マリー=ヒューズの操るミラジェーンの魔力、サタンソウル。それの一撃を食らったプロットモンの首から、ホーリーリングは破片となって崩れ落ちる。その直後、プロットモンの体が光を放つ。数日前にも同じ現象を見たことのあるゴーシュには心当たりがあった。
「これは、まさか…!」
「な、なんだ!?」
ゴーシュは頭にあるデジヴァイスを目元まで下げる。デジヴァイスもプロットモンと同じように光を放っており、ゴーシュの中での予想が確信へと変わった。抱きかかえていたプロットモンを地面に降ろす。
「プロットモンが、進化するんですよ!」
「何だと!?」
「…!面倒なことになる前に…!」
ゴーシュだけではない。この場にいた者は全員、ドルモンの進化をその場で見ているのだ。進化と聞いて、敵であるマリー=ヒューズが黙っているわけがなかった。サタンソウルを操り、プロットモンに対し殴りかからせる。
「
時間を稼ぐ為、ゴーシュは結界で防御の態勢に入る。サタンソウルであれば
「プロットモン、進化―――――っ!!」
プロットモンとデジヴァイスの放つ光が更に強くなり、姿を視認できなくなる。サタンソウルはその光に怯むことなく、結界を難なく破壊しエルフマンやゴーシュを無視して一直線にプロットモンを狙う。
デジモンは人間ではない。人間ではない以上、マリー=ヒューズはその手に持っているタクトで操ることが出来ない。先日のドルガモンのパワーを敵として目の当たりにしていることで、デジモンの進化がどういうものなのかよく理解していないながらも妨害に入ろうとしたのだった。
そしてプロットモンの放つ光は、空へと逃げているリサーナにも見えていた。それが進化の光だということに気づき、次に思ったのはどんな姿になるのかということだった。デジモンの進化先は一つではない。そのことを丁度この場所へ向かうまでの道中で話していたのだから、気になるのも当然といえる。実際、エルフマンやゴーシュも同じ事を考えていた。
サタンソウルが、プロットモンがいる場所へ拳を叩き込んだ次の瞬間。
「な…!?」
マリー=ヒューズが驚きのあまり、言葉を失う。目にした光景を信じられなかった。
プロットモンとほとんど変わらないその小さな体躯。だというのに、サタンソウルの拳を簡単に躱し、カウンターの如くサタンソウルの腹部へと突進するかのようにその拳を撃ち込む。サタンソウルはその威力により、後方へと数メートル吹っ飛ばされる。両足を地面につけ勢いを殺したにもかかわらず、マリー=ヒューズの前でようやく勢いを殺し切れたことに驚愕した。
サタンソウルを吹っ飛ばした、プロットモンが進化した成熟期。プロットモンとほぼ同じ大きさ、二足歩行を可能としたその
「―――――ブラックテイルモン!!」
☆
デジモン図鑑に載っているプロットモンの記述に、気になっていた点があった。まだ幼い為に神聖的な力を発揮することが出来ず、自らの使命も理解していない。それ故性質的に不安定な状態で善にも悪にもなり得る、というものだ。
「力が、漲ってる…!これなら勝てるよ、ゴーシュ!」
「待って、プロット…じゃなかった、ブラックテイルモン。確かに身体能力は上がったみたいだけど、単純なぶつかり合いじゃ――」
「行っくぞーーっ!!」
「あ、ちょっと!」
僕の話も聞かずにサタンソウルへと突撃するブラックテイルモン。両者の拳が真正面から衝突する。
「ネコパンチ!!…うわっ!」
僕の予想通り、ブラックテイルモンが力負けしてこちらへと転がって来たので受け止める。だから言ったのに…進化したばっかりだから若干興奮しているのかな。
「大丈夫?」
「う、うん…」
「ねぇ、前に言った約束のこと覚えてる?」
「ご、ごめんなさい!」
「分かれば良し」
