~ツナside~
第二回モンド・グロッソ当日、俺は隼人と武とともに会場周辺の警備を行なっていた。現在、ボンゴレファミリーは表では警備会社やホテル経営を、裏では麻薬密輸や人身売買等、非人道的な組織の破壊活動や一般市民に手を出している裏の人間の逮捕・警察への引渡しなどを同盟ファミリーのキャバッローネファミリーやジッリョネロファミリーを中心に行なっている。
この大会には各国の大統領なと、重鎮たちが多く出席するため日本だけでなく、先進国の警備会社のほとんどが総動員とまで言える人数を動員していた。
故に俺たちにも警備に参加するよう、国からの命を受けていた。残りの守護者には日本支部の方で待機してもらっている。
大会開始当初はなんの問題もなく、残すは準々決勝と準決勝、決勝を残すのみとなった。準々決勝の第一試合が始まったところで骸から連絡が入った。
「骸、何かあったの?」
「ええ、織斑千冬の弟の織斑一夏が誘拐されたようです」
「っ!?場所は!?」
「自宅近くで誘拐されたようです。現在はハワイ沖にある倉庫に閉じ込められてです。どうしますか?」
「俺たちも今から現地に向かう!ランボは支部の方で待機、残りの守護者は現地に向かってくれ!俺たちもすぐに向かう!!」
「わかりました」
骸との通信を終え、俺は隼人達とともに東京湾にある倉庫に向かった。
骸から織斑一夏が誘拐されたという連絡を受けてから2時間後、俺たちはハワイ沖にある倉庫に到着した。そこには既にランボを除く守護者が集結していた。
「遅かったですね」
「状況は?」
「織斑一夏は織斑千冬を決勝戦に出場させないようにするための餌として誘拐されたようです。それと、誘拐犯の中にはマフィア関係者もいるようです」
骸からの報告を聞き、俺は今後の行動を考える。今頃決勝戦が始まる頃だろう。もし、織斑千冬が織斑一夏のことを聞きつけているのなら助けに向かっているはずだ。
しかし、相手にはマフィア関係者も混じっている。下手をすればリングを所持している可能性もある。死ぬ気の炎やリングのことを一般人に、特にIS関係者に知られる訳にはいかない。
俺はすぐさま超死ぬ気モードになった。
「今すぐ織斑一夏の救出活動を開始する。骸とクロームは幻覚で周囲に騒ぎを気付かせるな。恭弥、武、了平は敵の無力化を、隼人は俺が織斑一夏を救出した後の避難経路の確保を頼む。俺は織斑一夏の救出に向かう」
「「「「「「了解!!」」」」」」
俺たちはそれぞれの役目を果たすために敵アジトへ突入していった。
今週だけ後1回更新できるかもです。モチベーション次第ですね。