ナイツ&マジック“NEXT”   作:アストラル饅頭

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新型二機同時投入だぜー

???「キャンデロロ家九代目当主、デオンフィール・キャンデロロがここにつかまつる。エチェバルリアの騎操手よ、求めるロマンに命と誇りを賭して、いざ尋常に立ち会うが良い。」


貴族の務めとテレスターレ

「ただ今より!テレスターレとノブリス・オブリージュによる模擬戦を開始する!双方、礼!」

 

鉄の騎士と純白の天使が礼をする。片方にはヘルヴィ、もう片方にはデオンが乗っている。

 

「…さてと、実働試験も無しに何処まで動けるか…」

 

『悪いけど、勝たせて貰うよ』

 

「…言い訳くらいは考えておこう。」

 

ノブリスオブリージュは完成した。但し本体のみ。武器はカノープスとローゼンブレードのみ。天使砲は六本の内四本がダミー、ようは両肩にレーザーキャノン×2という状態での戦闘なんですよ。おまけに完成したのは数日前でろくに実働試験もやってない。どこでどんな挙動するかわからない状態でお送りいたします。

 

「始めっ!!」

 

テレスターレが走る、それに応じるように脚部のブースターで数メートル浮き後方に全力で下がりながらカノープスを放つ。バックウェポンの法撃が飛んでくるが、PAに弾かれたいしたダメージにはならない。

 

「大切な次期量産機のコンペだ…簡単には譲れないよ」

 

『あのバリア!全然はがれない!』

 

カノープスは威力を調整していて、当たっても装甲が吹っ飛ぶようなことはない。が、お互いが死なないように、今回“AP制”を導入しているので避けないと実際死ぬ。

 

「破壊天使砲…発射ァ!」

 

『キャァァァァア!』

 

背中のレーザーキャノンを撃つと、テレスターレが膝をつく。これは、APが無くなったことを示す。因みにこのままなんかすると機体が爆散するので注意が必要。

 

「…勝者!ノブリス・オブリージュ、デオンフィール・キャンデロロ!」

 

会場の観客が沸き返る。滞空しながら天使砲を格納して、テレスターレを回収し格納庫に戻った。

 

 

 

 

______________________

 

「負けちゃいましたね…」

 

「ノブリス・オブリージュ…貴族の務め、高貴なる義務…か…」

 

青い髪の少年は、白い機体を見てそう呟いた。

 

 

______________________

 

「わーい!デオンさん大勝利~!えぇ、身体は大丈夫です!まだまだ行けますよ~───コフッ」(吐血)

 

「デオン!?」

 

うーん…存外負荷がデカかった…背中に武装載っけただけであんなに重くなるモンなんですね…

 

「あー、でも、なんか挙動おかしかったなぁ…」

 

今回、実機のデータが不足していたから、かわりにアリシアのデータを入れたんですが、流石に逆関節と中量二脚では勝手が違いすぎたようで。

 

「QBしようとしたら警告出た…」

 

ひっくり返るぞーって。アカン、しぬぅ…

 

「少し休んだら、みんなで完成祝いやろうって。テレスターレの方と一緒にね。」

 

「あ、そう…じゃあ少し休む…わ…」

 

あー、駄目だ、目がー…倒れる……

 

_______________________

 

「じゃあ、両機が無事完成したことを祝って、かんぱーい!」

 

「「「「かんぱーい!」」」」

 

おおぅ、なんで皆そんなに元気なの?

 

「デオン、見事な引き撃ちだったぞ。」

 

「ははは…エドガーも毒されてきたね…」

 

騎士道精神あるなら引き撃ちを許容すんな。

 

「ところで、ヘルヴィが居ない気が…」

 

「ヘルヴィならあそこに居るぞ。」

 

え、何処…あぁ、なんか申し訳なくなるレベルで暗い…。

 

「エドガー、行ってこい。」

 

「は!?俺がか!?」

 

ディーに無茶ぶりされるエドガーくんマジ受難。…とっととくっつけ。

 

「…デェオン~、何してんのよ~」

 

「ファッ!?カティさん!?」

 

うわぁすげぇ酔ってる。あれ、ここにあるの葡萄酒だけのはずなんですが…お酒弱スギィ!

 

「…あんたってけっこう可愛い見た目してるわよね。」

 

「う、うん?ちょっと待って、カティちゃん?あの、その手はなんですか?」

 

「良いでは無いか良いでは無いか~」

 

えへへへとか笑いながらカティちゃんが近づいてくる。あ、悪魔たん………

 

「ちょっとこっち来なさい!」

 

「…へ?うわっちょっ!?」

 

カティに連れられ、カティの自室に連れてこられる。あの宴会場からは近かったので一瞬だった。

 

「えーっと?なんすかそれ。」

 

「見て分からない?メイド服、特注のね。」

 

青いメイド服なんかもって何するんすか。え、なに!?なんで服ぬがしてんの!?まさかそれ着ろと!?おう、やだよ(拒絶)待ってマジで女装趣味とか持ってないから助けて(ry

 

 

 

 

________________________

 

「…デオンがドナドナされたな。」

 

「あぁ、あれは誘拐なんじゃないか?」

 

「えぇ、誘拐ね。」

 

高等部三人衆が口をそろえてデオンが拉致られたと言う。完全に酔ったカティアに連れて行かれるデオンフィール。見たことのない光景にちょっと笑ってしまった。

 

「皆ー見てみてー!」

 

「うぅ…死にたい…恥ずかしい…」

 

カティアの元気な声に釣られて皆が扉を見る。そこには顔が紅く、見ただけで酔ってるとわかるカティアと

 

 

青いメイド服を着た、美少女が立っていた。

 

 

「カハッ」

「隊長!フィルが血を吐いて倒れました!」

「よし、そのままにしておけ」

 

そこから宴会場は死屍累々、阿鼻叫喚の巷と化した。

 

のちに、こんなルールが作られる。

 

 

 

 

 

 

 

デオンフィール・キャンデロロに女装させてはいけない、と。




今日は仕事早く終わったんでこんな時間に書けた。おかげで最近風邪気味なんですよね。咳が止まらん。

水着イベね、マルタしか居ない。あとなんか今回星5礼装めっちゃ出る。

あ、ウチのカルデア事情なんてどうでも良いですね、はい。それではまた。
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