うん、進化前と変わらないようで何よりだ。ブラックテイルモンの図鑑に確かウィルス種ってなってたからちょっと不安だったけど…後でちゃんと確認しておこう。ウィルス種のデジモンは気性が荒いとかそんな感じの説明文が多かったし。
とにかく、ちゃんと指示は聞いて貰わないと困る。ただでさえ手強い相手なんだから。
「ブラックテイルモン、少し下がって
「え、でも…」
「戦わないで、っていう意味じゃないよ…分かった?」
「う~ん…?……ん!分かった!」
ブラックテイルモンは、ちゃんと僕が言おうとしていることを考えて、ちゃんと理解してくれた上で従ってくれたようだ。
「何ゴチャゴチャ言ってるじゃん!」
「
「俺もやるぜ!」
「エルフマンさん…!よし、ドルモンとパタモンは援護を!」
「ああ!」
「りょうか~い!」
今は少しだけ時間を稼ぐ。ドルモンはまだ進化には慣れていない…恐らくパワーはドルガモンが上だけど、スピードを活かすならドルモンのままの方が良い。少しすればブラックテイルモンの
僕とエルフマンさんが一斉にサタンソウルへと駆け出す。エルフマンさんはさっきと同じように真正面から殴りかかり、サタンソウルも難なく躱し反撃しようと動くがドルモンのメタルキャノンがそれを阻止。その瞬間に身体能力を上昇させている僕がサタンソウルへと攻撃し、一度距離をとろうとしたのか大きく後ろへと跳躍し避けた。
「ちょこまかと鬱陶しいじゃん!こうなったらまとめて…「
もう魔力で攻撃させる隙は与えるつもりはない。僕の
「コイツら…!」
マリー=ヒューズも上手く攻め込めず苛ついているようだ。そう、今はただの時間稼ぎだ。相手を攻撃することよりも、こうして協力してサタンソウルの動きを阻害することに努めていれば、これ以上ダメージを食らうことはないしチャンスも生まれる。
「メタルキャノン!」
「エアショット!」
「くっ…!何!?」
サタンソウルを自分の元まで戻そうとしたようだが、今は僕とエルフマンさんが止めている。マリー=ヒューズは仕方なくその場から動く事で回避した。サタンソウルも魔力を解放して僕らを吹っ飛ばし、マリー=ヒューズの傍へ帰って行った。
「これなら行けるぞ!」
「…いや、多分こっちが消耗するのが先ですね」
サタンソウルの動きを抑える隙を作り、さらにマリー=ヒューズへと攻撃する。しかし相手は基本操り人形であるサタンソウルだ。マリー=ヒューズの魔力が尽きれば何とかなるかもしれないけど、それ以上にこっちの集中力がいずれ切れてしまう。そういう意味でも、これは短時間の時間稼ぎでしか使えない。
「…ウチは、もう力なき子羊じゃないじゃん」
「何…?」
「今は力持つ者として、大司教様に仇なす者を排除するのみ…ゼントピアを敵に回すことがどれ程の罪か、その身で知れぇ!!」
「こ、これは…!?」
マリー=ヒューズの魔力が急激に上昇し、タクトの形状がさらに変化する。魔力がマリー=ヒューズの周囲を渦巻いているのが分かる…まだ、何かある!?
「あぁ、大司教様!マリーは禁を破ります……どうか、赦したまえ!!」
マリー=ヒューズの上へと移動したサタンソウルの姿が歪み、魔力に包まれる。次の瞬間、その魔力はマリー=ヒューズへと降り注いだ。
「今度はなんだ!?」
「操った者を自分に取り込む、指揮術第三楽章…そう、自分自身を操る!これこそが禁忌!!うおおぉぉっ!!!」
「ぐっ、がはっ!?」
「エルフマンさ…ぐあっ!」
さらにスピードが上昇したサタンソウル…いや、マリー=ヒューズ。今まで遠くから操っていたのがこうして操った者と一体化することで指示がノータイムで伝わるようになったということか。
エルフマンさんが為す術無く連続攻撃を食らい、その傍にいた僕も何発か攻撃をまともに食らう。見えるけど、反応するのが間に合わない…!これじゃ、結界を使う余裕がない!
