魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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それぞれの結束

一通り話を終えると、ほむらはしばらく黙り込んでから

 

「その『自分を信用している人しか記憶を継続して欲しい』……そういうことを願った魔法少女は

……そう話したのね」

 

何かを考えるかのように言った。

 

「そうだよ。私は、いつすれ違ったか覚えていなかったけど、その子……片桐京香(かたぎりきょうか)

 って言うんだけどね。その子は覚えてたみたい。私の髪の色が珍しいからという理由でね。

 すれ違ったのは、確か……「午前二時三十分」……へ?」

 

振り返るとそこにいたのは……さっき話していた片桐京香である。

若干茶髪よりの腰ぐらいある長い髪フリルをふんだんにあしらったような感じの魔法少女の姿

右手には京香の身長よりやや高い箒がある。

それにしても痩せすぎのような気がするが……

 

「貴女は……?」

 

ほむらはいきなり現れた京香を(にら)みながらそう言った。

 

「さっき、七夕さんの会話で出て来た、『自分を信用している人しか記憶を継続して欲しい』

 と願った魔法少女、片桐京香ですよ?」

 

それを訊いたほむらは、目を見開きながら

 

「貴女が、片桐京香……?」

 

「そうだよ。貴女は?」

 

京香は笑顔のまま私のところに近づいてにっこり微笑む。

ほむらは戦闘態勢から通常に戻り髪をかきあげながら

 

「暁美ほむらよ。よろしく片桐京香」

 

と言った。

それを訊いた京香は変身を解いた。

彼女の普段着は、どっかの地域で誰かが着ていそうな分厚いコートにマフラーと今の時期では

季節外れな服装をしている。

ちなみに今の季節は夏である。

 

「暑くないの?」

 

私はいかにも暑そうな服装を見て戸惑いながらそういうと

 

「あー……拒食症(きょしょくしょう)で……昨日医者から診断されて……」

 

苦笑いしながらそういう。

 

「食べ過ぎて禁断症状が出るやつ……だったかしら?」

 

ほむらはそう言うと

 

「違うよ。それは過食症(かしょくしょう)だよ………。んーそろそろ病院だからまた会おうね」

 

ビルの屋上と言ってもとなりは病院だっため京香は、次にあう時間を教えその日は帰っていった。

 

別の日。

 

ほむらと私は再びビルの屋上にいると、魔法少女の姿で、京香は現れた。

最初会った時より少しだけ太っているようにみえる。

 

「ごめんなさい。少し診断が長くて」

 

ほむらと私はとりあえずほむらの家に行くことになり、着いて

ほむらは紅茶を差し出してから京香はそう言った。

ちなみに現在の時刻は丑三つ時。

 

「いいえ。気にしてないわ」

 

ほむらは髪をかきあげながらそう言った。

 

「ありがとう……。あとお願いがあるのだけど、私の仲間になってくれないかな?」

 

「仲間?」

 

私は少し驚きながらそう聞いた。

 

「私今まで、何人かと組んだ事はあるけど、信用していなくって……でも、七夕さんと暁美さんは

 互いを信じて、信用しているし、それに私のことも信用しているのが嬉しくて」

 

嬉しそうに微笑みながら京香は、ほむらをぐいっと近づく

 

「特に元時間遡行者の貴女には、仲間になって欲しいの」

 

「仲間ぁ!?」

 

流石にその言葉に呆れるほむらは、私をみて

 

「この子……頭大丈夫なの?」

 

と聞いてきた。

私は一応、手を上げて

 

「マミのようなものと思えば……」

 

「……そう」

 

私はそういうと、ほむらはそれに納得してしまった。

 

「元だろうとなんだろうと時間遡行者という経歴が欲しいの。それに七夕さんを信用しているのは

 貴女だけみたいだし……だから仲間になりましょう」

 

「……そういうことなら別に構わないけど……」

 

ほむらは照れくさそうに顔を背けながら紅茶を(すす)る。

 

「ほむらは照れ屋だねー……」

 

「そんなんじゃないわ!」

 

「照れ屋さんな暁美さんも可愛いですね!」

 

「もう……っ! 勝手にすればいいわ!」

 

ほむらはさらに顔を赤く染めた。




オリジナルキャラ出します!
オリジナル魔女も出します!
もうオリジナルなしでは話が進まないのだよ!!
追記
前回の話が噛み合ってないので噛み合せました。
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