ワルプルギスの夜決戦まであと五日。
私は、織莉子とキリカと一緒に街の探索というなのデートに誘われた。
「ふふふ、かなみといると愛が満たされるよ」
キリカの顔が気持ち悪いぐらい歪んでいるが突っ込まない。
「ふふふ、かなみさん今日も可愛いわよ」
そうか……よかったな……じゃない。
「動きにくいし、周りの視線が気になるのでそろそろ離れてくれないでしょうか?」
「「いや」」
断固拒否されてしまった。
キリカと織莉子は私の両腕を抱きしめたまま離そうとしない。
かれこれ二時間は経過しているのに一向に離れないのはこまる。
わたしはワルプルギスの夜出現予想を探しているってのに。
「……ここじゃないかぁ……」
織莉子の固有魔法である未来予知は便利だなとつくづくおもう。
事故防止になるからね。
「魔女が現れたよかなみ」
キリカにそう言われその場所まで行くことに。
相変わらず魔女の気配は感知できない。
結界の入口につくとほむらと杏子とさやかとまどかとマミがいた。
「? デート中だったのかしら?」
マミは私を見ると不機嫌になる。
「違う。視察だよ」
「そうなの。ふふよかったわ」
マミになんか悪いことしたかなぁ……。
最近嫌われがちなんだけど……。
「かなみちゃんの戦っているところ見たことないから一緒についてきてくれる?」
まどかにそう誘われ私は頷いてから
「そういう訳だから織莉子とキリカ、一旦離れて」
そういうとすぐ離してくれる。
「そういえば、魔女語? かしら……? それがわかるのよね?」
マミはそう聞いてきた。
「まぁ……。魔女文字を解読したからねー……」
そういうわけで私は早速結界の中に入った。
織莉子とキリカとほむらと杏子とマミは外で待つらしい。
大人数ではまとまりがないからというのが理由らしい。
今回の魔法少女の服装はゴスロリだった。
武器は刀。
「そういえば、かなみさんって服装かわるんでしたっけ?」
さやかはそう聞いてきた。
「まぁね。武器も変わるみたいだけど……」
「そうなんだ」
まどかは納得したのか頷いてそう言った。
結界の最深部にいくと魔女のお出まし
名前は『アベレージ』らしい。
「猫の魔女!?」
「かわいい……」
『来たな! 魔法少女ども! この猫女王様が相手だ!』
『そう言われても。というか猫女王様なんだ』
『!? 言葉がわかるのかい?』
『そりゃあ……まぁ』
「かなみちゃんさっきから黙って何しているの?」
「へ? 魔女と会話してるけど……」
「そうなの!? 会話しているふうに見えなかったけど」
そうなのか?
傍から見れば黙っているのにしか見えないのか……参考になるな。