「ていやっ!」
「何!?」
このまま連続攻撃を受け続けて戦闘不能になってしまう前に何か作戦を…と、思考を巡らせていたその時、小さな影がマリー=ヒューズの顔面へと蹴りを入れ大きく仰け反らせた。僕はその隙に
そして僕は、その小さな影に向かって話しかけた。
「…ブラックテイルモン、行けそう?」
「任せて!思いっきり暴れてやるから!」
「叩きのめすのはウチの方じゃん!!」
自信満々にそう言ったブラックテイルモン。それを聞いて怒り心頭のマリー=ヒューズは拳をブラックテイルモンへと振り下ろした。
「こっち、だよ!」
「なっ…チィ!」
紙一重で避けたブラックテイルモンはマリー=ヒューズを攻撃…はせずに挑発する。そのままマリー=ヒューズの攻撃をヒラヒラと避けて、避けて、避け続ける。
「な、んで!当たらない!?」
「まだまだ、かかってきなさ~い!」
「こんな、猫擬きに…!!」
「み、見えねぇ…」
「プロットモン、凄い…!」
ブラックテイルモンは力こそサタンソウルに負けはしたが、サタンソウルの攻撃をあっさりと躱すその動体視力とその身のこなしこそが真骨頂だ。進化直後のサタンソウルへのカウンターパンチでそう感じたんだ。ブラックテイルモンを後方に待機させていたのはサタンソウルの動きを観察させて目を慣れさせる為。マリー=ヒューズがサタンソウルを取り込んでしまった時はヤバいと思ったけど…どうやらそれでもまだ対応は出来るらしい。
「このままで、勝てるんじゃ…?」
「…多分、無理じゃないかな~」
ドルモンの心の声を否定するパタモン。僕もパタモンと同じ意見だ。確かにマリー=ヒューズの攻撃を簡単に躱せているように見えるけど、逆に攻め込むようなことは全くしようとしていない。あれは躱すことに専念しているからこそ出来ている芸当なんだ。だから、どうにかして攻撃する隙を作る手助けをしないと…
「…あれ?もうおしまい?」
その時、マリー=ヒューズの攻撃の手が止まった。何か嫌な予感が僕の頭を過ぎる。その予感が的中したことを次の瞬間確信した。マリー=ヒューズの背中に、翼が見えたからだ。まずい、空にはミラさんとリサーナさんが…!
「防御結――――くそっ…!」
「うわぁ~!」
結界で行動を止めようとしたが間に合わず、弾き飛ばされたかのように一瞬で上空へと跳んでいくマリー=ヒューズ。その風圧でブラックテイルモンは僕の足下まで転がってきた。
「って、飛べるなんて聞いてないよ~!」
ホント、ずっと地上戦だったから忘れてたけど飛べるんだよね、サタンソウルって…気絶しているミラさんとそれを守っているリサーナさんを倒しに行ったのか、空から魔力弾で一方的に攻撃するつもりか分からないけど…どっちにしろ不利になることは確かだ。
「…ねぇ、ゴーシュ」
「パタモン?どうしたの?」
何処かを見つめながら僕へと話しかけてきたパタモン。一体どうしたのかと、その視線の先を追う。そして目に入ったのは、プロットモンが攻撃を受けて外れてしまったホーリーリングの破片。
「あの画像、空飛べそうなの多かったよね?」
「…パタモン、まさか」
パタモンが言う画像とは、きっとここに来るまでの間に休憩した時に見たデジヴァイスの画像のことだろう。
「出来そうな気がするんだよ」
何が、とは聞かなかった。しかし、これは賭けに近いやり方だ。外部からのデータを取り込んで
「でも…いいの?こんな…」
「いいよ。僕も、負けてられないからね~」
そう言いながら、パタモンはホーリーリングの破片へと歩いて近づいていく。そして、パタモンがそれに触れた瞬間。
「うおっ!?」
「きた…!」
「パタモンも…!?」
「進化するんだ…!」
今日二回目の、進化の光。パタモンと彼の足場にあったホーリーリングの破片は光に包まれていく。ドルモンは立て続けに進化が起きるとは思っていなかったようで驚き、ブラックテイルモンはどこか嬉しそうに進化を見守っている。
