許嫁と幼馴染と同級生と後輩   作:kikukiri

4 / 24
長らくお待たせしてすみません!
それでは第4話の始まりです


同級生2

今現在お昼休み、僕は梨子に校内を案内して貰っていた。

思い出話しに花を咲かせながら校内を歩き進んでるんだけど……

 

「(むー…なんか決定的な瞬間が見れないであります)」

「(ねー曜ちゃん別に二人には特別な気持ちなんてないんだよ)」

「甘い!甘いぞ千歌乗組員!」

「(わー曜ちゃん声が大きいよ!バレちゃうバレちゃう!)」

 

 

……バレてまーす、いや割と最初に気づいちゃったけど。

まあ上手く尾行できてるつもりだったんだろうね、確か……渡辺さんか。

渡辺さんが食い入るように凝視してくるから何となく視線で気づいちゃったよ。

梨子は気付いてない様子。お年頃だからきになるのだろう。

まあ彼女達の尾行理由何て可愛いもんさ!だって……

 

 

「……」ジー

「……」ジー

 

 

彼女達とは別方向から跡をつけてる鬼がこっちを向いてるのだから

一人は鬼の目で「浮気ですわ!」とか言ってる。うん!怖いね。

もう一人は死んだ目でめちゃくちゃ何か呟いてる。凄く怖い!本当に怖い!

仕方ない…ここは逃げるが勝ちだ!

 

 

「梨子、そろそろ一階に行こう」

「へ?まだ二階の案内終わってないよ?」

「そっか……」

 

 

うーん…すんなり肯定の言葉が飛んで来ることを祈ってたけど仕方ない。

普段ならこんな真似は絶対しないが……

 

 

「梨子…ごめん!」

「へ!?……えぇぇぇぇ/////」

 

 

僕は梨子の手を握ってそのまま一階まで走り出す。

鬼から逃げるために全力で走った……まあそのうち修羅場と化すのは

分かっているのだ現実から目を背けたくてついつい逃げてしまった

 

 

 

 

「ハァ…ハァ…上手く撒いたかな?」

「撒いた?どう言う事なの?」

「えっと〜高海さん?と渡辺さん?が跡をつけて尾行してたんだよ」

「へ?千歌ちゃんと曜ちゃんが!?」

「やっぱり気付いてなかったんだね」

 

 

まあ正直な話渡辺さん達はどうでも良かったよ。

もちろんよろしくはないよ?でもあの二人と比べたら大した問題じゃないもん

 

 

「ねえ、いつ気が付いたの?」

「最初からかな、何となく視線でね」

「ハァ…あの二人は……」

 

 

まあ逃げた理由は姉さん達のせいだけど……

って、階段の方からから足音聞こえるんですけど!?まだ追って来るか!

 

 

「梨子、追って来た…どこか一階にバレなさそうな場所とかないかな?」

「うーん…そうだ!じゃあ部室に行かない?ルート的にもバレないと思う」

「そうしよう」

 

 

僕らは廊下を後にして体育館の方向…部室を目指した。

ちなみに「見失いましたわ!」「そんな!どこいっちゃったの?」とか聞こ

えて来たが知らなかった事に……

 

「ねえ、今の声ダイヤさんと果南さんじゃ……」

「姉さん達を知ってるの?」

「姉さん?優奈、ダイヤさん達とどう言う関係なの?」

「昔話した幼馴染の事だよ」

「ああ……なるほど」

 

 

中学生の頃よく内浦の話もしてたからね。

『幼馴染が〜』などの話に当てはまるのは全部姉さん達だ

 

 

「何で追いかけられてるの?」

「……聞かないで欲しいかな?僕も詳しくは知らないし」

「…そう」

 

 

そうこうしてる間に体育館に着いたみたいだ

 

 

「ここが体育館…は知ってるよね、体育館に設置されてるこの部屋が私達の

部室、スクールアイドル部だよ」

「スクールアイドル………ここが」

 

 

ふと僕は横を向いて見るとそこには普段から使い込まれているだろう

ホワイトボードが飛び込んで来た。

そこに書かれていた目標であろう言葉は……って

 

 

「…………もういいか」

「どうしたの?」

「ダイヤ姉!かな姉!」

 

 

おお!面白いくらいにビクってなった!

部室の窓から頭が飛び出てたからもう言い逃れは出来ない筈だ。

恐る恐る二人は部室に入っ来た。全く…

 

 

「えっと〜いつから気がついてた?」

「最初から?かな」

「嘘ですわ……私達は完璧に」

「完璧には程遠いから!それとやってる事は完全にストーカーだから!」

「ストーカー?……私達はただ優奈を見張っていただけですわ!」

「うん?それをストーカーと言うんです」

「それよりも優奈!梨子ちゃんとどう言う関係なの?」

 

 

ああ……そう言う事ですか、はい。

まあ気持ちは理解できるけど褒められる事ではないよ

 

 

「と、友達だよ。東京に転校した時始めて出来た最初の友達だよ」

「………」

「本当に?」

「それ以外に答えられる事はない」

「…………怪しいですわ」

 

 

ああ……面倒くさい…帰りたいな(泣)

そう思っていたら…

 

 

「いいですか!仮にも貴方は私の許嫁ですのよ!他の女性に色目を

使う何て言語道断ですわ!」

 

 

ワオ!このポンコツ姉さんはかな姉の前で爆弾を落としたよ!

ああ!もう本当に帰りたい!逃げ出したい!

 

 

「ちょっとダイヤ〜?何を言ってるのかな?」

「事実を言ったまでですわ!」

 

 

最悪だ!かな姉笑ってるけど笑ってないよ!

もうどうしてこんな事に……って

 

 

「…梨子?どうした?」

「……そ…か……ダ……んと」

 

 

梨子が下を向いて何やら呟いてるが姉さん達が騒いでるせいか聞き取れない。

もちろんその表情も見ることはできない

 

 

「梨子気分が悪いなら……」

「あ!いや、だ、大丈夫!それよりそろそろ教室戻らないと」

「あ!確かに、じゃあそろそろ教室戻ろう」

 

 

そう言って俺と梨子は部室を出たが相変わらずあの二人はずっと言い合ったままだ…

もう放っておこう

 

 

「あの二人はいいの?」

「もう止めれないからいいよ」

 

 

……ちなみに二人はチャイムで我に帰りギリギリ次の授業に間に合ったらしい

 

 

 

 




次は早く更新します!具体的には来週あたりに……少なくとも再来週には投稿します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。