山風「あたし、白露型駆逐艦…その8番艦。山風……提督、これから…よろしく、ね」
今日の朝十時すぎ山風が着任した。山風はあの時とは顔色もよく、とても元気そうだった
哲也「よろしく山風。それと久しぶりだね」
山風「うん…久しぶり」ニマニマ
電「…」ムゥ
ここの居心地が良かったのか、山風が嬉しそうに笑っている。気に入ってもらえて何よりだ
それから電がすごい勢いでこちらを睨んで来ているのだが、どうしたらいいのだろう…
山風「ずっと…会いたかっ、た……」ギュウ
電「!」
哲也「はは、甘えん坊になったな山風」
山風「て、提督に…しか、こんな…こと、しない」
哲也「姉妹とかにも甘えていいんだぞ」
山風「…頑張、る」
まぁ、慣れない環境の中でいきなり甘えろと言っても難しいよな。前と同じようなに寝るときだけでもいいから一緒にいてみようかな
電「し、司令官さんそろそろお仕事始めるのです!」
そういえば提督業停止処分なくなってるんだった。久しぶりに出撃できる……
哲也「ああ、そうだった。じゃぁ、行ってくるよ」
電「はい、行ってらしゃいなのです」
山風「行って…らっしゃい」
ドアを開け部屋を出る。ちらっとだけ見えた電と山風が好戦的な目でお互いを見つめあってたのは見なかったことにしとこう。突っ込んだら危ないと俺の第六感が告げている
---------------------電
山風ちゃん、侮れないのです…司令官さんに抱きつくなんて電には絶対できないことをやってのけてしまったのです。別に憧れてはないのです
そして、司令官さんが出撃をし今は山風ちゃんと睨みあっているのです
……電は何をしているのでしょうか
電「…取り敢えず、仕事をするのです。山風ちゃんはどうしますか?」
山風「……私も、てつ…だう」
山風ちゃんも落ち着いたのか普通の山風ちゃんに戻りました。司令官さんのことは後々話すのです
電「ありがとうなのです。えっと、まずは資材の書類をまとめるのです。山風ちゃんには書類を資材ごとに分けて欲しいのです」
山風「わか…った」
1時間後
山風ちゃん、意外と仕事が出来る子なのです…電の存在が危ういのです……
山風「ねぇ…電…」
電「はい、なんでしょう?」
山風「電は…提督の、こと……好き?」
突然山風ちゃんが執務の手を止めてそんなことを聞いて来ました。司令官さんのことはもちろん大好きです。きっと皆もそうだと思います
電「電は司令官さんのことが好きです。山風ちゃんも…ですよね?」
山風「……うん、提督は…優しい、だから好き。きっと、皆も…大好き…だと、思う…」
山風ちゃんも同じことを考えていました。実際ここの艦娘は皆司令官さんのことが好きだと思います。もちろん異性としてなのです
電「はいなのです。でも電はそれ以上に司令官さんのことが好きです」
山風「あたし、も…」
電「……」
山風「……」
電「電…負けないのです」
山風「あたし、も…負けない…」
山風ちゃん…ライバルが現れてしまいましたが仲良くなれそうなのです
電「…えへへ」ニマ
山風「…ふふ」ニコ
------------------------------山風
電と仲良くなった。友達という意味でも、同じ提督が好きという意味でも
山風「電…この、書類、は?」
電「これは司令官さんが処理しないといけない書類なのです。重要書類だから見てはいけないそうです」
山風「え…こんな、に?」
目の前にはあたし達が2人でやっても終わるかどうかわからないぐらいの量の書類があった
山風「提督、いつも…こん、なに…仕事、してるの?」
電「……はい」
電が口ごもってしまう。どうやら思うところがあるらしい
山風「…」ピラッ
『資材消費確認票』
山風「?」
これぐらいの仕事だったら、私達にも出来そう…
電「どうしたのです?山風ちゃん?」
山風「電…これ」
電「?…これは……電達にもできそうなのです。他にもないか探して見るのです」
山風「了、解…」
その後も書類を探して見ると、半分くらいはあたし達でもできそうな書類が出てきた
電「ふぅ……これぐらいでしょうか」
山風「うん……でも…こんなに、あるなら…もっと、頼って…欲しい…」
電「なのです、帰って来たら司令官さんに言うのです」
山風「…」コクッ
------------------------------哲也
哲也です、現在の状況を説明します
出撃から帰還して部屋に入った瞬間、電と山風に正座させられました。どうやら艦娘達の書類仕事の量を減らしていたことがバレたみたいです
電「司令官さん、電達をどうして頼ってくれないのですか?」
山風「…」
哲也「み、皆には楽しく暮らして欲しいから仕事は俺が…」
山風「提督、も楽しま…ないと…あたし、楽しくない、よ」
電「電もなのです」
哲也「うっ…」
山風が深いことをいってくる。しかし俺にもプライドというものがあり中々首を縦に振れない
哲也「しかしだな、2人とも俺は提督で1番仕事をしなきゃいけない、上司が1番働くのは当たり前だろ?」
電「世間には仕事を全くしない提督もいますよ?」
哲也「え、そうなの?」
ちょっと元帥さんに調べてもらって粛清するか…その前にこの状況をなんとかしようか
哲也「で、でもほら。提督って艦娘との心の距離とか大事でしょ?だから仕事とかは減らして話す時間を増やしてアットホームな場所に…」
山風「私が、前いた…ところ、艦娘に…酷い扱い、してたよ?……それに私、だって…捨て艦、だったし…」
哲也「…ごめん」
山風「ううん、大丈、夫…今は、提督が…いる、から」
山風…強くなったな……出会ったときの全てを怖がってたようなあの頃とは違うんだなぁ…
電「司令官さん、山風ちゃんの成長喜ぶのはいいのですが撫でるんだったら電にもするのです」
電は電で我が儘言えるようになったんだな。最初は自分の我が儘口に出さない子だったのに…
哲也「2人とも成長したんだな〜」ナデナデ
電「えへへ///」
山風「んっ///」
頭を撫でると2人は気持ちよさそう声を出した
電「司令官さん、これからは電達をもっと頼るのですよ?」
山風「提督、と一緒にいられる…だけで、楽しいよ?」
哲也「…はぁ、わかったわかった。これから仕事量が均等になるようにするよ……それでいい?」
電「なのです♪」
山風「んっ♪」
最後まで仕事の話はそらせなかった。まあ、でも2人が嬉しそうだからいっか
ハーレム、それは男が求める究極の理想郷……それが合法ロリという至高の存在だけで作れたらどれほど素晴らしいか…
どうも、はつひこです。2日ぶり?の投稿になりました。まだ、投稿初めて1週間でUAが2千にも満たない自分ですがご愛読いただきありがとうございます
まぁ堅苦しいのはこの辺で。今回山風と電のハーレム回に書いてみましたが正直ハーレムかどうかわからない…
けどきっと大丈夫、読んでくれてる人少ないからきっとダメだしは来ない…はず