29艦 始まり
------------------------------萱野紗彩
春が近づき、風が心地いい時期になった。そんな中私
紗彩「ねえねえイムヤ」
イムヤ「ん?どうしたの?」
伊168通称イムヤ、私の秘書官であり嫁艦である
紗彩「この黒木哲也って人どう思う?」
イムヤ「んー、いい人なんじゃない?出撃、執務両方請け負ってるらしいよ。艦娘は、遊んでるだけ」
紗彩「なるほど、戦闘経験のない艦娘か…」
たまにゲームとかで初見が1番上手にできるってことあるわよね……もしかしたら…
紗彩「よし、演習しようこの人と」
イムヤ「実践経験ないのに?」
紗彩「ないからこそよ。もしかしたら面白いことになるかもしれないわ」
イムヤ「でも、了承してくれるかな?この人艦娘は戦わせないっていう人だよ」
紗彩「じゃあ、見学っていう名目でこっちから行きましょう」
イムヤ「えぇー…」
我ながら見事な策。これなら相手もきっと迎え入れてくれるわね
イムヤ「でも、行ったはいいとしてどうやって演習まで持っていくの?」
紗彩「………」
イムヤ「司令官もしかして…」
紗彩「だ、大丈夫ちゃんと考えてある」
イムヤ「本当?」
紗彩「うん、本当本当。私に任せて!」
イムヤには当時話すということで今回は退いて貰った。さてと向こうの方に電話しなきゃ
どうやって演習誘おう……
------------------------------哲也
「」プルルルルル
哲也「ん、電話だ。電1回起きてくれるか?」
電「わかりましたのです」
電の耳かきをしている最中突然に電話が鳴り出した。番号を見ると見知らぬ電話番号だった
哲也「はい、もしもし」
紗彩「あ、すいません佐世保鎮守府の萱野紗枝と申します」
哲也「は、はぁ…」
電話相手は鎮守府の提督だった。というか艦娘以外の女性と話したの久しぶりかも
哲也「それで、ご要件は?」
紗彩「実は今度そちらにお伺いしたくて、よろしいでしょうか?」
鎮守府の見学ということだろうか。それより俺みたいなのがやってるところよりもっといい場所あるのに…
哲也「はい、わかりました。えっと日時はどうしましょう」
紗彩「4日後大丈夫ですかね?」
哲也「はい、大丈夫です」
紗彩「わかりました。ありがとうございます」
哲也「いえいえ、こちらこそ。では4日後」
紗彩「はい、失礼します」
相手は電話を切る音が聞こえた後、受話器を置く
電「司令官さん、誰からだったのです?」
哲也「えっと、佐世保鎮守府の萱野さんっていう人からだった。なんか今度ここに見学に来るらしい」
電「そうですか…その人って女の人なのです?」
哲也「ああ、名前が紗彩って言ってた。それがどうかしたの?」
電「いえ、なんでもないのです」
そして電は難しい顔をしながら何か1人でぼそぼそ言っていた
哲也「それにしてもなんでここに来るんだ?」
電「?、興味を持ったからではないのです?」
哲也「んー、でもうちって他所とは大分違うし見学しても特に得られるものないと思うんだよね」
電「そんなことはないと思いますが……」
趣旨がまったく違うから特に利益、というか得られるものはない……あと考えるとしたら…
哲也「戦力か?」
電「戦力ですか?」
哲也「ほら、最近長門達が来ただろ?だから強い艦娘の抜粋を目的で来るとか。皆意外と練度高いし」
電「でも、長門さん達は仮移籍の状態ですし勝手には抜けられないと思うのです」
哲也「あ、そっか」
うーむ、さっぱりわからん。戦力目的じゃないしうちには普通の鎮守府の得になるような情報とかノウハウ的なものもない……
哲也「もしかして俺の能力目当て?」
電「!」
……そんなわけないか。というか電と離れたくないからもしそうだとしても絶対行かない。それと電が今にも泣きそうな顔でこっちを見てきている
哲也「大丈夫だ、冗談だから」
電「はい…」
哲也「まぁ、取り敢えず何が起こるかわからないから警戒はしておこう……交戦状態になった時のために訓練しとくか。電、少し付き合ってくれるか?」
電「なのです」
俺の能力は深海棲艦に対しその真価を発揮する。艦娘相手では俺はただの水に受ける変な人間でしかないのだ
哲也「相手は提督を除き6人だから、こっちも6人で行こう少数に大勢で行くと返ってトラブルが起こりやすくなる。まぁトラブル云々の前に重大な問題があるけど」
電「重大な問題、ですか?」
哲也「うん、主戦力の6人どうやって集めよう……皆には執務も手伝って貰ってるしそこに戦闘っていう仕事が入ったら皆不満たまるんじゃ…」
電「落ち着いて下さい司令官さん、それが本来の艦娘の役割なのです」
そういえばそうだった……でも、流石に皆めんどくさいよね
電「それと、司令官さんが呼びかければ皆来てくれますよ?」
哲也「え、まじ?」
電「まじなのです」
哲也「なるほど……取り敢えず鎮守府全域に募集のポスター出しとこ。あとは適当な紙に自分の艦種と特徴を書いてもらおう」
電「わかりました」
哲也「じゃぁ、早速ポスター書こっか」
電「なのです!」
電と俺とでポスターを書き、艦娘のPR書は明石に頼み配布は妖精さん達にお願いした
そして後日鎮守府全艦娘からという物凄い量の書類が届き処理が大変だった
------------------------------萱野紗彩
紗彩「うーん、どうしよう…」
どうやったら演習の流れに持ち込めるかがまったくわからない
紗彩「演習をする…演習をしたくなる状況……演習をしざるをえない状況…」
紗彩「………」
いやいやいや、それは流石にゲスい……かと言って他に案はないし
「」パラッ
紗彩「ん?これは向こうの鎮守府の資料写真の1枚か……この子確か電っていうのよね」
顔を少し赤くして黒木さんと話す電ちゃんきっと好きなのだろう。そして黒木さんを見てみても楽しそうにしているきっとこっちも好きで相思相愛なんだと思う
紗彩「……」
イムヤ「司令官お茶入れたよ……って何そのゲス顔…」
紗彩「え?あ、ああなんでもないよありがとう……ねえねえイムヤ、愛の壁ってどう思う?」
イムヤ「どうしたの急に?」
紗彩「い、いや、ねえ昔みたドラマ思い出してね。で、どう思う?」
イムヤ「そうだなぁ、私は良いと思うよ。壁を2人で乗り越えるって素敵だと思う」
紗彩「そっか……」
心の中で最低な作戦が受理されそうになっていた。私は色々終わってるのかもしれない
まぁ、でもイムヤの支持も受けたしいっか……
こんにちは、夏休み期間を小説投稿とゲーム攻略に費してる廃人はつひこです。夏休みは楽しい、友達と遊んだり、彼女とデートしたり、祭りや花火大会があったりと楽しい期間です。ですがそれはリア充だからこそ成り立つものであって、彼女いない歴=年齢でぼっちの僕には夏休みなんて同じ日が何回も何回も繰り返されるような地獄を味わってるようなものです。朝起き歯を磨き朝食を食べ、顔洗ったらゲーム、〇ou〇ube、小説作成を繰り返来てきた数週間……
直訳するとするとすっごい暇なんですよ。新しいゲーム欲しい
まぁ、そんなことはさておき今回から新章突入です。何話書くことになるかわからないけど、よろしくお願いします