プリキュアオールスターズ×仮面ライダー~bの復活とsの暴走 ~   作:鈴木遥

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こんにちは、鈴木でございます。
2話、どうにか書きあがりです。
大丈夫かな、『完結』という名の目標。
泣き言言ってられっかあ!
こうなったらかけるだけかいてやらあ!
はっ!すいません。取り乱しました。
拙い文章ですが、どうかよろしくお願いします。


悪の連合vs13の珍同盟
splash☆starx仮面ライダーゴースト~希望へ導け、命燃やすぜ!~(前編)


・天空寺タケルは幼馴染の深見マコトとアランを連れて、夕凪町のパワースポット、『精霊の樹』に向かっていた。

同居人の僧、御成(おなり)の話では、昨日来客が有ったらしく、彼の話では、『仮面ライダー』の助けを求めているらしく、今日の正午に、『精霊の樹』で『プリキュア』なる戦士と合流してほしいとの事だった。

タケルとマコトはバイクを飛ばし、アランはマコトの後ろに乗った。

 

「それにしても、その客はなぜオレたちが『仮面ライダー』だと知っていたんだ?タケルはともかく、オレやアランの事まで言い当てたそうじゃないか。

タケル、のこのこ誘いに乗って大丈夫か?」

 

「何とも言えないけど、その人が助けを求めていかるのは間違いない見たいだって、御成も言ってたし......」

 

前方を見ながら、タケルはどこか戸惑う様に言った。

 

「心配するな。無礼な態度をとる様なら、叩き潰すまでだ。」

 

「めっちゃ心配!アラン、なるべく暴れないでね⁉️」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

精霊の樹:splash☆starサイド

 

パワースポットとして全国に夕凪町の名を轟かせる『精霊の樹』には、様々な都市伝説がある。

四匹の妖精が住むとか、美しい泉に繋がっているとか、世界を救った二人の少女が出会った場所だとか、あまりにも色々あって、何が本当か誰にも分からない。

 

そう、まさかその全てが真実だなんて、誰にも気付かれる事はないだろう。

 

ダークホールとの戦いから2年が過ぎ、咲たちは高校生になっていた。

あれから世界は平和になったものの、ニコ動で王女ご乱心シリーズなるものが出たり、度重なるオールスターズで未だ、満と薫の公式メンバー認定がかなわなかったりと、色々あって定期的にsplash☆starメンバーで交流していた。

 

咲と舞は、泉の里でティーブレイクの約束をした友人たちを待って雑談していた。

最も、彼女達四人を今日ここへよびだしたのは、彼女らの正面にいる泉の王女、フィーリアなのだが。

 

「......それで?何で私達を呼びだしたんですか?フィーリア王女......。」

 

「また変な企画?もーカンベンして下さいよー。」

 

咲と舞の問いかけに、フィーリアはため息をもらした。

 

「二人とも、私がいつもいつもそんな事ばかり考えていると思ってるんですか?」

 

「ニコ動ユーザーの間じゃ、もう立派な暗黒キャララピ」

 

「splash☆starを無理やりプリキュア人気ランキングトップに引き上げようとしてる時点でもう隠しようがないチョピ。」

 

パートナーの妖精、フラッピとチョッピもヤジを飛ばす。

 

『まずはその知名度の為に欲をかくのをお止めになったらいかがでしょうか?』

 

フィーリア王女のパートナー妖精(実はコレクションアイテム、CV未定)の『キャラフェちゃん』も、涼しい声でもっともな提案をした。

 

「あーなるほど。皆私にそういう態度をとるんですね?よーく分かりました。せっかくsplash☆starが再び日の目を見るチャンスだけど、教えてあげませんよーだ!」

 

「何?なんの騒ぎ?」

 

振り返ると、splash☆starの追加メンバー(非公式)、キュアブライト&キュアウェンディこと霧生満(きりゅうみちる)霧生薫(きりゅうかおる)が、そしてなぜか咲の妹のみのりが(しっかり薫と手をつないで)

立っていた。

 

「ちょっと聞いてよ満、薫。今フィーリア王女がまた......って言うかなんでみのりが居るの?」

 

「だってー!みのりをハブって、薫お姉ちゃん達とお茶しようなんてズールーイー!みのりもみのりもー!!」

 

駄々を捏ねるみのりを微笑ましそうに見つめる薫。

仕方ない。と女王はみのりに“女磨きの師匠”として自己紹介し、みのりに意味が分からない様に自分の思わくを説明した。

 

