電さんと化物提督   作:コントラポストは全てを解決する

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もうすぐ第6駆逐隊が揃う…


17艦 救助

神田について調べ始めて数日、証拠になりそうな材料がいくつか出てきた。上司との密会の目撃や軍の資金の不正利用の跡などが見つかった

 

 

 

 「」プルルルル

 

 

 哲也「はい、もしもし?」

 

 

 元帥「哲也、緊急事態だ」

 

 

 電話の相手は元帥さんだった。それより緊急事態とは…

 

 

 哲也「緊急事態?」

 

 

 元帥「ああ、神田の鎮守府が深海棲艦に襲われていると通報が入った。救護班を編成し急いで向かってくれ」

 

 

 

 

 哲也「了解」

 

 

 

 あそこの鎮守府は戦艦や重巡、空母などもたくさんいたはずだ。そう易々と深海棲艦の侵入を許すはずがないのだが… 

 

 

 

 哲也「電急用だ。バケツと救急セットをありったけ準備してくれ」

 

 電「?、どうしたのですか?」

 

 夕立「事件っぽい?」

 

 

 哲也「--鎮守府が深海棲艦の攻撃にあったそうだ。民間と現地の艦娘の救助をする」

 

 

 山風「…わか、った」

 

 

 

 

 

 倉庫からバケツなどの準備をし鎮守府に向かう 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 --鎮守府

 

 

 

 

 

 

 目的地に到着したが酷い状況だった。鎮守府は半壊し入渠部屋も使えないのか怪我をした艦娘が外で待機していた

 

 

 そして、ここを襲ったという深海棲艦は見当たなかった

 

 

 

 哲也「電、救護班の指揮は任せる。俺は深海棲艦の方を捜索する」

 

 

 電「了解したのです」

 

 

 

 電に救護班を任せ、深海棲艦の捜索を開始する。通報があったにがついさっきのためまだそう遠くには行ってないはず

 

 

 

 

 

 

 

 数十分後

 

 

 

 

 

 

 神田「うわああぁぁぁ!」

 

 

 哲也「!……こっちか!」 

 

 

 

 叫び声がした方に行ってみる。そこは母港にある海岸で神田と、おそらく鎮守府を襲った深海棲艦……というより半分深海化した艦娘がいた

 

 

 

 何だあれ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 ------------------------------響

 

 

 

 

 

 司令官を連れ出すだけのつもりだったのに鎮守府まで破壊してしまった……まぁ、いいか…

 

 

 

 深海化響「司令官、君がいては誰かが悲しむ、誰かが死ぬ…だから私が消す。大丈夫君がいなくなったら私もすぐ逝くから」ジャキッ

  

 

 神田「ヒッ……な、なんなんだお前!」

 

 

 深海化響「何って響だよ?昨日もいたじゃないか」

 

 

 神田「ひ、響?なんでだよ、なんでこんなこと…」

 

 

 深海化響「君が艦娘を殺すから…私はもう、我慢できないんだよ。仲間が沈むのを黙って見てるのは…誰かに死を告げに行くのは…疲れたんだよ」

 

 

 神田「わ、わかった。もうしない、捨て艦はしないから!だから…」

 

 

 

 深海化響「そんな都合のいい話、通るわけがないだろう。君は殺しすぎた」

 

 

 

 神田「」ゾクッ

 

 

 

 

 深海化響「司令官、痛みは一瞬だ。じっとしててくれ」

 

 

 神田「ヒッ…」

 

 

 

 これで全て終わるんだ。もうすぐ姉さんに会いに行ける、皆も幸せになる

 

 

 

 

 哲也「やめろ!」

 

 

 

 響「!」

 

 

 

 

 

 

 ------------------------------哲也

 

 

 

 

 深海化響「君は、誰だい?」 

 

 

 哲也「黒木哲也、鎮守府で提督をしている」

 

 

 

