深海弥生と深海卯月と深海提督と   作:幽玄の寡黙

2 / 2
前回提督の力を見せると言ったな、あれは嘘だ
まあ真面目に話すと最初は見せるつもりで書いてたけどなかなか日常から抜け出せなくて、もうこれ日常パートで良くね?と思ったので日常パートにしました。
新キャラ二人追加です。


平和

「潜水ヨ級です。よろしく、提督」

 

そう自己紹介をした。

彼女の後ろには2隻の深海棲艦がいる。

前には二隻の姫級と一人の提督がいる。

提督「あぁ、これからよろしく」

そう言ってヨ級たち3人に握手をした。

 

彼女たちは先日沈めた艦娘たちであり、深海棲艦化したのである。

 

 

提督「潜水ヨ級は追次島(ついじとう)で良いとして他の二隻はどうするか…」

弥生「このあいだ話があった南西勢(南西諸島付近を拠点とする深海棲艦たちの事)に送るのは?」

提督「ん、そうだな。後で意見聞いて良ければそうするか」

先程の3人の配属について話をしていた。

卯月「ねぇねぇ寡黙、鎮守府に攻め込むのは何時なの?」

提督「もうちょい戦力欲しいから来週末あたりにしようかと思ってる」

弥生「戦艦が、少し心もとない」

卯月「他は十分な数居るねぇ」

提督「もっと戦艦が出る(ドロップ)と思ったんだけどなぁ」

最近は、あまり戦艦が出ていないのだ。

全体的なドロップ数が減っている訳でもないのだが、戦艦の出る割合が減っているのだ。

どの艦種が出るかは運次第なので、運が悪かったと思うしかない。

今回は、たまたま戦艦が出にくかっただけである。

提督「ま、現状でも十分落とせるから大丈夫だろ」

卯月「うーちゃんたちが頑張って沈めるぴょん」

提督「あぁ、期待してるよ、卯月、弥生」

卯月「任せるぴょん!」びしっ

弥生「頑張りますっ」

 

ここ始呉島(しくれとう)では皆笑顔で平和である。

しかし、ここにいるのは深海棲艦、平和に暮らしていても人類が敵である事に変わりはない。当然鎮守府へ攻撃を仕掛ける。ましてや、人類に怨みを持っている彼らならなおさら。

1,2ヶ月に1回は鎮守府に攻め込んでいる。

今回の標的は横須賀鎮守府である。

参加人数は、250隻。事前に落としておいた島を拠点とし、そこから攻撃を仕掛ける。約半数は既に島へ向かい、作戦の準備をしている。

 

作戦決行日まであと2週間程

 

提督「うーん、戦艦が…」

あれから数日たったがその間に出た戦艦は、1隻だけ。

提督「まぁ、最低限の数はいるからこのままの作戦で良いか」

弥生「メンバーはこれで決定?」

提督「あぁ、これでいく」

卯月「戦艦が少ない分重巡が多い」

提督「作戦は変更しないからな。少ない分は重巡で補う」

弥生「わかった。皆に知らせておく」

提督「頼む」

弥生は皆に連絡をしにいった。

 

提督「ふぅ、一通り仕事は終わったな」

卯月「じゃあお昼にする?」

時計を見るとちょうど12時であった。

提督「そうだな、弥生が戻ってきたら食堂に行くか」

卯月「なら弥生が戻ってくるまでトランプでもするぴょん」

 

 

――――――――――――――――――――――

 

深海棲艦でも食事はする。彼女たちも生きているわけだから当然。食事を摂らなければ生きていけない。

しかし、深海棲艦に料理をするという概念は無く、補給船から奪った物か、自然に有るものを最低限の調理だけをして食べている。

そのため本来なら食堂など在るはずも無いのだが、提督の計らいによりここ始呉島には食堂が作られ、料理に関する器材等も集められた。

 

「「「いただきまーす!」」」

 