「先程、マックスハート組及び11組の後輩たちの町で何やら不穏な気配を感じました。

推測ですが、『オールスターズDX3』ばりの強敵ですね。」

 

「それ、ヤバくないですか?」

 

たじろぐ咲を、フィーリアは一喝した。

 

「何言ってるんですか咲!『ピンチはチャンス』とはまさに今!これだけの騒ぎで夕凪町になんの連絡も無いと言う事は、恐らくクイーンズスクエアの連中が私を呼んでも戦力にならないって思っている証拠!」

 

「それがどうチャンスなんです?むしろ色んな意味で大ピンチなのでは?」

 

薫が冷静にツッコミをいれた。

 

「薫。よく考えて下さい。そんな状態で、もしピンチの後輩たちの助けに上がりでもすれば、視聴......いや、読者の皆様のsplash☆star人気はうなぎ登りに......そうして、やがては東堂いずみ先生のブライト&ウェンディの公式キャラ認定も夢じゃありません!」

 

「そんなに上手くいく訳が......。」

 

 

「「行きましよう!助太刀!」」

 

脱力する咲と全くの対象的に、目を輝かせる満と薫。

もはや咲は説得を諦めた。

 

「ったくもう。ま、今回のは後輩の為だしねー、行こっか、舞。」

 

「ええ。」

 

「王女、みのりちゃんをお願いします。良いですか、みのりちゃんを守ってくださいね、絶対の絶対の絶対の絶対に......。」

 

「ええ。分かってますから早く行って下さい。」

 

三人が泉を出ようとした時、フィーリア王女は四人を制止した。

 

「四人共!!待ってください!」

 

「......王女?」

 

珍しく(本当に珍しく)真面目な顔で、大声を上げるフィーリア。言うまでも無い。何か、とんでもない事が起こっている。

 

「『精霊の樹』の下に、いくつかの気配を感じます。邪悪なものが数十と、勇敢なものが3つ!」

 

「一体何が?」

 

フィーリアは首を振った。

 

「分かりません、ただひとつ分かるとすれば......。」

 

「見せ場その1、『助太刀のsplash☆star』の大チャンスです!」

 

「はいはーい。すぐ行きます。」

 

咲はだるそうに返事をし、泉の出口となる超空間ゲートをくぐって行った。

 

「お姉ちゃん達ー!!行ってらっしゃーい!!」

 

splash☆star一行を見送るフィーリアの顔色は、みのりの眼に、どこか雲って見えた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

精霊の樹の下:タケルサイド

 

「くそ!一体何なんだコイツら!」

 

毒を吐くマコトの視線の先には、彼の見たこともない怪物達がいた。

いや、そのうち何匹かはよく知っている。

ガンマ。荒廃した異次元世界から来た人びとが、異形の兵士と化したものだ。

それもあれは、兵士長や教官クラスが変身する

タイプ:ウルティマだ。

いつものタケル、マコト、アランなら変身し、なぎ倒すところだが、丸っこい謎の生き物、『ムープ』と『フープ』を人質(珍獣じち?)に捕られているせいで、うかつに動けない。

 

「助けてムプー!」

 

「恐いフプー!」

 

『バカなやつらだ、待ち合わせた『プリキュア』とやらのパートナーなど見捨てて、早く変身すれば勝てたものを。』

 

「泣いているその子達を見捨てられるか!」

 

「外道め、正々堂々戦わないか!」

 

「かりにも我々眼魔の姿を騙り、外道なマネを……恥を知れ!!」

 

三人の怒号を笑い飛ばし、ムープとフープを鷲掴みにするウルティマ。

 

『眼魔の姿を……と言うがね、俺たちは何もお前らのリスペクターじゃない。我らが『ブラックホール』様とその

賢臣シャドームーン様のお力で、貴様ら〈仮面ライダー〉の歴代の強敵たちの、面影と姿を手に入れたのよ……。』

 

「何の話をしている!貴様ら一体何者だ!?この世界に……何をする気だ!」

 

『その質問に答える義務はない。五秒以内に消え失せろ。できなきゃこいつら絞め殺す。』

 

ウルティマは、さらに強くムープとフープを握りしめた。

二人(二匹)は悲鳴を上げ、ウルティマの引きつったような高笑いが強くなる。

 

『5』

 

「助けてムプー」

 

『4』

 

「苦しいフプー!」

 

『3』

 

 

「タケル!グズグズしていては誰一人助からん!一か八か、変身を……。」

 

『2』

 

『んな事したらソッコー殺すぞコイツラァ!』

 

 

 

変身すれば二人は殺される。このまま引き下がって無事に二人を開放するとはとても思えない

 

『1』

 

(くっそ、どうする……!)

