電さんと化物提督   作:コントラポストは全てを解決する

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読んで驚け…










24艦 島風フレンド・暁ファミリー

駆逐艦の子達とともにお菓子を食べジュースを飲み、姉妹同士や友人同士で好きなように話したり遊んだりしている今。何をしているのかというと駆逐艦の親睦会だ。予感はしていたが、ほとんど子供会とかのお遊戯会状態になっている

 

 

 哲也「駆逐艦は元気だねぇ」

 

 

 海風「提督だってまだまだお若いじゃないですか…」

 

 哲也「まぁまだ二十前半だけどさ……いや、まだ十代なのか?」

 

 

 今年20歳になるのだが俺は自分の誕生日を知らない。なので毎年適当な時期を誕生日にしていた。元帥さんはよく誕生日パーティーを開きたいとか色々駄々をこねていた

 

 

 哲也「まぁ、今年20歳だ」

 

 

 海風「ならまだ十代じゃないですか…」

 

 哲也「まぁ、俺の置いといてくれ。それより山風や夕立とはどうだ?しっかりやっているか?」

 

 海風「はい、提督のおかげで2人共以前とは別人のようです。よく笑顔を見せてくれるようになりました」

 

 

 哲也「そっか…それは良かった」

 

 海風「はい!…では、私はこれで」

 

 

 哲也「あぁ」

 

 

 海風は顔を少し赤くしながらとても嬉しそうに去っていった

 

 

 哲也「あー、なんだろう…なんかいいのこういうのいいな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 島風「提督ぅー!」ダーイブ

 

 哲也「おぅふ…」グフッ

 

 

 そして、嬉しさの念に浸っていると島風がダイブしてきた。連装砲とともに…

 

 

 

 哲也「島風、連装砲抱えたままダイブはさすがに辛い…」チーン

 

 島風「あ、ごめんなさい。よいショット」

 

 

 連装砲「キュー」

 

 哲也「あはは、大丈夫大丈夫」スリスリ

 

 

 最近なんとなくだが連装砲と意思疎通らしきものができるようになった。島風は連装砲と完全に話せるというから驚きだ

 

 

 

 哲也「それより島風、2人はどうしたんだ?さっきまで一緒にいただろう」

 

 

 島風「おぅ?それならそこにいるよ?」

 

 

 天津風「島風、少し…待ちなさい」ゼエ、ゼエ

 

 時津風「相変わらず島風早いねー。あ、司令だやっほー!」 

 

 

 

 島風の指さした方向には全力で走ったのだろう息を切らした天津風と同じく全力で走ったであろうにとてもピンピンしている時津風がいた

 

 

 

 

 

 時津風「それにしても本当に島風は提督が好きだよね〜」

 

 島風「提督はすごいんだよ!私を助けてくれたし、私達の変わりに戦っててすっごくかっこいいんだよ」

 

 

 島風よ、褒めてくれるのは嬉しいけどそういうのは本人がいない時に言おうね?俺今すっごい恥ずかしいから

 

 

 

 天津風「はいはい、いつも聞いてるからわかってるわよ」

 

 

 あ、もう言ってたんですね…

 

 

 

 時津風「司令はなんで艦娘を出撃させないの?」

 

 

 哲也「え、だって怪我しちゃうじゃん」

 

 天津風「それが常識よ、よく上に何も言われないわね」

 

 

 哲也「うーんまあ一応国からの支持も受けて俺は今を過ごしてるからね。一応全鎮守府に俺の存在伝わってるはずなんだけど」

 

 

 天津風「んー、聞いてないわね…まぁ内の鎮守府かなりブラックだったし知られたら逃げられると思ったのかしらね」

 

 

 

 哲也「そこは分からない。けど、あいつは退役させられたからもう会うことはないだろうよ」

 

 

 確か大本営に送られた後、取り調べして上司への賄賂とか捨て艦とか色々バレて即刻退役させられたと聞いた

 

 

 

 

 時津風「司令は皆のヒーローなんだね!」

 

 哲也「面と向かって言われると恥ずかしいな…」

 

 

 こういう純粋な子から褒められるのが1番慣れてないんだよな俺

 

 

 

 哲也「そういえば島風、大切な友達置いてきちゃダメだろう」

 

 

