杏子と別れた後しばらくして、京香はご機嫌ななめになる。
「どうしたの? 京香?」
「杏子と仲良く慣れそうな気がして……。それに……」
「それに?」
「……ううん。なんでもない。私病院に行かなきゃいけないから、また後で会おうね七夕さん」
京香は時計を見て慌てて病院へと早歩きで言った。
走ったら骨が折れそうでちょっと怖い……けど早歩きなら大丈夫らしい。
「ん? かなみじゃないか!」
そう言って後ろからダイレクトアタックされ振り返るとキリカと織莉子だ。
「キリカに織莉子……!? 覚えているの?」
私は驚きを隠せないままそういうと
「ん? なんのことだい?」
キリカはそういうため私は事情を話すと
「かなみを忘れる!? あたしや織莉子はそんなことする訳ないじゃないか!」
説明を終えると同時にキリカは怒りながらそう言った。
「それにしてもややこしい魔法ね。願いまでも取り入れる魔法少女って聞いたことないわ」
織莉子は若干呆れながらそう言われた。
「ははは……ちゃんと区切ったつもりだったけどね」
「その魔法が本当なら、覚えていないのは、巴さんと夏樹さんだけだと思うわ。
八十住さん、宝蔵院さんは貴女がいないことに疑問を抱いていたみたいだし、鹿目さんと
美樹さんも同じだから。信用しないと記憶が引き継がれないのは残念ね」
織莉子はジェラートを食べてからそう言った。
場所は移動し、私とキリカと織莉子は織莉子宅にいた。
ジェラートはキリカ特製である。
氷にいちごに練乳にジャムに砂糖。
んー甘い。
「でもなんでマミとリンだけ覚えていないのかな?」
私は少し疑問を抱きながらそういうと
「さー? 何かを
キリカ特製ジェラートを食べながらそう返した。
「何かを企ててって……何?」
「二人で何かする予定みたいだったけどねー。誰かを信頼しなければ継続しないのはそのせい
じゃないかな? 今は忘れてお菓子作りに夢中になっているし……はぁ……織莉子の作る
お菓子が断然うまいのに……」
私の質問にキリカは最後のジェラート一口をパクっと食べながら溜息をついた。
「じゃあマミとリン以外は全員覚えているのね?」
「そういうことね」
織莉子は紅茶を一口飲んでからそう言った。
「……よかった。ほむら以外全員忘れていると思って軽くショックだったし……
信頼してくれるだけでありがたいかな……」
私は、肩を落とすようにそう言った。
今まで気を張ってて疲れてたような気がする。
もう迷うことはない……。
前の話数と会話が噛み合ってないことに気づいてずらしているけど、
自分で誤字脱字しててどうする……。
もしかしたらこれも修正するかもしれない。