魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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とある一日

キリカと織莉子にまどか達に伝言を頼んで織莉子邸を後にした。

ワルプルギスの夜は、ほむらが言うにはとっくに過ぎているらしいし、織莉子による予知も

まどかが最強の魔女になることはないから、ほむらと織莉子の間は非常に仲がいい。

それでも、クールな性格なのか杏子達の事は時間遡行したのが原因か友人と呼べるとは

行かないようである。

 

時刻は17時。

そろそろ家に帰らなければならない時間帯である。

というか、5時間も織莉子邸にお邪魔していたとは……。

帰ろうとするとキリカは

 

「愛が足りない!」

 

などと言って抱きつかれたし、それをみた織莉子も

 

「わ、私も愛が足りない!」

 

キリカの真似をして抱きつかれてしまった。

愛ってのは本当に恐ろしい。

 

「七夕。何をそこでぶつぶつ言っているの?」

 

そう言って声を掛けてきたのは、八十住さんである。

八十住さんの服装は最初に会ったときと同じでラフな格好をしていた。

 

「久しぶりね。高校は……休みなのね」

 

「久しぶりです。今帰りなんですか?」

 

私はそう尋ねると八十住さんは右手に持っていた黒い鞄を持ち上げて

 

「今日は、病院に来られない患者様の診察。今日もまたあるの。魔女狩りには当分行けそうにない

 から、暁美に言っておいてくれると助かるかな。それじゃ」

 

八十住さんはそう言って手を振ると足早で行ってしまった。

 

「医者って大変なんだなぁ……」

 

私は八十住さんを見送ってから歩こうとすると

ゴツン!

と鈍い音が左斜め上で聞こえた。

 

見てみると宝蔵院さんが電柱と思いっきり真正面からぶつかった音のようで、

宝蔵院さんは頭を両手で抑えながら丸まっていた。

 

「宝蔵院さん……大丈夫……ですか?」

 

私は近寄ってそういうと、宝蔵院さんは私の方を見て

 

「かなみ……かぁ………。よくあることだけど……大丈夫………だよ。あははは……」

 

左手で額を撫でながら立ち上がって苦笑いを浮かべながらそういう。

全然大丈夫じゃない。

というか、よくあるのか……。

 

「不幸だし……あの人の気持ち……よくわが!?」

 

今度は舌を噛んだようだ。

涙を浮かべている。

 

「ふ、不幸だよ………もう魔法少女の姿で帰ろうかなぁ………」

 

そう言ってまた帰ろうとすると

 

「へぶっ!?」

 

今度は転けた。

見ていられないので、結局宝蔵院さんの家まで送ることにした。

 

宝蔵院さんの家から、私の家まで結構な距離があるため、帰りは近道して帰ろうとすると

 

「あら? 貴女は……確か……暁美さんが言っていた七夕かなみさん……でしたわよね?」

 

聞き覚えのある声。

目の前には魔法少女の姿である志筑仁美がいた。

 

 

 




久々の志筑仁美を登場させる。
ふふふ、志筑仁美は好物……じゃなくて、結構好きなキャラです。
ワカメ呼ばわりですけど。
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