並盛総合病院side
「雲雀くんに言われたから来てみたが、本当に夕方にはSAOから解放されると思うかね。」
「それよりも沢田綱吉くんがどこにいるかわかった?」
「いや、さすがにこの病院にはいないと考えている。」
「明日奈の目がさめたら色々と聞かないとね。」
「沙知。まさか攻略組にいたなんて、お願いだから死なないで。」
「木綿季くん、君を縛るものはなくなってもうなんでもできるんだ。これから色々と経験できる。だからゲームなんかに負けずに帰ってくるんだ。」
「あなた珪ちゃんは大丈夫よね?」
「俺たちの娘を信じよう。俺たちにできることは珪子を信じて、珪子が目がさめた時に笑顔でいることだ。」
風紀財団の呼びかけにより、並盛総合病院に入院しているメンバーの家族がそれぞれの個室にて待機していた。
???side
「どうしてだ!どうして私がSAO対策本部から外されないとならない!私はエリートなんだぞ!なぜ私が地下に籠らないとならない!あの男に取り入って明日奈くんをもらうチャンスが!」
「カオスだな。この依頼をこなせばアメリカのある組織に加入させてやるぞ。」
「本当だろうな!!」
「お前らみたいな三下に嘘をついてなんになるんだ?」
スーツを着た男と白衣を着た男達が頭を抱えて叫んでいるとボルサリーノのソフト帽に黒スーツの男が部屋にあるモニターに映し出されてある話を持ちかける。
闘技場side
中央にて刀と長剣が交差し火花を散らしていた。
「力比べなら!!」
「クッ!」
ヒースクリフが地を蹴りツナを押し始め、刀を弾き飛ばした。ツナの体勢が崩れるとすかさず盾の先端で殴るにかかるが、ツナは盾に足を掛けて後ろに飛び跳ねることで攻撃を回避する。
「さすがの反射神経と状況判断力だ。」
「俺なんかまだまだですよ。剣の扱いに関しては素人ですから。」
ツナはそういうとヒースクリフに向かって駆け出し刀を構えソードスキルの緋扇を放つ。ヒースクリフは盾にて右脇腹を狙いに来た二連撃を防御する。そして逆側の左脇腹を狙った三連撃目を防御しようと長剣を構えるが、
「時雨蒼燕流 攻式 五の型 五月雨!」
「ッ!」
ツナはインパクトの瞬間に刀を持ち替えてタイミングをずらしにかかる。ヒースクリフは防御をするタイミングが合わずに力負けし吹き飛ばされる
「攻式 三の型 遣らずの雨。」
ツナはすかさず刀をヒースクリフに蹴り飛ばす。ヒースクリフもまさか刀を蹴り飛ばしてくるとは予想しておらずに盾を捨てて横に転がることで退避した。
「だが!君も手ぶらだろう!!」
「いえ。チェックメイトです。」
ヒースクリフが体勢を立て直しながら叫び、顔をあげると。ガントレットが目の前まで迫り、打つかる直前で止まった。
「降参しませんか?」
ツナが眉間に皺を寄せながらヒースクリフに問いかけてくる。
「ツナくん。申し訳ないがもう少しだけ付き合ってくれ給え。」
「ナッ!!茅場さん!?」
ヒースクリフが不敵に笑うと、ヒースクリフの身体から風が吹き出しツナを吹き飛ばす。風は竜巻になりヒースクリフの身体を覆い隠した。
「「「ツナ(さん、くん)」」」
「「「団長」」」
観客席で見ていた両ギルドのメンバーは異様な光景に二人の名前を呼ぶ。
竜巻が発生して数分後・・・竜巻がなくなると中から現れたのは漆黒のマントをし盾と長剣を装備した茅場晶彦と、悪魔の姿をした二体のボスモンスターに、ユイのクエストで相対したリザードマン四体が二組いた。
サチの名前は【中矢沙知】にします。