 天津風(あ、恥ずかしくなって話し逸らした)

 

 

 島風「うー、だって提督が見えたからつい…」

 

 哲也「はぁ、仕方ないやつだな」ナデナデ

 

 

 島風「♪」

 

 

 時津風「あー島風ずるーい!司令私もー!」

 

 哲也「はいはい」ナデナデ

 

 

 時津風「んふ〜♪」

 

 

 

 これは流れ的に天津風にもしないといけないやつか

 

 

 哲也「ほら、天津風」

 

 天津風「わ、私は別に…」

 

 

 哲也「遠慮するなって、ほら」ナデナデ

 

 天津風「んっ///」

 

 

 …何この子スゲー暖かい……それに髪の毛の触り心地最高なんだけど…

 

 

 

 哲也「」ナデナデナデナデナデナデ

 

 

 天津風「ちょ、ちょっといつまでするのよ///」

 

 

 島風「むー!提督私もー!」

 

 哲也「す、少し待ってくれ腕が足りない…」 

 

 

 

 

 この後、しばらく3人に構ってる内にどんどん人が増えていき最終的に頭撫で撫で会になってしまった

 

 

 まぁ、数人いなかった子がいたため終わったあと個人的に撫でに行った

 

 

 

 

 

 

 

------------------------------------------

 

 

 

 

 

  

 「」コンコン

 

 

 暁「失礼するわ。司令官」

 

 

 親睦会も終わった後、俺は一つ気になったことがあったので暁を呼び出した

 

 

 哲也「ああ、よく来てくれた暁」

 

 暁「それで、私はなんで呼ばれたの?」

 

  

 

 哲也「まぁ、今は何も聞かずに…取り敢えずこっちに来てくれ」

 

 

 暁「?……ここでいい?」

 

 

 哲也「ああ……よいしょっと」ダキッ

 

 

 

 俺の真横に移動してきた暁を抱きあげ膝の上に乗せる。犯罪臭がする?そんなん知ったことか

 

 

 暁「………え?…え?」アタフタ

 

 

 驚きのあまり挙動不審になっている暁

 

 

 

 暁「し、司令官…これは?」 

 

 哲也「膝の上に座らせてるだけだけど?」ナデナデ

 

 

 暁「だけって……というか頭撫でないでよ。ちゃんと1人前のレディーとして扱ってよね」

 

 哲也「うーむ、なんか違うな…」

 

 

 

 俺が気になったこと……それは、暁は結構お子様なのでは?である

 

 

 

 元帥さん情報だと暁は子供っぽいというかキングオブお子様って聞いてたから2人きりになれば子供っぽくなるのかなーって思ってたんだけど

 

  

 

 暁「何が違うのよ…」

 

 哲也「いやぁ、知り合いがな暁はお子様だーみたいなこと言ってたんだけど暁が暁っぽくないなって思ってさ」ナデナデ

 

 

 暁「暁は暁よ、それより頭撫でるのやめてよー」

 

 哲也「ああ、悪い悪い」

 

 

 暁「それと、おりていい?」

 

 哲也「あ、それはダメ」

 

 

 

 暁「なんでよ…」

 

 

 

 理由は簡単暁の抱き心地が最高だから

 

 

 

 哲也「それで何かないの?」

 

 暁「何って何よ」

 

 

 哲也「なんか子供っぽいの」 

 

 暁「ないわよ、暁は1人前のレディーなんだから」

 

 

 哲也「ふーん」

 

 

 暁「ふーん、て」

 

 

 なんかないかなーお子様っぽいの……お化けとか(かみなり)とかか?

 

 

 ん?というかそもそも…

 

 

 哲也「1人前のレディーってなんだ?」

 

 

 暁「……」

 

 

 

 ふと考えついた素朴な疑問、子供ではないのはわかった、では1人前のレディーとはなんなのだろう……

 

 

 暁「そ、それはあれよ。辛いもの食べられたりとか夜中1人でトイレ行けたりとか、色々よ」

 

 

 

 ……なんか、思ってた答えと違う…その前に今すごく子供っぽい単語が聞こえて来た

 

 

 哲也「なあ、暁」

 

 

 暁「な、何よ」

 

 哲也「辛いもの苦手なの?」 

 

 