「パタモン、進化!!」
パタモンがその姿を徐々に変化させていき、やがて光が収まる。やはりホーリーリングという聖なる力を吸収したからか、それを扱う成熟期デジモンになるとは思っていた。四足歩行なのはそのままに体躯が大きくなっていく。頭にあった羽はその体躯に見合った翼となり、頭部には鋭い角のような物が生えた。そして、パタモンは今の名前を叫ぶ。
「―――ユニモン!!」
正直言って僕の予想していたデジモンとは違った。前世の記憶からエンジェモンになるような気がしていたんだけど…どうやら違ったらしい。まあ、今必要なのは空を飛べるということだ。それに関しては何の問題も無いだろう。それどころか、エンジェモンより飛ぶスピードは速そうだ。
「ドルモン、君も進化してエルフマンさんを乗せて。上手く挟み撃ちにしよう」
「でも、俺じゃスピードで負けるんじゃ…」
「多分ね。大丈夫、二人は止めのタイミングで活躍してもらうから…エルフマンさん、ドルガモンの接近のタイミングは任せます!」
「おう、任せておけ!!」
「ブラックテイルモン、悪いけど僕と一緒に…」
「やった~!」
ブラックテイルモンは自ら僕の腕の中へと飛び込んできた…あれ?プロットモンの時は抱かれると大人しくなるようだったから嫌なんだと思ってたんだけど…
「ま、まあいいや。それじゃ…頼んだよ、ユニモン!」
「了解!」
ユニモンに僕とブラックテイルモン、ドルガモンにはエルフマンさんが乗りそれぞれ空へと飛ぶ。ここからは空中戦…作戦を練り直しておかないと。
☆
「ん……ここは…リサーナ?」
「ミラ姉!良かったぁ!」
プロットモンがブラックテイルモンへと進化し、ゴーシュ達やエルフマンが連携してマリー=ヒューズと融合する前のサタンソウルと戦っていた時、
「というわけなの…」
「そう、サタンソウルが…っ!この魔力は…!?」
「な、何あれ!?」
リサーナとミラは異常な魔力の高まりを感じ取り
「サタンソウルが…!」
マリー=ヒューズに取り込まれたサタンソウル、そしてゴーシュとエルフマンが攻撃された時すぐに飛び降りようとした二人だったが、それはブラックテイルモンが先に動いたことで中止する。
「あれって…?」
「多分プロットモンが進化した姿よ!さっきドルモンが進化した時と同じ光が見えたんだ!」
ブラックテイルモンとマリー=ヒューズが肉弾戦を繰り広げ、ブラックテイルモンはその攻撃を避け続ける。それを見たリサーナは唖然とする。仮にも自分の姉でありS級魔道士でもあるミラの力を前に、その攻撃を全て避けている。あの無邪気な子供と言う言葉が当てはまるようなプロットモンがあそこまで強くなる。デジモンの進化がここまで凄いものだったことに驚く。
「もしかしたら勝てるかも…!」
「…いいえ。このままじゃ負けるわ」
「え!?」
「確かに避け続けているあの子は凄いわ。でも、攻めに転じることが出来ずにいる」
ミラは冷静に戦闘を観察し、ブラックテイルモンの状況に気づく。と、その時、サタンソウルがその翼を広げたのを見てこちらへ来るつもりなのだと理解した。
「リサーナ、ここから離れるわよ!」
「え、ミラ姉っ!?」
ミラがやや強引にリサーナを連れ飛び降りる。その直後、一気に上昇したマリー=ヒューズによってさっきまで乗っていた
「み、ミラ姉…?その姿…」
「マスターに禁じられた姿だけど…勝つためにはこれしかない」
いつの間にかミラに抱えられたリサーナは、今まで一度も見たことがないミラの姿に戸惑う。ミラが変身したのはマリー=ヒューズが取り込んだサタンソウルではない。この形態の名は、魔神ハルファス。前回使用した時は町一つを壊滅させてしまった為、その強大過ぎる力の使用を止められたのだ。
「リサーナ、離すわね」
