許嫁と幼馴染と同級生と後輩   作:kikukiri

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本日はホワイトデーと言う事でそれにちなんだお話を3話に分けて書いていく事を突発的に決めました!
これぞ計画性なし!まさに行き当たりばったりです!

このお話は『許嫁と幼馴染と同級生と後輩』の分岐点がもしもバレンタインデー/ホワイトデーだったらこんな感じかな〜とか思って書きました!今回のお話は本編と9割関係ありません!それと千歌、曜、ルビィも恋愛対象となっております!

本編や過去編(番外編)より圧倒的に会話文が多いですし書き方が違います!
それと本編とほぼ関係ないので、そこはご了承お願いします。
これを十分に理解して読んでみたいと思ったら読んでみてくれたらと思います




Root If
Root If Valnetine Day/White Day


許嫁:黒澤ダイヤの場合

 

2月14日……バレンタインデー…優奈がいない6年間は特に何もしていませんでした。バレンタインだからって人にチョコを送る…あまりに月並みすぎて言葉も無かった…正直興味もなく、とりあえずバレンタインだからチョコを渡す…そんなの賄賂と一緒ですわ!

 

 

……そんな事を言っている時期が私にもありました

 

 

しかし!いつまでもこのような事を言っていたら鞠莉さんや果南さんに負けてしまいますわ!なので私は優奈のためを思って贈り物をする事に決めましたわ!べ、別にバレンタインなど関係ありません!ただたまたま2月14日にチョコと言う贈り物を渡す…それだけ………いえ、嘘ですわ。

 

 

これは遡る事数日前__

 

 

果南さんと二人で帰り道を歩いていた時の事でしたわ

 

 

「ダイヤは優奈にチョコ渡さないの?」

「チョコ?何故チョコ何ですの?果南さん」

「いや、だってもうすぐバレンタインじゃん」

「……は、はぁ?」

「何で疑問形?」

「逆に聞きますが果南さんは優奈にチョコを渡すのですか?」

「渡すよ、当たり前じゃん?」

「……果南さん…貴方はバレンタインなどと言うおちゃらけたイベント事に乗っ取り、バレンタインだからとりあえずチョコを渡すなどと言った訳の分からない阿諛追従の儀に落ちると言うのですか?」

「あゆついしょう?って何?……と言うかいいの?チョコ渡さなくても?」

「私はモノには頼りませんわ!自分の口ではっきりと本心を、愛を伝えますわ!」

「まぁダイヤらしいような気もするけど……本当にいいのかな〜?じゃあ私は想いの込めたチョコとダイヤの言う愛を伝えるよ」

「御勝手になさい!私はバレンタインなど言うものに屈しませんわ!」

「相変わらず硬いなー…それじゃあね」

 

ここまでは特に何の問題もありませんでしたわ。しかし分かれ道でそれぞれ帰路に着く時、果南さんのある独り言が問題でした

 

「優奈喜んでくれるかな〜?」

 

私の中で何かがピキッと音を立てた瞬間でしたわ。優奈が喜ぶ……!もしも私が優奈にチョコを渡せば喜ぶ?

彼が喜んでくれる?…優奈の喜ぶ顔と私自身のプライドが天秤に掛かりましたわ。結果はもちろん

 

「果南さん!」

「あれ?どうしたの?もしかして気が変わった?」

「……たしかにバレンタインは理解しがたい風習ですが……優奈の喜ぶ顔を見れるのであれば」

「さっきまで、おちゃらけてるだのあゆ…何たらだのいろいろ言ってたじゃん?」

「ぐっ……しかし優奈が喜んでくれるのであれば私はプライドを捨てますわ!」

「おお…そうかそうか……じゃあ勝負だね!誰が一番美味しいチョコを作れるか」

「望む所ですわ!果南さんと鞠莉さんには負けません!」

「あー…ダイヤ?今回の敵は私と鞠莉だけじゃないと思うよ?」

「梨子さんの事ですか?」

「いや、多分Aqours全員だよ」

「……はい?」

 

私の聴覚が正常であれば今、Aqours全員と聞こえたのですが……まさかね

 

「Aqours全員だよ」

「……それ、本当ですの?」

「まさかルビィまで!?」

「うん」

「…………どうしてAqours全員がチョコを渡すと思うんですの?」

「だって全員優奈のこと好きっぽいよ?ダイヤも薄々思ってたんじゃない?」

「まあ、梨子さん、善子さん、花丸さんはもしかしたらと思ってましたが……」

「曜と千歌にルビィちゃんも多分好きっぽいよ」

「そうですか……でしたら尚更気合いを入れて作りませんと!」

 

 

 

 

と言う事で_____________

 

「ある程度の材料は揃えましたわ」

 

私はキッチンに材料を並べこれからチョコレートを作りますわ!誰よりも美味しくて誰よりも強い気持ちを込めますわ!