 

タケルが途方に暮れ、拳を握りしめた時、背後の『精霊の樹』の祠から、甲高い声がした。

 

『デュアル・スピリチュアル・パワー!』

 

その声と共に、いつの間にかムープとフープはウルティマの手から離れ、まばゆい光を放った。

 

『くっ!しまった!おのれフィーリアめ!ここまでもこんな力を!』

 

あまりの眩しさにカオを覆うタケル達。

 次の瞬間、三人の目には、溢れんばかりの勇気と力を醸し出す、四人の少女が写っていた。

 

夏のヒマワリ、白鳥の翼、秋の名月、優しき春の風。必然的に『花鳥風月』を連想する。

タケルの目に入って間もなく、彼女たちは高らかに名乗りを上げた。

 

「輝く金の花!キュアブルーム!」

 

「煌めく銀の翼!キュアイーグレット!」

 

「天空に満ちる月!キュアブライト!」

 

「大地に薫る風!キュアウィンディ!」

 

「「「「プリキュアsplash☆star!」」」」

 

「聖なる泉を汚すものよ!」

 

「アコギなマネは、おやめなさい!」

 

(決まった。すごい久しぶりに、決まった。)

……と、リーダーが自画自賛する中、タケルは申し訳なさそうに確認した。

 

「あのー、君たちが『プリキュア』でいいんでしょうか?」

 

「げっ!見られた!てかお兄さんいつからそこに!?」

 

「何言ってるの咲。ここにワープした時から、ずっとよ?」

 

満が呆れた様に言った。

 

「遅くなってごめんね、ムープ、フープ。」

 

薫/キュアウィンディの腕の中から、フープが顔を出した。

 

「大丈夫フプー」

 

「そのお兄ちゃん達が、守ってくれたムプー」

 

「何から何まですいません。後は私たちに任せて、早く安全な場所へ……。」

 

「すまんな白鳥の娘。それはできん。」

 

舞/キュアイーグレットの提案をはねのけるアランに代わり、タケルが説明する。

 

「詳しくは分からないけど、昨日、ある人に君たちを助ける様に言われて、ここに来たんだ。」

 

「それって、どういう……?」

 

「タケルの言う通り、詳しくは分らんがそのままの意味だ。微力ながら、加勢させてもらうぞ。なによりウルティマ(アイツ)を殴ってやりたくてしょうがなかったんだ……。」

 

冷静な怒りをあらわにするマコト。アランは『同感だ』と言い捨て、変身腕輪、『メガウルオウダー』にアイコンをセット。

と同時に、タケルとマコトは変身ベルト「ゴーストドライバー」のレバーを引いた

 

《アーイ!バッチリミナー!開眼、オレ》

 

《レッツゴーカクゴ!ゴーゴーゴースト!》

《レッツゴーカクゴ!ドキドキゴースト!》

《テンガン!ネクロム!メガウルオウド!》

 

三人がベルトのバックルに『アイコン』セットすると、三人はそれぞれ、オレンジ、青、緑の戦士に変身していた。

 

「何!?何なの?お兄さん達がなんかスゴイ事にー!ぶっちゃけあり得なーい!」

 

「ダメよブルーム!それ初代(ブラック)台詞(ヤツ)じゃない!」

 

「そーでした。ごめんなさいなぎさちゃん。」

 

聞こえないとは言え、一応謝るキュアブルーム/咲。

 

「落ち着け『金の花』の娘。見たところ、非現実的(こういう)事態はなれっこだろう?」

 

緑の戦士、ネクロムに変身したアランが冷静に返した。

 

「それはともかく、さあどうする?役者は揃ったぞ!」

 

青い戦士、スペクターに変身したマコトが、たじろぐウルティマを睨みながら言った。

 

「決まってるじゃんマコト兄ちゃん。アランに、プリキュアの皆!」

 

タケルは、仲間たち、そして目の前に立ちはだかる敵をその目にとらえ、高らかに宣言した。

 

「命、燃やすぜ!!」

 

「「「「「「「応!!」」」」」」」

 

 

 




この章書いてると、ずっと氣志團は「我ら思う、故に我らあり」が脳内再生されてました。
仮面ライダーゴースト本編のオープニング局ですが、もしこれをお読みになった方、一度でいいから聞いてください。
氣志團の皆さんがゴーストの世界観を見事詞にあらわした名曲です!
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