電さんと化物提督   作:コントラポストは全てを解決する

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ブラック鎮守府編スタート


2章 BLACK鎮守府編
15艦 調査


夕立、山風と多くの艦を犠牲にしている--鎮守府という場所。俺は気になり元帥さんに相談して少し調べて見ることにした

 

 

 

 元帥「うむ、了解した。わしも調べて見よう」

 

 

 哲也「ありがとうございます。いつも」

 

 

 元帥「なに、気にするな。では、わしは失礼するしっかりやるんじゃぞ」

 

 

 哲也「はい、わかりました。失礼します」

 

 

 

 

 なんとか元帥さんの了承は貰えた。あとは電の方だ

 

 

 正直こっちの方が不安だ。幻滅されてしまいそうだったからである

 

 

 

 哲也「電、ちょっといいか?」

 

 

 電「はい、どうしたのです?司令官さん?」

 

 

 哲也「大事な話しがある」

 

 

 

 電「?」

 

 

 

 

 

 電にあの鎮守府について調査することと、それによりしばらくの間出撃ができなくなってしまうことを伝える

 

 

 

 

 

 哲也「……というわけなんだ。すまない電、俺の我が儘のせいで…」

 

 

 電「電は大丈夫なのです。それに深海棲艦さんを助ける前に味方さんが苦しんでるなら助けるのは当然なのです」

 

 

 哲也「電…」

 

 

 

 電「電にも何か手伝えることはありますか?」

 

 

 哲也「電に出来ることか…」 

 

 

 

 おそらくこれからはあの鎮守府調査で執務に手がつけられなくなる……それをお願いするか

 

 

 哲也「…そうだな、しばらくこの用事で執務に手がつけられなくなる。だから艦娘達に任せられる資料は全て皆に任せたい、いいか?」

 

 

 

 電「はいなのです皆で協力して頑張ます」

 

 

 哲也「言っておくが今までの倍は辛いぞ?覚悟はしといてくれ」

 

 

 電「大丈夫なのです!電達の本気を見せてあげるのです!」

 

 

 

 哲也「よし、じゃぁ資料は後で纏めておく。今は休んでてくれ」

 

 

 電「了解、なのです!」 

 

 

 

 

 

 ----------------------元帥

 

 

 

 哲也から頼みを受け、今は大本営の資料室の中の資料を漁っている

 

 

 

 元帥「うーむ、やはり見つからないのぃ…」

 

 

 大和「元帥さん、さすがにこの中からは…」

 

 

 

 しかし、物事がそう容易く進む筈もなく。--鎮守府の資料だけで机が紙束だらけになってしまった

 

 

 

 元帥「じゃが、これも哲也の頼みじゃ。気合いを入れねば」

 

 

 

 大和「哲也さんのことになると本当に必死になりますね…いつもこの勢いで仕事をしてくれれば…」

 

 

 

 まぁ、いつもはぐうたらに過ごしているからのぉ。こう言われても仕方はあるまい

 

 

 元帥「孫のような存在じゃからの。それに大和だって哲也のこと溺愛しておるじゃろ?」 

 

 

 大和「私は哲也さんのファンですから。応援するのは当たり前です」

 

 

 

 相変わらずあいつはモテモテじゃの 。これが女たらしと言うやつか

 

 

 

 元帥「まぁ、そういうことで2人で頑張るぞ」

 

 

 大和「はいはい、わかりました。いつものことだからなれましたよ」

 

 

 

 

 なんやかんや言っていつも手伝ってくれるんじゃよな〜。さすが嫁艦じゃ

 

 

 

 

 

 

 

 -----------------------------哲也

 

 

 

 

 哲也「ふむ…」

 

 

 

 

 調査を初めて1時間がたっただろう、まずは情報収集ということでパソコンで調べているのだがめぼしい情報が見つからない

 

 

 

 哲也「--鎮守府、提督の名前が神田 士郎、年齢は二十八歳、階級は大佐、軍事学校を主席で卒業しその後は多大な功績を残し異例の早さで出世した天才。人柄もよく父親が兵器産業会社の社長を務めてることもありかなりの資産家、か」

 

 

 

 これだけ見ると、捨て艦をしてるようなところには見えないな……

 

 

 

 哲也「うーむ…参ったなぁ……さすがにいきなり視察に行くのも疑われるし…」

 

 

 夕立「提督さん、お困りっぽい?」

 

 

 

 哲也「ん?夕立か?」

 

 

 

 仕事の休憩に入ったのか夕立が机からひょこっと顔を出した。ちなみに夕立には今回のことは伝えていない

 

 

 

 哲也「少し調べ物さ…」

 

 

 夕立「……夕立達のことっぽい?」

 

 

 

 即効でバレた……俺、隠し事苦手なのかな…

 

 

 

 哲也「まぁ、そんなとこだよ。夕立がいた鎮守府のこと少し調べてるんだ」

 

 

 夕立「調べてどうするっぽい?」

 

 

 

 哲也「まぁ、理由はなんであれ山風や夕立を捨て艦にしたやつだからな、少し指導をしないとな」

 

 

 

 夕立「でも、相手は上官っぽいよ?提督さんが処罰されたり最悪提督さんクビになるっぽい……夕立、提督さんと離れるのは嫌っぽい…」 

  

 

 

