その頃の強襲科では………
ーーーーァァァァァ!!!!
「「「「「っ!!!」」」」」
全員が飛び跳ねた。
「ヤバい! あの人が来るかも……。」
「誰よ! あの人にバーサーカーさせたの!!」
「いや、冗談じゃない……。」
その時、強襲科に酒を飲みながら蘭豹が入って来た。
「ん? お前らどないしたんか?」
強襲科の生徒は蘭豹が入って来ただけでどこかに隠れようとヤケになっていた。
「せ、先生………アイツがバーサーカーしました。」
「は?」
蘭豹は酒を床に落とした。
「お前ら、ホンマなんやな?」
「はい、先ほど雄叫びが聞こえました。」
「アカンやつやん。」
何故強襲科の生徒及び蘭豹が恐れている理由は、ここにいる全員がバーサーカーした例の奴にフルボッコにされているからである。
「つーか、バーサーカーさせた奴は誰なんや!!!」
蘭豹は怒りに任せて銃を乱射する。
その時奴は来た。
ズズッ、ガシャ、ズズッ、ガシャ、ズズッ………
「アカン来よった。」
ドォォォォォォォォン!!!
ドアが吹き飛んだ。
「ウゥゥゥゥ………殺す、殺すぅ!!!」
ドアの直線上にいた生徒はドアとともに吹き飛ばされた。
「アカン、かなり怒髪天や。」
「誰がかっこいいだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「こいつをバーサーカーさせた奴はマジで殺す!!」
あたり次第に暴れ出した。
モーニングスターをぶん回し、鉤爪で切り裂く。
「あの根暗がいないと収まらへんぞ!!」
「金次呼んで来い!!」
「いや、校長呼べ!!」
「もう嫌だーーーーー!」
阿鼻叫喚とはまさにこのこと。
「このバカタレが! いい加減に死ねや!!」
蘭豹は銃を乱射して、攻撃しているが、全く当たりも擦りもしない。
当たったと思ったら、モーニングスターで弾かれる。
「このバケモンが………!」
だが、急に止まった。
「どないしたんや?」
さっきまで暴れに暴れていた奴は急に止まった。
「ウゥゥゥゥ………う?」
張り詰めた空気が霧散していく。
「あー、またやっちゃいました?」
「このタイミングで戻りおって………。」
生徒と先生は安堵のため床に座り込む。
「や、凄くすみません。」
「お前なぁ………。」
「相変わらず人間辞めてるな。一回死んで人間になれや。」
強襲科もいつもの空気を取り戻して来た。
「流石人間やめてるランキングの殿堂入りした奴だな。」
「うるせぇやい!」
なんでこんなに傷口抉ってくるかなぁ!
「札幌武偵高より任務を終えて俺、『藤原・P・悠人』戻りました!」
「どの口でそんな挨拶できるか教えろや。」
「やー、いふぁいでふよー」
「後で教務科に来いや。」
蘭豹は去っていった。