食堂から元気な声が聞こえてきた。

「美味しい」

「今日のカレーライス肉多めだ」

「マミさんの料理はいつも美味しい」

「仕事サボってきた甲斐がある!」

「おい仕事しろ」

 

卯月「寡黙そのパスタ一口ちょうだい」

提督「いいぞ」

卯月「あーん、美味しい♪卯月のもあげる。はい、あーん」

提督「ん、卯月のもおいしいな」

弥生「寡黙、弥生も、弥生も」

提督「ああ、ほら、あーん」

弥生「♪」

 

3人が仲良く食べさせあっていた。まるでカップルのようだ。 

俺ら「あれ?目から汗が…」

 

?「相変わらず仲が良いわね」

提督「マミか」

 

彼女は、「マミ」

始呉島の食堂を実質的に管理している。

一切戦闘に参加せず料理などによって皆をサポートしている数少ない非戦闘員である。

頭から食われたりするのを恐れているわけでは無い

「マミさん今日もご飯美味しかったよ」

「今度また料理教えてください」

「今夜一緒に食事でも」

「お前はさっさと仕事しろ」

彼女の料理はとても評判がよく、彼女の料理のために遠くの海域からやって来る者もいる。

提督「人気だな」

マミ「私の料理で喜んでくれるなら嬉しいわ」

弥生「マミさんの料理は、本当においしい」

マミ「ありがとう♪」

 

マミ「来週には向こうに行くんでしたよね」

提督「ああ、その間俺たちは居ないから代わりにマミに始呉島の指揮を執ってもらいたいんだが」

マミ「いいわ、任せて」

提督「助かる」

提督たちがいない間にも始呉島を襲いに来る輩は居る。

その間の指揮は大抵マミが執っている。

彼女は戦闘は一切しないが、長年彼らと共に暮らしているため、防衛線限定であれば的確な指揮を執ることができる。

 

?「マミさーん、おかわりー」

マミ「はいはい」

誰かがマミに声をかけた。その机には既に10皿以上積み上げられていた。

卯月「ファット、少しは痩せたら?」

ファット「嫌だ、痩せるくらいなら死ぬ!」

そこには、異常なほど太っているファット(デブ)がいた。

体系は上2m横1mの巨体、人型というより饅頭型である。

どう見ても同じ生き物には見えないがこれでも一応深海棲艦である。

昔は戦場で多くの艦娘を沈めた空母であったが、マミの料理に病みつきになって以来、

戦うことも忘れてあらゆる物を食べつくし、気づけばこんな体系になっていた。

 

提督「ほんのちょっとでも痩せる努力はしろよ。」

弥生「流石に、太りすぎ」

ファット「飯が食えれば他はどうでもいい!」

提督「でもお前、歩くのでも精一杯だろ?食堂まで来るの大変だろ」

ファット「飯のためなら全力で走る」

卯月「その体系でよく走れるね…」

このデブは、戦闘はおろか、水に浮くことすらも出来ない。

それ程のデブなのだ。そんなデブが走れるとは到底思えない。

提督「こいつの体重いくつなんだ?」

弥生「さあ?」

卯月「体重計に足乗せただけで測定不能になるからねぇ」

マミ「じゃあ確かめてみます?」

弥生「どうやって?」

マミ「色々と実験するんです。シーソーで何人位乗せたら動くとか」

提督「成るほど。面白そうだな」

卯月「なら他にもいろいろ実験しようよ」

提督「そうだな。じゃあ明日は皆で実験するか」

「「「おー」」」

 

1.どうすれば水に浮くか

 

提督「取り合えずイカダに乗せるか」

卯月「ル級たちがんばれー」

ファット「バリバリ」(ポテチコンソメ)

ル級α「重い…」

ル級β「5人がかりでようやく持ち上がるとか」

ル級γ「少しは痩せろ!」

 

