元帥さんに案内され部屋に入るとそこには小さな女の子が1人いた。
どこか元気がなく声がかけづらい…
元帥「電ちゃん、調子はどう?」
電「はい、大丈夫…なのです…それとあなたは?」
どうやら名前は電というらしい…というか明らかに大丈夫じゃない。取り敢えず自己紹介しなきゃ
哲也「えっと、黒木哲也だ海軍で働いてる。君は?」
電「暁型四番艦電なのです」
哲也「電か、よろしく」
電「はい…」
普通に良い子だ。特に変わったところもないしなぜ大本営に送られて来たのだろう?
哲也「普通にいい子じゃないですか。どこが変わってるんです?」
元帥「まぁ、そこは2人で話してくれ。わしはちと仕事があるのでな。じゃが、強いて言うなら哲也と同じじゃ。それではな、少ししたらまたくる」
そういい元帥さんは部屋を出ていった。俺と同じ…どういうことだろう
そして訪れる静かな空間、正直気まづい…
哲也「…隣いいかな?」
電「どうぞなのです」
哲也「えっと、電はなんで大本営に送られて来たんだ?見た感じどこにも問題なさそうだけど」
電「電は、戦力外通告を受けてここに来たのです」
哲也「なるほど、駆逐艦だって夜戦になれば強いって聞いてたんだけどなぁ」
確か夜戦になると、レベルを上げた駆逐艦なら戦艦1隻ぐらいは倒せたはず
電「そうじゃないのです、電は深海棲艦さんを沈めたくないのです。深海棲艦さんもできれば助けたいのです」
哲也「…」
俺と同じってそういうことか。電は優しい子なんだなぁ
電「電は敵を沈めたくありません。だからあまり出撃せず戦力外通告を貰ったのです。わがままだってわかってるのです、でも電は誰も傷つけたくないのです」
電は俺に熱心に語りかけてきた。その後落ち着いたのか俯いてしまった
電「…やっぱり、電はおかしいのでしょうか?深海棲艦さんを助けたいって思うのはダメなことなのでしょうか?」
そして今度は俺に問いかけてきた。ただ少し震えていた否定されるのを怖がっているのだろう。まぁ、俺も同じ意見だから否定はしないけど
哲也「おかしなことじゃないよ、俺も深海棲艦をすべて助けるのが夢だからね。電と同じだよ」
電「ほ、本当ですか?電、間違ってないのです?」
哲也「ああ、俺は電は間違ってないと思うよ」
そう言うと電は瞳をウルウルさせながら、とてもいい笑顔を見せてくれた
電「良かったのです…最後に電と同じ人に会えて…」
哲也「ん?最後?」
電「はい、電は戦力外通告を貰いました。きっと解体されるのですだから…」
元帥さんはそういうことしないと思うけど…
哲也「じゃあさ、電」
電「?」
哲也「俺と一緒に来ないか?電みたいな子を解体するのはもったいない」
電「え、いいのですか?」
哲也「ああ、電さえ良ければ」
電「とても嬉しいお誘いですが電はもうすぐ…」
と、電が言いかけたところで扉が開き元帥さんがやってきた。手には色々な資料があった…まさか本当に解体の…
電「元帥さん…」
哲也「あの、元帥さんこの電俺が預かっていいですか?」
元帥「ああ、いいぞ。ちょうどさっきお前の鎮守府配属への手続きが終わったところだから」
…ん?鎮守府?初耳なんですが?
哲也「え、鎮守府?俺提督やるんですか?」
元帥「ああ、ちなみに初期艦として電も同行するぞ」
電「ほ、本当ですか!」
元帥「ちなみに軍服なども手配してあるから今日から行けるぞ」
手際よすぎだろ、いつの間にそんなことを…
元帥「どうじゃ?一応今ならギリギリキャンセルできるぞ?」
電に袖を引っ張られそちらに向いてみる
電「司令官さん…」ウルウル
……よし、やろう。電にそんな寂しそうな目で見られながら断れるか。最初から断るきないけどさ
哲也「いえ、やらせていただきます。電とも出会えましたし」
電「司令官さん」パアアァ
元帥「うむ、それでこそわしの息子じゃ。じゃあ早速移動を頼む、服は向こうにおいてあるから着いたら着替えてくれ」
哲也「了解しました。じゃあ電これからよろしくな」
電「はいなのです!よろしくお願いします司令官さん」
取り敢えず挨拶を交わし、俺達は配属さきの鎮守府に向かった
I・NA・ZU・MA・FOOOOoOOO!!!……ゲフゲフ
執筆中にテンションが上がり発狂してたらこうなりました、実話です。
まぁ、そんなことは置いておきやっと電ちゃんが出せました。一応今回までが序章的なもので書いていました。次回から話数振り分けが入ります。
早く電ちゃんを出したかった本作のメインヒロインなので…後個人的な趣味で。これからどんどん艦娘が増えて行きます。できれば駆逐艦をメインで出していきたい
だって可愛いもん!撫でて愛でてぺろぺr…あ、ケンペイ=サンチーッス
まあ、そんなわけで次回も読んでくれると嬉しいです
後次回から少し時間が飛びます