MMCはそのあと雑談(といってもチャット)で盛り上がり、21時を回ったところで解散となった。
私はパソコンの電源を消して背伸びをする。
「京香もこのサイト知っているのかな……?」
私はそう思いつつ風呂に入るべく脱衣所へと向かった。
片桐京香side
時刻は夕方に差し掛かった頃
「じゃあ、今日はオムライスで行ってみましょうか。食べれるだけ食べてちょうだいね」
八十住先生は私が今日食べたノートを見てからそういった。
ちなみにこれはオリジナル治療法で、梅干からはじまりだんだん食べる量が多くなる
ことで拒食症が直せないかという八十住先生が考えた治療法である。
八十住先生の考案なので、実際がこうなのかというと私も詳しく知らない。
「オムライス……ですか……」
ちなみにオムライスはとある街のとある場所だけで社会現象を起こしてしまったことがあるが、
私もその場所に行きオムライスを食べたのはいいが、結局は戻してしまったわけで……
その記憶があるのか私はやや抵抗気味になる。
「無理せずに、食べれるだけ食べればいいわ。この前はハンバーグだったけど大丈夫だったの
でしょう。無理はしない方がいいわ」
そう言いながらノートに黒いボールペンで『オムライス』と書いて私に渡した。
「何事にもチャレンジね」
八十住さんはそう言った。
病院を後に私は、ノートを鬱屈そうにみた
「はぁ……これでいいのかなぁ?」
とりあえず腹ごしらえしたいが、家で食べるか外で食べるかだよなぁ……
外で食べた場合、残してしまうし……。
そんなことを考えていると変な格好をした少女がお腹を抑えて
「お……お腹すいた……。金欠だし家もないし……はぁ……」
そういいながら私の横を通り過ぎた。
「? なんだったんだろ?」
私はそう言ってその場から離れた。
七夕かなみside
ピンポーン
風呂を上がってパジャマに着替えると同時にインターホンが鳴った。
タオルで髪を拭きながら扉を開けると
「お腹……すいたので飯をください………」
「………はぁ……入って」
取りあえず部屋の中に入れてインスタント食品をテーブルに置くと当時に勢いよく食べる。
ちなみにこの子は、二日前にあった高野さん。
名前は知らないが、腹が減って倒れている所を助けたら恩人になってしまった。
というわけである。
それからというもののどこかであっては、お腹を空かせて食べさせてあげているのだ。
「はー! 美味しかった!」
インスタント食品であるレトルトカレーを大盛りでついだのだが、一分も経っていないのに
食べ終えてしまっている。
どんだけお腹へっているの?
新キャラ登場