元帥さんから深海棲艦の反応があったとの連絡が入り、俺は今急ぎで海に出ている
哲也「元帥さん、深海棲艦の数は?」
元帥「報告によると相手は1体らしい、じゃが熟練の艦娘が6隻で戦って傷一つつけられなかったようじゃ。砲撃、接近、どの攻撃も弾き返されるらしい」
哲也「なるほど、相手の艦種は?」
元帥「それが、わからんのじゃよ。いままでに目撃されていない艦種なんじゃ」
哲也「新しいタイプか……」
元帥「ああ、気をつけるんじゃぞ」
哲也「了解」
目的地周辺、敵の姿は見えない距離なのだがこの時点普段の深海棲艦1隻分の怨念が感じとれた
哲也「いったい、何者なんだ…相手の深海棲艦は……」
それから数十キロ進んで行くと敵の姿が目に入った
哲也「なんだ、あれ?」
単装砲が宙にうき、本体とは別の機体がそれぞれ魚雷を積んでいた。そして肝心の本体は凄まじいほどの量の怨念に包まれており、辛うじて人型と判断できる程度だった
哲也「元帥さん」
元帥「ああ、こちらからも見えておる。凄まじいの……行けるか、哲也?」
哲也「わからない、けどいざとなったら奥の手を使う」
元帥「ふむ……」
電にもまだ話していない奥の手。これは危険なのでいままでずっと使って来なかったし使ったこともない
哲也「じゃぁ、行ってくる」
相手は一向に動こうとせず、ただ海に浮かんでいるだけのようだった。もう大部至近距離まで来たがまだ動こうとしない
哲也「もしかして、こっちから攻撃しなければ攻撃してこない?」
しかし、いくつもの艦隊を負かしてきた艦だ。油断はしないようにしよう
哲也「まずは、能力が通じるかだな……」
背後からそっと近づき手を伸ばす
「」バチイィ!
哲也「ぐっ……」
やはり弾き返されてしまう。そして触れてわかったがこの怨念、俺が思ってる以上に濃い
---「……」
哲也「……」
……おかしい、こちら攻撃してないとはいえ相手もこちらを警戒してるはず。距離を置くなりなんなりするはず
---「……ナ、ニ?」
哲也「!」
深海棲艦が、話した?もしかしてこの子意識がある?
深海化している間は元の艦の意識や記憶はない。この子は元帥さんが言っていたように本当に新しいタイプだった
哲也「えっと、俺の言ってることわかる?」
---「…」コクリ
相手が頷く、どうやら本当に意識があるらしい。これなら穏便に済みそうだ奥の手も使わなくてすむ
哲也「君は、ここでなにしてるの?」
---「ワカラ、ナイ…キヅイ…タラ、ココニイタ」
哲也「そっか、今君がどうなってるかわかる?」
---「シンカイカ、シテル。ソレハ…シッテル」
哲也「君が、ここら辺の艦隊を倒した子?」
---「……ウン」
反応を見る限り好き好んで戦ってるわけではなさそうだった
哲也「理由、教えてもらってもいい?」
---「ワタシ、ハヒトリデイタカッタ……ダケ…ナノニ、ミンナガコウゲキ…シテキタ」
哲也「そっか、深海化する前の君も1人が好きだったの?」
---「スキ…ジャナイ、ケド……ヒトリ、デイタカッタ」
前の鎮守府でも1人でいた、けど1人が好きなわけじゃない…か。なるほど
おそらくこの子が前いた鎮守府は随分な放任主義だったのか、この子には寂しいという感情などがかなり貧しい。この性格のせいで提督や皆とうまくやって行けなかったのだろう
---「アナタ、モワタシヲ…コウゲキ…スルノ?」
哲也「ううん、そんなことしないよ。ただ少し俺が痛い想いするだけかな」
---「?」
奥の手ほどではないが、俺は危ないかけに出ることにした
……俺が死ぬかも知れない危険なかけに………
二十一時までイカちゃん(スプラトゥーン)2の前夜祭やってました。初心者でも結構楽しめたぜ☆
まぁ、それは置いておこう今回は…言ってもいいのかな……もう、言っちゃえ(投げやり)前回から山風ちゃん出してます!お気づきの方が大半でしょうがそれでも言う、山風ちゃんが出ています!……ふぅ
全国の山風loveの皆さん、深海化させてしまい申し訳ございません(土下座)
次回で艦娘の山風ちゃんに戻します
…捨て艦した提督……許さぬ