
つまり、かなみさん以外はその子が中学生であると知っているのだ。
んー……多分そういうことだろうね。
そしてご対面の時。
マミさんは明日が抜き打ちテストなので、友達と勉強をしに行くという連絡があるため欠席。
杏子と織莉子さんは転校手続きが終わってないため欠席。
キリカさんとほむらは買い物をするため欠席。
あんみさんは夜勤明けで眠いので欠席。
こよみさんは塾に行くため欠席。
つまり、ここにはまどかとあたししかいないのだが、待ち合わせの公園まで二分ちょっとある。
「今日は皆、都合悪いみたいだね……。これが終わったら練習しようかと思ったけど……」
まどかは溜息まじりにそういう。
「そうだね~」
「お待たせしましたです」
丁度公園に着くと同時にあたしたちの後ろから声が聞こえて振り返ればたしかに小学校低学年
にしか見えない女の子がいた。
「初めまして! 夏樹リンです」
リンは腰ぐらいのツインテールをしてて、幼い服装をしてランドセルを背負っていた。、
……ってランドセル?
「え? 中学生……だよね?」
まどかもランドセルの存在に気づいたのかそう聞いた。
「ランドセルはただの飾りだよ。警察に補導されないようにしているんだ」
苦労しているなぁ……。
鹿目まどかside
「そういえば、学校どうなってんの?」
さやかちゃんは、私も考えていた質問をしてきた。
「ちゃんと通っているよ。そういう場所があるからね」
そういう場所ってどこだろ……?
「あ、自己紹介忘れてた。わたし鹿目まどか」
「美樹さやか。よろしくね!」
「はい!」
リンちゃんはマミさんの家に居候しているらしく、マミさんの家に着く間いろいろ話すことに
なった。
「リンちゃんは、魔法少女になったのはいつごろ?」
「んー……一年前かな。でも戦ったのは昨日だよ。深夜ぐらいに魔女が出てきて、結界がある
場所に行ったら、かなみ様に出会ったきっかけです」
「え? 様?」
「昔から人を呼ぶときは~様と呼ぶことにしているだよ」
「え!? マジ!?」
さやかちゃんは驚いている。
「マジです! 大マジです!」
リンちゃんは手をブンブン動かしながらそういう。
「戦ったのが昨日なら……一年間何やってたの?」
わたしはそういうと
「固有武器の出し方や使い慣れなかったからその練習をしていたよ。大砲だから
慣れないと実践は無理だなぁ~って思って」
大砲……。
なんかほむらちゃんの武器を思い出すよ……。