許嫁と幼馴染と同級生と後輩   作:kikukiri

5 / 24
皆さんこんにちは!
今回は花丸ちゃんの登場回です!


後輩

キーンコーンカーンコーン

 

今日の全授業が終わり、帰りのHRもたった今鐘とともに終わりを

迎えた。

高海さんの言っていたスクールアイドル部を見に行こうと思って

いたのだが…

 

 

「ごめん!今日はアクアの活動お休みの日だった!」

「あはは…私も練習休みだってこと忘れてた、ごめんね」

「私も優奈に休みだって伝えてなかったね。ごめんなさい」

「……ああ…うん」

 

 

とてつもない脱力感だよ

 

 

「と言う事で是非明日見に来てね!それじゃあまた明日ね」

「わかったよ。明日楽しみにしてるよ」

 

 

そう言って高海さんと渡辺さんと梨子は学校を去っていった。

同じ部活なだけあって仲がいいんだね。

ただ…お昼休みの後、梨子の様子が少し変だった気がしたけど

大丈夫だろうか?

何かある気はするけど…それは明日聞いてみよう

 

 

とりあえず今は何で僕が放課後学校に残っているかだけど……

 

 

「チャオーユウナー!」

「やあ鞠莉姉さん…スクールアイドルをしてるって事、高海さん達から

聞いたよ」

「うん、チカッチが私達の事を話したって聞いたよ」

「そっか」

「それよりもチカッチから聞いたわ!スクールアイドル部のマネージャー

になってくれるんでしょ?」

「いやいや!まだ決まってないから!とりあえず明日見学しに行くから

よろしくって感じだよ」

「ならもう決まったようなモノよ!」

「何で?」

「フフ……だって」

 

 

 

鞠莉姉さんはイタズラっぽく笑うと僕にいきなり抱きついて来て

両手でそっと僕の頰に触れた……って!ちょ///

 

 

 

「ユウナが私の期待を裏切ったりするわけないでしょ?」

 

 

 

綺麗な瞳だ……頭回んないや

 

 

 

「顔…真っ赤よ」

 

 

 

でしょうね……

 

 

 

「たまには雰囲気に流されたって……イイわよね?///」

 

 

 

よくない……とは分かってるけど身体が強張ってどうにも動かない。

ゆっくりと鞠莉姉さんの顔が近くなってくにつれ心臓の鼓動が早く

なる……多分人生で一番心臓がうるさい

 

 

 

 

 

後7cm……6cm……

 

 

 

 

 

 

5cm……4cm……

 

 

 

 

 

 

 

3cm…2cm…

 

 

 

 

 

後いっ…

 

 

 

「ブッブー!ブッブー!ですわ!!!」

 

 

 

突如としてダイヤ姉が僕たちの間に割り込み軽く突き飛ばされた。

その衝撃で僕はハッとなって少し冷静差を取り戻した。

一方鞠莉姉さんはプクーとほおを膨らませて怒っていらっしゃる

 

 

「もー!後少しだったのに!何で分かったの!?」

「女の勘ですわ!それも貴方わ・た・く・しの優奈に何をしようと

していたのかしら?」

「キスだけど?」

「ま〜り〜さ〜ん?いい度胸をしていますわね」

「アメリカではキス何てただの挨拶よ?」

「ここは日本です!いいですか!キスとはお互いが…………」

 

 

 

ダイヤ姉が説教モードに入ったよ…多分僕がここにいても蚊帳の外だろう。

いや違うな、多分僕も説教される……ならばここは逃げるが勝ち!

 

 

 

「あ!ユウナ!?どこ行くの?」

「ごめん!鞠莉姉さん!一人で頑張って!」

「聞いてますの?ま〜り〜さ〜ん?」

「そんな〜!ユウナの薄情者ー!」

 

 

 

鞠莉姉さんの叫びが響いた2階廊下を後にして、とりあえず一階に逃げた。

一階って何かあったかな?と思った矢先スマホのバイブ音がなったので

ふとスマホを付けるとメールが一件、かな姉だ

 

 

 

 

『ダイヤか鞠莉に何かされてない?』

 

 

 

 

……正直ゾワッとしたよ。これも女の勘と言うのだろうか?

とりあえず『大丈夫』と返信しておこう。

さて、一階って何かあったろうか?それともこのまま帰ってしまおうか?

うーむ……ん?あそこは…

 

 

「図書室か…今日は放課後でも開いてるんだ」

 

 

よし、ちょっと本でも読んでいこうか

 

 

「失礼します」

「…あれ?」

 

図書館のカウンターには一人読者している女の子が一人僕を見て驚いた表情を

している。元々女子校だから無理もないだろう

 

 

 

「驚かせてすみません。僕は今日編入して来た2年の柴 優奈です」

「あ…そう言えば男の人がこの学校に来たって噂になってたず…ました」

「まあ噂になりますよね」

「はい…えっと一年の国木田 花丸です。よろしくず……お願いします」

「そっか一年生だったんですね」

 

 

 

まずい…学年とか分からなかったから敬語で話してしまった。

でもいきなり砕けるのも…上手いこと砕けた話し方にしたいけどどうしよう…

この微妙な感じわかるだろうか?ここで軽いノリで行けば普通にタメ口を使え

るのだろう。

でも軽いノリとか……あんまりそう言うのは柄ではないのだ

 

 

 

「えっと、先輩なんですよね?じゃあ敬語じゃなくても…」

「……………………もしかしてだけど…表情に出てた?」

「はい、凄く『どうしようどうしよう』って顔してましたよ?きっと敬語で

話した事を気にしてるんだろうなって」

「うっ…ちょっと恥ずかしいな//」

「ふふ……なんだか面白い人ずら………あ…………ですね」

「…………」

「その///えっと、今のは//」

 

 

国木田さんが頰を赤くしてあたふたしてる…凄く微笑ましくて可愛い。

なんだかこんな姿をした国木田さんをずっと見ていたい気もするね。

でもそれじゃあ話が進まないからこの姿は思い出として記憶に刻んでおこうか

 

 

「別に隠さなくてもいいよ、そう言う話し方なんでしょ?」

「えっと……はい///」

「別に恥ずかしいなんてことないよ、僕はむしろ…その、可愛いかと思うし//」

「…………え////…」

「ご、ごめん、初対面の人にいきなり可愛いとか言われるのは嫌だったかな?」

「い、いえ!………その、男の人とほとんど話した事なくて……それでちょっと

びっくりしちゃって……嫌なんて事ないです……むしろ///………嬉しかった////」

 

 

良かった、嫌だったわけではないようだ。

最後の方は本で口元を隠しながら言ったせいか良く聞き取れなかったけど多分

照れ隠しなのだろう……可愛いの一言だよ

 

 

「嫌じゃなかったのなら良かったよ。もう話し方何て気にしなくていいからね。

何なら敬語じゃなくても構わないよ」

「え、えっと……流石にそれは…」

「あはは……まあ、それは自由にしてくれていいよ」

 

 

話がひと段落ついたとこで本来の目的を思い出した。

思い出したはいいけどどんな本を読もうか……せっかくだし国木田さんのおススメでも

聞いてみようかな?と思ったら図書室のドアが開いた。

どうやら僕以外の来客が来たらしい

 

 

 

 

 

「ククク……堕天使ヨハネ!降臨!」

 

 

 

 

 

………………僕は格好良く決めポーズを取った人物に対して言葉が出なかった

 

 

 




次回は僕の推しメンの回です!
多分来週には更新します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。