 暁「……」ギクッ

 

 

 

 

 

 あ、図星らしい

 

 

 

 

 

 哲也「夜中1人でトイレに行けないの?」

 

 暁「……」ギクッ

 

 

 これは、もしかして……

 

 

 

 

 哲也「なぁ、暁…」

 

 

 暁「そうよ!暁はまだまだ子供よ!お子様よ!何か悪い!?」

 

 

 哲也「お、落ち着け暁…」

 

 

 

 なるほど人は振り切れるとここまで見事な逆ギレができるのか……

 

 

 

 暁「うぅ、折角バレずにやってきたのに…なんで私に構ったのよぉ、バカぁ…」 

 

 

 哲也「な、なんかごめん」

 

 

 挙句の果てに泣き出してしまう暁。そしてバレてしまっては仕方がないと言わん限りに淡々と語り出した

 

 

 暁「私は第六駆逐隊の長女だったし、最近は響もあんなことになっちゃてたし私がしっかりしなきゃって…」

 

 

 哲也「うん」

 

 暁「でも、私って見ての通りお子様でしょ?」

 

 

 哲也「うん、お子様だね」

 

 

 暁「」ギュッ

 

 

 哲也「痛い…」

 

 

 二の腕をつねられる。どうやら返答を間違えたらしい

 

 

 哲也「そ、それでお子様みたいだとどうなるの?」

 

 

 暁「私だって……甘えたいのよ…」

 

 哲也「あ、うん」

 

 

 

 思ってた以上に、個人的な事情だった……いや暁にとっては重大な問題か

 

 

 暁「夜中トイレについてってくれる人いないから朝日が登るまで我慢しなきゃいけないし、苦手な食べ物は平静を装いながら食べなきゃいけないし」

 

 哲也「あ、うん。頑張ってるんだね」

 

 

 

意外と苦労していた 

 

 

 

 

 暁「本当に、辛いんだからね?他人事だと思うかもしれないけど……」

 

 

 哲也「まぁ、暁なりに頑張ってたんだな。妹を心配しての行動なんだろ?」

 

 

 暁「うん…」

 

 

 暁はお子様だがしっかり大人をしていた。暁なりにしっかり頑張っていた

 

 

 暁「……はぁ、お兄ちゃんかお姉ちゃんがいたらなぁー」ボソッ

 

 

 

 哲也「なら、俺がなってやるよ」

 

 

 暁「え、あれ?聞こえたの?」

 

 

 哲也「ああ、今静かだからな」

 

 

 暁「そう……でも私の兄になるって…」

 

 

 

 哲也「兄みたいに慕ってくれってことだ。夜中にトイレに行きたくなったらここに来い、嫌いな食べ物は……克服できるよう手伝ってやる」

 

 

 

 暁「でも、恥ずかしいわよ…」

 

 

 

 哲也「なら2人きりの時だけでいい。俺にうんと甘えろ」

 

 

 

 暁「………」

 

 

 哲也「……」

 

 

 

 

 互いに黙り込んでしまい静寂が訪れる。そして暁の声がそれを壊した

 

 

  

 

 暁「やっぱり司令官は変わってるわね」

 

 

 哲也「これが俺の普通だ」

 

 

 

 暁「でも、これから迷惑かけることになるわよ?」

 

 

 

 哲也「ああ、構わない。気が済むまで甘えてこい、気が済んでも甘えてこい」

 

 

 

 暁「ふふ、ありがとう……」

 

 

 

 そして暁は膝からおり、机を間に挟み向かい側にたった。そして深呼吸をし少し顔を赤らめながら言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 暁「ありがとうね…お、お兄ちゃん……///」

  

 

 

 哲也「……ああ、どういたしまして」

 

 

  

 

 

 こうして暁に新しい家族ができた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 余談だがこの後暁は布団の中でめちゃくちゃ悶えたらしい

 

 

 

 

 

 

 

 




暁に、お兄ちゃんと呼ばれる……だと?なにそれ羨ましい…


こんにちは、はつひこです。今回結構頑張りました。島風と暁の二話構成?みたいな感じにしてみました。この回で新艦娘編が終わ……らないからね?次回から、個人的に好きな艦娘とのストーリーを書いていきます。最後の方に電が出てくるので安心してください
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