「あ、うん…」
「な、なんて魔力じゃん…!まだそんな力を持ってたなんて…!?」
「…私は、貴女を許さない。貴女は大きな罪を犯した」
「くっ!?」
リサーナは
「罪、なんて…罪深いのは、お前らの方じゃん!!」
「いいえ…貴女は私の目の前で、私の魔力で、弟やギルドの家族を傷つけ過ぎた!!」
「なっ…!?」
マリー=ヒューズはギリギリの所でミラの攻撃を避ける。そしてミラの攻撃の余波によって、二つの湖の上空にあったアーチ状の石柱は跡形も無く崩れ落ち、湖へと魔力の塊が降り注ぐ。それを見たマリー=ヒューズ、そしてリサーナすらも恐怖を覚えていた。
「く、くそ…!…分かったじゃん」
「…?」
「アンタには勝てない、それは十分分かったじゃん…だったら、アンタが大切にしてるものを壊してやるじゃん!!」
「っ、リサーナ!」
魔力弾でリサーナを攻撃しようとするマリー=ヒューズ。ミラはその攻撃の発動を止めることは間に合わないと判断し、リサーナを守ろうと動く。その時マリー=ヒューズは気づいた。リサーナの後ろの方から、こちらへと何かが向かってきていることに。
「キャッツ・アイ!」
「な、か、体が…!?」
「ホーリーショット!!」
「
「がはっ…!お、お前らは…!」
マリー=ヒューズがユニモンの姿を捉えたその瞬間、その背に乗っていたブラックテイルモンの目が怪しく光る。キャッツ・アイは目を見た者を操る技、それを使いマリー=ヒューズの動きを止めた。
続け様にユニモンの口から放たれた光の球とゴーシュの魔力弾がマリー=ヒューズを襲う。そして、それで終わりではないとばかりに、マリー=ヒューズの上から鉄球が高速で飛来した。
「うあっ…!」
上空で待機しようとしていたドルガモンは、ミラとマリー=ヒューズの戦闘、そして追込まれたマリー=ヒューズへと攻撃を仕掛けたユニモン達を確認した瞬間にドルガモンは鉄球を口から吐き出し、ドルガモンの背に乗っていたエルフマンが真下へと思いっきり叩きつけたのだ。通常のパワーメタルよりも加速した鉄球を背に受けたマリー=ヒューズが大きな隙を作るのは仕方の無いことだった。
そう、仕方の無いことだったのだ。その隙を突かれ、先の一撃よりも何倍も膨れ上がった魔力。怒りの込められたミラの攻撃を食らってしまい、先程まで地上戦をしていた場所へと叩きつけられることも。
「ぐああぁぁっ!!?」
戦う力は最早残っておらず、元の姿へと戻ってしまうマリー=ヒューズ。ミラは一瞬で彼女の目の前へと現れ、彼女の顔のすぐ横を殴り、岩盤を粉々に砕く。
「や、止め…!」
そして、ミラはゆっくりとマリー=ヒューズの顔へと手を伸ばし―――
「―――めっ!」
まるで、悪いことをした子供に言い聞かせる母親の如く。あまりの気迫のせいなのか、緊張の糸が切れたせいか、その両方か。マリー=ヒューズは意識を手放したのだった。
というわけで、今回進化したのは二体でした。これはマリー=ヒューズと再戦させることを決定した時から考えてました。結果、オーバーキルになってしまいました…マリー=ヒューズが好きな方、ごめんなさい(>_<)
そして、今日でこの小説「FAIRYTAIL 守る者」が一周年です!
思っていたよりも投稿ペースを空けることがなかったのが唯一と言って良い誇れる部分です。もっと一ヶ月とか空くこともあり得るかと思ってました(^^;)そして一番最初の構想と今が大分かけ離れているという…まあ途中から書き溜めしてないのでアドリブ的な感じなので仕方ありませんね。色々足そうとしてしまった結果が現在なので、反省点として今後は気をつけてやっていこうと思います。
ここまで続けて来れたのも読んでくださっている皆様、感想やメッセージを送ってくれた皆様のおかげです!本当にありがとうございます!これからもよろしくお願い致します!