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

後輩 国木田 花丸 津島善子 黒澤ルビィの場合

 

バレンタインデー…今までは全くの無縁だったずら。でも今年はとても大事な日…好きな人に…先輩に想いを伝える大事なバレンタイン

 

先ずは先手必勝ずら!という事で学校にいる間に先輩と約束を

 

「先輩にメール打っておかなきゃ…」

 

お昼に図書室に来て欲しいです………っと…次いでにお弁当も一緒に

 

しばらくすると返信で『了解したよ』との返信。後は明日のバレンタインに二人きりで落ち合えば……なんか今から緊張してきたずら

 

 

「ずらマル、何見てるのよ?ずいぶん機嫌いいじゃない?」

「何かいい事でもあったのかな?」

「ずらぁ~…実は先ぱ…あ!」

 

あああぁぁぁ!やっちゃったずらぁぁぁぁぁ!

 

 

そしてお昼休み_

 

 

元々人気がある訳がない図書室、少し悲しいけどここならお昼も二人きりかな~とか思ってたずらが…

 

「ヨハネ!聖典の間に降臨!さあ黒魔術の義を始めるわよ!」

「あはは…が、がんばルビィ」

 

善子ちゃんとルビィちゃんも来ちゃった…まあ、マルがボロを出しちゃったから…はあ

 

「フフ…この私を欺こうだなんて無駄よ!ヨハネの千里眼は貴方の全てを見透かす事も可能なのだから!」

「…じゃあ聞くけど先輩が誰を好きなのかも見透かせるずら?」

「へ!?」

「確かに!それなら優奈さんの想い人も分かるね!?」

「そ、それは~……この堕天使ヨハネに決まってるじゃない!」

 

「へ~」

「な、何よ?」

「花丸ちゃん?」

「先輩はヨハネちゃんが好きなんだね?善子ちゃんじゃなくて」

「な!?…」

 

動揺してるずら……冗談でも少し嫌だったから軽くお返しずら!

 

「確かにそう言う事になるのかな?」

「な、何を言ってるの!?何が言いたいのよ!?」

「空想の人物なら大丈夫ずら」

「空想言うな!本当に堕天使はいるんだから!」

「あの~2人とも?」

「先輩を現実に戻せば解決ずら!」

「ふん!堕天使なら今ここにいるじゃない!美しすぎるが故に天界を追放され堕天使となったこの私ヨハネが!」

「だから二人とも!」

「「何(ずら)よ!?」」

「もう優奈さん来てるよ!」

「へ!?」

「ずら!?」

「あはは…」

「い、一体いつから!?」

 

「『堕天使ヨハネに決まってる〜』あたりかな?」

「な、ななな//////……」

「それで僕がヨハネを好きだとか何とか……?」

「っ〜//////……先輩!///そ、その…明日///…先輩の部屋に行っていいですか?//////」

 

ず、ずるいずらぁぁぁぁ!完全に善子ちゃんの特権ずら!

 

「…//…わかったよ……善子」

「だからヨハ……いえ……ありがとう…ゴザイマス//////」

 

しかも完全に恋する乙女ずら!いつもの堕天使はどうしたずら!?

 

「あの、優奈さん?明日部活終わった後少しいいですか?」

「う、うん、いいよ」

「あ、ありがとうございます//」

 

ルビィちゃんにも先を越されたずら!マルが呼んだのに〜!

 

「で、花丸ちゃん?何か花丸ちゃんもお話しがあるのかい?」

「あ…えっと…マルも明日二人で会えたらと///」

「………わかった」

 

 

この後4人でお昼を楽しく過ごしたずら!楽しかったけど……次はきっと…二人切りで///

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

同級生渡辺 曜 桜内 梨子 高海 千歌の場合

 

 

いつから私は彼を好きになっていたのだろう?最初はただの友達だった。

 

「ねぇねぇ千歌ちゃん?」

「なーに?曜ちゃん」

 

お昼休み、私と千歌ちゃん、梨子ちゃん、優奈君で過ごすお弁当の時間。今日は優奈君が呼び出されたらしくて今日はいない……と言うか今日は2月13日…明日はバレンタインだから何となく予想がつくけど

