戦艦と金剛の件から翌日の朝、少し早いが潜水艦達の部屋に来た。潜水艦は3人しかいないということで宴会などはいいと本人達から希望があったそう。なので挨拶と話し合いをしたいのでやってきた。ちなみにアポはとってない
「」コンコン
イク「どちら様なのね?」
哲也「こんな朝早くにすまない。俺だ」
イク「あ、提督!良かったら上がってなのね」
哲也「ああ、失礼するぞ」
部屋に入ると残りの2人も既に目覚めていた。部屋を眺めるにもう朝食もとってそうだった
哲也「随分早く起きてるんだな、3人とも」
イク「前からの習慣ね」
ゴーヤ「いつも4時には起きてるでち」
ロー「朝5時にはオリョクルしてましたって」
哲也「そうか…」
なんだろう、一言ずつ話す度に皆の目がどんどん死んでいく……
ゴーヤ「お茶、どうぞでち」
哲也「ありがとう、えっとゴーヤであってるよね?」
ゴーヤ「うん、あってるでち」
ロー「提督、ローちゃんはローちゃんですって」
哲也「うん、君は潜水艦の中で1番最初に覚えた」
ロー「ありがとうですって」
潜水艦の資料ファイルを見ていたときローちゃんの改装前の写真が入っていたが今と違いすぎて驚いてしまった。だってもうトランスフォームの域なんだもん
哲也「で、最後にイクだよね?」
イク「なのね」
哲也「よし、これで全員っと。えっと確か皆はオリョールクルーズだっけ?それを主にやって来たんだよね?」
ゴーヤ「主にというかオリョクルしかやってないでちね。着任してから毎日無休で遠征してたでち」
イク「睡眠時間もほとんどなかったね」
哲也「ここに来てからしっかり寝た」
ロー「はいですって。久しぶりにちゃんと寝れましたって」
哲也「もしかしてまだ寝たかったりする?良かったらオリョール行こうかなって思ってたんだけど」
ロー「…」
イク「…」
ゴーヤ「…」
オリョールへ向かうと聞いただけで3人とも死んだように固まってしまった。どうやらかなりトラウマとしてオリョールが刻み込まれてるらしい
ゴーヤ「…やっぱり出撃はなくても遠征はあるでちか……仕方ない行ってくるでち」
イク「提督のためなら頑張るね!」
ロー「ですって!」
哲也「あー、3人とも遠征とかじゃなくて遊びに行くだけだからね?」
イク・ゴーヤ・ロー「「「え?」」」
何故か、この人何言ってるの?という顔をされた。結構凹む…
哲也「いや、多分だけどイク達さ海の深いところしかオリョール行ったことないと思ったから。あそこ地上からの景色はとてもいいんだ。だから一緒にどう?」
ゴーヤ「そういうことでちか」
イク「中々面白そうなのね」
ロー「遠征じゃないですって?」
哲也「ああ、というか俺は艦娘に余り仕事をさせない主義だ。艦娘から望まない限り仕事は与えない」
まぁ、仕事の与えなすぎで電とか山風から苦情がたくさん来たけど……
ゴーヤ「そういうことなら喜んで行くでち」
イク「遊ぶなんて初めてなのね!」
ロー「ビール持ってっていいですって?」
え、飲めるの?ビール。こんな小さい子に酒で負けた…
哲也「ビールは遠慮してくれると嬉しいかな。じゃぁ、1時間後に母港に集合ね」
イク・ロー・ゴーヤ「「「はい!」」」
あの、死んだような顔はしていなかったから、どうやら喜んで貰えたようだ
2時間後 オリョール近辺
集合場所に集まった後、一応形式に乗っ取り点呼を取った。その時に背後から「あたし、も…いる」と山風が現れ正直驚いた。そしてそのまま山風は付いてきている
哲也「山風はどうして付いてきたんだ?今日は執務休みにしただろ?」
山風「念の、ため。提督が、襲われる…かもしれない、から」
哲也「襲われる?何にだ?」
山風「…強いて、言うなら…狼」
そういえば電も、宴会の時に狼がどうとか言ってたな。相変わらず訳が分からん
哲也「…そうか」
山風「うん…」
なので安定のスルーでこの話は終わりにする。
イク「提督、そろそろ到着するのね!」
哲也「おう、了解」
オリョールに到着し、近くの島でシートやパラソルなどをたてた後皆に自由時間を与えた
イク達は水中を自由自在に泳ぎ周りそれぞれが好きなように楽しんでいた。ちなみに俺と山風は水中には行けないため海上から3人の様子を眺めている。景色が綺麗なため見てるだけでもかなり楽しい
ロー「提督!見てくださいって!ほら貝見つけましたって!」
哲也「おお、立派なほら貝だな。すごいぞ」ナデナデ
ロー「んへへ///」
イク「あー!ローちゃんばっかりずるいね!イクにもするね!」
哲也「はいはい、ほら」ナデナデ
イク「んふ〜♪///」
ゴーヤ「……」ソワソワ
哲也「ほら、ゴーヤも」ナデナデ
ゴーヤ「べ、別に頼んでないでち……///」
山風「…」ジー
哲也「……ほら」ナデナデ
山風「んっ///」
この後、このなでなでを5回くらいローテーションさせられました。さすがに腕が疲れた
お昼過ぎ、お弁当を食べた後遊び疲れか食後の眠気か潜水艦組は寝てしまった
イク「ん…提、督……」スピー
ロー「むにゃぁ…」スピー
ゴーヤ「…でち……」スースー
哲也「山風、鞄の中にタオルケットが数枚入っていたから出してくれ」
山風「んっ…」
大きめのタオルケットを数枚取り出して貰い、3人にそれぞれかけて上げる
哲也「ほら、山風の分」
山風「あ、ありが…とう」
山風もタオルケットをはおり俺の隣にぴたっと擦り寄って来た。やっぱり海に入っていないとはいえ体を冷やしてしまっただろうか
山風「///」
哲也「山風、寒くないか?」
山風「ん、こう…してれば、寒く、ない」
少し顔が赤いが大丈夫だろうか…一応帰ったら体温計らせよう
哲也「皆気持ち良さそうに寝てるな」
山風「ん、皆…楽しかったん…だと、思う」
哲也「それなら良かった」
イク「提督…大好き、なのね」スピー
ロー「ですって…」スピー
ゴーヤ「でち…」スピー
山風「!」
可愛い寝言をいうなぁ、やっぱり皆女の子なんだね
哲也「俺も3人のこと大好きだぞ」
山風「…」ニギッ
哲也「…山風よ、何故つねる」
後、なんでだんだん強くするの?あ、やばいそろそろ千切れる……
山風「提督は、女たらし…」ブスッ
哲也「えぇ…」
どうしたらいいだろうこの状況、早くしないと俺の二の腕の肉が引きちぎれてしまう…
哲也「山風?そろそろ離してくれないと千切れる…」
山風「手、繋いでくれ、たら…許す」
哲也「まぁ、それくらいなら…」
この後、山風の要望通り手を繋いであげた。山風が指を絡ませるやつがいいと言っていたのでその要望も通した。普通に繋ぐのと何が違うのだろうか…
やっぱり年頃の女の子が考えることはよく分からない
潜水艦回終わりです。最後の方は山風とのイチャイチャ回でしたね。わかります
でも山風はやっぱり可愛い
次回は空母とかそこら辺になります