 夕立が不安そうな顔でそんなことを言ってくる。さすがにそこまではないと思うけど…

 

 

 

 哲也「大丈夫、提督クビになっても軍事関係者として残れるから夕立と離れることはないよ。それにもし軍に残れなくなっても軍事学校通って即効で帰って来てやるさ」ナデナデ

 

 

 

 夕立「提督さん……」 

 

  

 

 哲也「ほらほら、そろそろ休憩が終わるよ。皆のところに戻りなさい」

 

 

 夕立「わかったっぽい、提督さんまたね」

 

 

 

 哲也「ああ、後でな」

 

 

夕立は元気よく扉を突き破り、仕事に戻っていった。後で直さなきゃ…

 

 

 

 

 さてと、俺も頑張るか…

 

 

 

 

 

 

 

 ------------------------------元帥

 

 

 

 

 資料を漁ること2時間、よくよく考えれば自分から悪事を働きましたなんて報告するバカはいないという結論にいたり、手っ取り早い方法で行くことにした。それは……

 

 

 

 

 大和「よく、許可出ましたね」

 

 

 元帥「ま、一応元帥じゃからのう。出世に関わるし都合が良かったんじゃろ。わし最強」

 

 

 

 そう、視察じゃ。抜き打ちという名目で今日の昼過ぎに尋ねると電話をいれアポをとった

 

 

 

 大和「これが職権乱用ですか」

 

 

 元帥「人聞きの悪いことを言うな、息子であり孫のような存在である哲也のためにわしの力をほんの少し活かしただけじゃろう」

 

 

 

 大和「それを職権乱用って言うんですよ……」

 

 

 

 元帥「うーむ…」

 

 

 

 大和に呆れられてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなやり取りをしているうちに目的地に着しまった。入り口には相手の提督、神田士郎が出迎えていた

 

 

 

 

 

 神田「わざわざ御足労いただき、誠に感謝します。元帥殿」

 

 

 元帥「いや、こちらこそ急な視察を実施してしまい誠に申し訳ない。抜き打ちなものでな。対応に感謝する」

 

 

 

 神田「お褒めに預かり光栄です。では早速当鎮守府をご案内致します。こちら秘書艦の響です、今回は2人で案内させていただきます」

 

 

 響「…よろしくお願いします」

  

 

 元帥「うむ、よろしく。それよりわしに気を使う必要はないぞ?仕事も残っておるだろう」

 

 

 神田「いえ、ここまで御足労いただいた元帥殿の失礼になりますので、自分もついて行きます」

 

 

 

 元帥「…うむ」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから鎮守府内を見学したが施設には特に異常はなかった。問題は艦娘だった、顔を合わせる艦娘全てが疲れきった顔をしていた。相当疲労が溜まっているのだろう

 

 

 

 元帥「艦娘には充分な休息を与えているのか?」

 

 

 神田「すみません、実は海域攻略に手間取っていまして。彼女達にも多大な迷惑をかけてしまっているのが現状です」

 

 

 

 元帥「そうか……響君も大丈夫かい?」

 

 

 

 響「…ぁ……っ、大丈夫です」

 

 

 

 何かを言いかけたが神田の顔を見て言うのをやめてしまった

 

 

 

 

 元帥「何かあるんだったら言って良いぞ?」

 

 

 響「……」

 

 

 神田「すみません、実は最近彼女のいた艦隊で1人轟沈を出してしまって…そのショックから立ち直れてないんです」

 

 

 元帥「…そうだったのか……気が回らなくてすまんな」

 

 

 響「……いえ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、視察も終了時間となり鎮守府をあとにした。艦娘達の疲れきった無理な笑顔が頭をよぎる、あの響という子に至っては笑ってすらいなかった

 

 

 

 

 元帥「大和よ、--鎮守府を視察してどう思った?」

 

 

 

 大和「なんというか元気がないですね…作戦続きらしいですけどそれだけじゃない気がします」

 

 

 

 元帥「わしもじゃよ、大和」

 

 

 

 

 

 早く尻尾を掴まんと犠牲になる艦が増えてしまうな…念のため上も探って見るか不正があるかもしれん…

 

 

 

 

 

 

 --------------

 

 

 

 --鎮守府執務室、作戦会議中

 

 

 

 神田「次の海域は--だ。ここはボスだけが強敵なためBF-4作戦で行く」 

 

 

 

 BF、それは捨て艦作戦のことを示し後ろの数字は捨て艦に連れていく駆逐艦の数を表す

 

 

 響「!…ま、待ってくれそんなに連れていく必要はない、代わりに私が出る。練度も私が……」

 

 

 神田「黙れ執務仕事の処理が早いだけのお前が成り上がるな……これは決定事項だ。異論は認めない」

 

 

 

 響「…っ……」

 

 

 神田「早く仕事をしてくれ期限が迫ってんだよ。提出が遅れるだけで評価が下がって出世に関わっちまうんだから」

 

 

 響「……わかったよ」   

  

 

  




元帥さん、地味にケッコンしてたんですね…



はつひこです。自分で書いてて言うのも何ですが最後の方でくっそ胸糞悪くなりました。地位のために命を捨てさせる、最低ですね


皆、捨て艦はダメだよ?あとアンチとかはやめてね?…



次回「救援」今度はいい回にしたい

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