 

「単刀直入に聞いていい?」

「…一体何を聞こうとしてるの?」

「千歌ちゃんは優奈くんの事好きだよね!?」

「ぶほっ!……ゴホッ…」

「千歌ちゃん大丈夫?」

 

千歌ちゃんがむせちゃった…お弁当食べる時に言う事じゃなかったかも……でも優奈くんがいない今くらいしか直接聞けないし

 

「ス、ストレートすぎるよ曜ちゃん///」

「あはは…ごめんごめん……でさ?一つ提案と言うか…」

「提案?」

「私さ…明日告白しようと思うんだ」

 

カシャーンと音が鳴り響く。梨子ちゃんが箸を落とした。そこまで動揺するかな?

 

「……え、えっと、曜ちゃんは何を言ってるんですか?」

「り、梨子ちゃん、きっと聞き間違いだよ〜!私には明日曜ちゃんが優奈くんに告白しようと思うんだって聞こえたけど聞き間違いだよね?ね!曜ちゃん!?」

「いや、そのまんまだよ」

「………ほえ?」

「だからさ、明日二人も告白しない?」

「……な、なななな!?/////本当に何を言ってるの?曜ちゃん///」

「いや〜だってさ?明日バレンタインじゃん?これを機にと……でさ、せっかくだから二人もこれを機に告白しちゃわない?……なんか一人だけ先に告白しちゃうとさ二人もいろいろ気がかりでしょ?」

「…まあ確かにそうかもしれないけど///でもこういうのはもっと自分のペースで//……」

「そう言って何年間片想いしてるのさ梨子ちゃん?」

「うぐ!……でも//…でも〜///」

「はぁ…じゃあ千歌ちゃんはどうする?」

「私もさ…実は告白しようかなって……タイミング良きに///」

「近未来ハッピーエンドだけに?」

「うん!///……」

「おお!……流石作詞をしてるだけある……と言うか近未来ハッピーエンドの歌詞って」

「……うん!/////」

 

(うぅ二人ともいつの間にか覚悟決まってるし…)

 

「じゃあ私と千歌ちゃんは明日告白するってことだけど…」

 

私は梨子ちゃんを見て無言で梨子ちゃんに問う

 

「私は……」

「そっか…梨子ちゃんは梨子ちゃんのタイミングがあるからね。困らせてごめんね?」

「う、うん大丈夫」

 

……本当にいいのかな?これでもし私と優奈くんが付き合う事になれば絶対後悔しちゃうと思うんだけどな…まあ私の告白が成功するとは到底思えないけど

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 

 

 

幼馴染 小原 鞠莉 松浦 果南の場合

 

明日はバレンタイン!そして今年のバレンタインはユウナに直接チョコを渡せる特別なバレンタイン!

 

そしてきっとこれで__

 

「endよ…貴方も異論はないでしょ?」

「うん」

「全く!まさかAqoursみんながユウナに惚れちゃうなんてユウナはプレイボーイデース!」

「いや、鞠莉あんまり意味わかって言ってないよね?」

「モテモテって意味よね?」

「あー…うん、まあいいや。それよりさ、Aqoursの皆が明日全員告白するとは限らないと思うんだけど?」

「告白するしないわどっちでもいいわ。ただ告白するならホワイトデーに返事をと提案するだけヨ?後はユウナ次第」

「そっか…これで決まるかもしれないんだね」

「まあ、マリーが勝つと思うけどネ?」

「いいや、優奈は私が貰うよ?ダイヤにも鞠莉にも後輩たちにも負けるつもりはないよ」

 

フフ…もうこんな話もできなくなるわね…ユウナを取り合ってダイヤやカナンと喧嘩する事も……明日で最後。ううん喧嘩と言うより戦争ネ

 

「……もしかして鞠莉さ」

「ん?」

「明日で終わるって確信ある?ユウナ次第とか言ってたけどさ?」

 

アラアラ……表情にでてたかしら?

 

「エエ……きっとこれで終わる。そんな予感がするの」

「そっか…じゃあ後で皆んなに話してその後はチョコ作りだね!」

「ソウネ、そろそろお昼も終わるし、今日はAqoursの練習は休みだから後で通話ネ!」

 

 

 

ちなみに何処かの生徒会長はチョコ作りに夢中で通過に中々出なかったのは別のお話……

 




この続きは次の本編を更新した後になるかと思います。
最近忙しいのでちょっと更新ペースが遅れると思います。すみません!
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