 深海化響「ふーん、それで他所の司令官が私になんのようだい?生憎私は忙しいんだ」

 

 

 

 響と呼ばれている子は神田を殺そうとしていた。確かに神田が行ったことは許されないことだが、だからといって殺していい理由にはならない

 

 

 

 哲也「そいつを…どうする気だ?」

 

 

 

 深海化響「この世から消す、この人はいてはいけない人なんだ。地位のために艦娘をたくさん犠牲にした」

 

 

   

 哲也「だからって殺していい理由にはならないだろう。お前の司令官を殺してどうすんだ?」

 

 

 深海化響「すぐ跡をおう。これはね、この人を止められなかった私の罪滅ぼしでもあるんだ。だから止めないでくれ」

 

 

 

 

 できれば争い事は避けたかったがやはりダメらしい

  

 

 哲也「いいや、止めるさ君の幸せの為にもね」スッ

 

 

 

 腰に携えた日本刀を鞘から抜き構える。相手の方も近接武器と単装砲を構えた

 

 

 

 

 深海化響「私の邪魔をするなら誰であろうと容赦はしない…」

 

 

 

 

 

 

 

 ------------------------------暁

 

 

 

 

 比叡「榛名、司令と連絡取れた?」

 

 

 榛名「いえ、榛名の無線でも繋がりません」

 

 

 

 何故か急に司令官がいる鎮守府と通信が取れなくなった。私達はボス海域の少し手前にいる。ボス戦に入る前で良かった

 

 

 

 比叡「こっちの無線が壊れたわけではないだろうし…」

  

 

 榛名「やはり向こうで何かあったのでしょうか?」

 

 

 

 そのため今は比叡さんと榛名さんが今後の進路を相談しあっている

 

 

 

 比叡「でも、この子達も轟沈寸前、まともに動けるのは暁だけ……私達の独断で行って負けた場合も考えると撤退の方がいいよね」

 

 

 榛名「はい、このまま提督の指示なしで行くのは危険だと思います。それに鎮守府の方も心配ですし」

 

 

 

 比叡「よし、撤退しよう」

 

 榛名「はい」

 

 

 

 

 今回は運が良かったなぁ。それより鎮守府の方はどうなっているんだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鎮守府

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鎮守府に到着した……のはいいが半分程壊れていた。少し離れた場所で他の鎮守府の人達が手当てをしている。ドッグが壊れたのだろう

 

 

 

 

 暁「……響」

 

 

 

 

 

 

 私は呑気に何を考えているのだろう。響が怪我をしているかもしれない…早く行かなきゃ

 

 

 

 

 

 「」ドゴォオオオン!

 

 

 

 暁「!?」

 

 

 

 爆発音?まさかあそこにこれの犯人が?

 

 

 

 暁「比叡さん、榛名さん」

 

 

 榛名「暁ちゃんここで待ってて下さい中破してるのに」

 

 

 比叡「そうだよこういう時は私達に…」

 

 

 暁「私も微力ながら戦力にはなるわ。それになんだか胸騒ぎがするの」

 

 

 

 

 

 先ほどの救護組を見てて気づいてしまった。響の影がないことに……もしかしたらあの爆発の方に

 

 

 

 

 比叡「わかった」

 

 

 榛名「比叡姉様?」

 

 

 

 比叡「ただし、危なくなったら逃げるからね」

 

 

 暁「うん、ありがとう比叡さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして私達は爆発音がした母港の海岸にやってきた。そこには司令官と司令官と同じ服を着ている男の人、そして鎮守府を壊したであろう深海棲艦……

 

 

 

 

 

 比叡「あれは、なんなの?」 

 

 

 榛名「新種の深海棲艦でしょうか?」 

 

 

 

 違う…深海棲艦だけど、違う…あの雰囲気、あの面影……間違いない、私のここで共に暮らしたたった1人の妹………

 

 

 

 

 

 

 

 

 暁「……響、?」

 

  

 

 

 




次回「愛情」
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