提督「乗ったか、じゃあ海まで押してくぞー」

「「「おー」」」

ズルズル…ズルズル…ブクブク……

提督「沈んだな」

卯月「沈んだね」

 

・・・

 

マミ「いや見てないで助けてあげてください!」

 

レ級「大丈夫ー」

ワ級「生きてるー」

ファット「コンソメがうすしお味になった」

「「…そうっすか」」

 

提督「次行くか」

弥生「結果:ファットは水に浮かない、と」

卯月「まだイカダだけだよ?」

弥生「浮かないって既にわかってるから」

マミ「じゃあ何でやったんですか?」

「「「面白そうだから」」」

マミ「…」

 

 

2.ファット(デブ)はどれくらいの距離歩けるか

 

ファット「もう無理…」

 

卯月「まだ10歩しか歩いてないよ!?」

提督「ファットにしては頑張ったと思ってしまうのは何故だろう」

 

ファット「パト〇ッシュ…私…もう疲れたよ…」

マミ「ファットさーん、おやつ食べますか?」

ファット「!!」ダッ

提督「…あの距離を1秒掛からずに走りやがった ( ゚д゚)」

弥生「食べ物の為なら何でもできるんだね…」

 

結果:10歩しか歩けない

しかし、食べ物の為なら何でもできる

 

 

3.ファット(デブ)は何でも食べられるか

 

卯月「取り合えず賞味期限切れのやつもってきた」

弥生「カビ生えてるのもある」

提督「これなんか本当に食い物だったの?て疑うくらい腐ってる(?)んだけど」

ファット「カビは振りかけ」

タ級「うまそうに食べてる」

提督「こいつ化け物だろ」

レ級「これも食べてみてよ♪」

卯月「何?それ」

レ級「その辺で拾ったやつ」

提督「火薬の臭いするんだけど…」

卯月「それ爆弾とかじゃないよね!?」

ボンッ

ファット「なかなか美味しかったよ、ありがとレ級」

レ級「…」

提督「…」

卯月「…」

卯月「…爆発音が聞こえた気がしたんだけど」

レ級「あたしも聞こえた…あいつのお腹から…」

提督「化け物ですらねぇよこいつ」

 

結果:化け物以上の存在だった

 

提督「4.ファットの肉って美味しいの?」

マミ「いやいやそれは流石にダメでしょ!」

ファット「私の肉…」

マミ「ほらファットさんも怖がって」

ファット「美味しそう( ☆∀☆)じゅるり」

マミ「ファットさん!?」

レ級「じゃあ早速切る?」

マミ「レ級さんも悪ノリしないで!」

提督「まぁ冗談はこれくらいにしとくか」

レ級「そだね」

ファット「えっ食べないの?」

「「えっ」」

「えっ」

 

・・・

 

その後もファットで幾つか実験して(遊んで)…

 

提督「そろそろ終わりにするか」

「「「はーい」」」

卯月「楽しかったね」

弥生「色々と知ることもできた」

(殆ど要らない情報だけど)

ファット「沢山食べれてよかった」

レ級「お前はそればっかりだなw」

ファット「ただ」

レ級「ただ?」

ファット「私の肉を食べられなかったのは残念」

レ級「…その件は忘れなさい…怖いから」

 

こうして今日も始呉島は平和な1日を終えました

 




新キャラ二人追加でした。
マミさんの名前に他意は…あり…ます。
食堂係の名前で候補が間宮さんでそこから
間宮
↓
マミヤ
↓
マミ?
↓
まどマギのマミさん!
となりました
あ、まどマギは見たこと無いのでネタくらいしか知りません
ファットは英語の太る、単純だね
内容から分かる通りネタキャラです。
活躍なんてしません。戦闘に参加すらしません。
マミさんも基本的に戦闘しません。

次回は、鎮守府に攻撃を仕掛ける予定にはなっています。
ただまた今回みたいになるかもなので断言は出来ません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。