電「…」ツーン
哲也「……」
状況を説明しよう。今日の執務、出撃が終わり秘書官だった球磨と夕食(もちろん手作り)をとり自室に戻って来たら電がいた。しかも物凄い仏頂面なのである
そして電に何をしていたかを聞こうと思うも無視を貰い続け三十分、早速だが心が折れそうなのである
哲也「…なぁ、電」
電「……」ムスーン
哲也「電ー?」
電「……」ムススーン
哲也「…お菓子食べる?」
電「いただくのです」
即答だった。お菓子の力ってすげぇ……
哲也「電、何かあったの?」
電「……」
哲也「おーい…」
電が部屋の隅でお菓子を食べ始めてしまい余計に話しができない状況になってしまった
説得を開始してから1時間が経過した頃、電も我慢ができなくなったのかぽつりぽつり話し始めた
電「……司令官さんは…」
やっと電が口を聞いてくれた。人に無視され続けるのって結構辛い……
電「司令官さんは…電のこと、忘れちゃったのですか?」
そして口を聞いてくれたことに嬉しさに浸っているところを一刀両断していくスタイル。さすが電
電「司令官さんが忙しかったのはわかってます……でも、宴会以来1回も会えてないのです…」
哲也「それは…」
確かに潜水艦とオリョールいったり空母達と弓道やったりしたけど
電「それに、暁ちゃんが司令官をお兄ちゃんって呼んでたり」
哲也「……」
なんでバレてるの?暁と秘密にしてるはずなのに……
電「響ちゃんを膝の上に座らせてたり」
哲也「……」
なるほどあの子が原因か、暁の秘密バラしちゃっていいのかな……
電「朝潮ちゃんとデートしたり」
哲也「いやあれはデートじゃ……」
電「司令官さん、電がいないうちに変わっちゃったのです。ロリコンになっちゃったのですか?」
あ、無視ですか……というか今とんでもないレッテルはられた気がする…
電「司令官さんに艦娘と仲良くするななんて言わないのです……でも、電ももう少し司令官さんといたいのです…」
哲也「……」
電がどんどん暗い顔になっていき遂には泣きそうになっていた
電「司令官さんは電といるの嫌、ですか?こんなうっとおしい艦娘は嫌いですか?……やっぱり、電みたいな変わり者が一緒にいるのは迷惑ですk…」
哲也「電!」
電「!」ビクッ
先ほどまで俺のことを責めていた電がいつの間にかネガティブモードに入っていたので無理矢理ストップをかける
哲也「俺が、電を邪魔だなんて思うわけないだろう」
電「……」
哲也「電にかまってあげられなかったのは謝るけど、電が迷惑だなんてことは絶対ない、これは言いきれる。わかった?」
電「はい…」
元気なく俯き震えだしてしまう電。少し強く言いすぎただろうか……
哲也「寂しくなったらいつでもこい。電が一緒にいたいならいつまでもいてやる」
電「司令官さん……」
哲也「俺は、電を嫌ったりしないから。約束だってしただろ?一緒にいるって」
電「はい…」
哲也「だから、元気出して?今日は一緒にいよう」
電「わかりました…なのです」
電を抱き寄せ膝の上に乗せる。ほんの数分もすると電も最初よりか元気な顔に戻っていた
そして再び俯き今度はどこか恥ずかしそうに質問をしてきた
電「司令官さん」
哲也「ん、なんだ?」
電「司令官さんがいう『ずっと』っていつまでなのですか?」
哲也「?」
『ずっと』に期限とかあるのか?
哲也「どういうこと?」
電「いえ、で、ですから…司令官さんが提督やめるまでなのか、深海棲艦さんをすべて助けるまでなのか…それとも、ほ、本当に死ぬまでの『ずっと』なのかを聞きたいのです」
哲也「ああ、そういうことか」
電「は、はい」
そういえば考えてなかったな……電と、いつまで一緒にいられるか、か
哲也「…………うーん……よくわからないなぁ、ごめんねはっきりできなくて」
電「そ、そうですか…」
電といつまでいられるかわからない。だから電と別れる時がその『ずっと』の期限なんだと思う
哲也「……だけど」
電「?」
電の見ながら考える。いつ別れることになるかわからないけど、電がいつまで一緒にいてくれるかもわからないけど…俺個人としては……
哲也「……俺は…死ぬまで、いや……死んでも電と一緒にいたい……って思う、かな」
電「!」
俺の個人的な事情になってしまうが今答えられるのはこれが精一杯だった
そして、何故か俺の返事を聞いた電がみるみる内に赤くなっていく。怒ってる?……わけではなさそうだった
哲也「電、大丈夫か?顔が赤いぞ?」
電「あ、い、いえなんでもないのです…///」
哲也「そうか…」
電「司令官さん」
哲也「ん?」
電「ありがとうございます…なのです///」
電に何故かお礼を言われてしまった。よくわからなかったので「どういたしまして」と返しておいた
もう、新艦娘関係なくなってきたな。まぁ、哲也の距離が縮まり新しく気持ち切り替えたって意味の新にしとこう、うん…
そしてやっぱり、激おこといってもやっぱり後半はイチャついてしまう……
まぁ、そんなわけで電に無意識下でプロポーズをした哲也君そろそろケッコンカッコカリぐらいはさせとかないとあとの物語に支障がでる、かも
そろそろ新章入るか