世界を救ったサイヤ人が幻想入り   作:タミ

26 / 91
地球育ちのサイヤ人、孫悟空。もしも悟空が幻想郷に迷い込み、異変を解決していったら?そんなクロスオーバー二次創作作品です。この作品には、以下の成分が含まれています。

残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定

俺はそんなの見たくない!という方はブラウザバックをお願いします。ハハハハァ!いいぞぉ!見てやろうではありませんか!という方はこのままお進みください。ゆっくり見ていってくれよな!



鈴仙の監視を抜けて、遂に悟空たちは永遠亭にたどり着いた。しかしそこにはやはりと言うべきか、八意永琳の身体を乗っ取った怨夢がいた。怨夢がこれでも悟空には勝てない、と言った途端、突如紫が裏切り、悟空たちに牙を剥く。一方、鈴仙、てゐの2人と戦う咲夜と妖夢は、妖夢の身体を張った作戦で、見事2人を撃破したのであった…


第26話 意外な真実!第7宇宙と第6宇宙!

辺りには沈黙が続く。

 

そのなんとも形容しがたい雰囲気は、その場にいる全員にずん、と重くのしかかる。

 

そして、その沈黙は、怨夢が破った。

 

「下等生物の分際で、よく私らに楯突けるものだ。ヘドが出る」

 

「言ってくれるじゃない………じゃああんたらはその下等生物に今から倒されるのよ!」

 

霊夢は怨夢と紫へと怒りを燃え上がらせる。

 

2人がそんなやりとりをしていると、霊夢の後ろから幽々子が前に出てくる。

 

「紫、貴女には失望したわ。今まで友人として仲良くやってきたけど、これまでね」

 

「あら、今まで仲良くしてあげてたのに。残念ね」

 

幽々子にそう言われ、紫はクスクスと妖艶な笑みを浮かべる。

 

「さて、お喋りはそこまでだ」

 

そう言って怨夢は臨戦態勢に入る。

 

悟空も怨夢と向かい合い構える。

 

「………覚悟は出来たか」

 

「なんの覚悟だ」

 

「もちろん……」

 

怨夢は袖をまくりながら足に力を込める。

 

「死ぬ覚悟だ!!」

 

そう言った途端、怨夢は足に溜めていた力を解放し、悟空に突撃する。

 

「そら!」

 

怨夢は右足で蹴りを放つ。

 

悟空はそれを左手で防御する。

 

しかし、悟空は受け止め切れたものの、悟空の足元の床が壊れてしまった。

 

「ふっ!!」

 

悟空は空いた右手でパンチを繰り出すが、怨夢に左手で防御されてしまう。

 

まだ力が5分と5分なのか、お互い動けなくなる。

 

「………っ!!」

 

「がああ………」

 

2人は互いに睨み合いを続けている。

 

2人はほぼ同時にオーラを纏った。

 

怨夢はどす黒い血のオーラ、そして悟空はスパークが入った金色のオーラを纏う。即ち超サイヤ人2だ。

 

そして、2人は一瞬でバックステップで距離をとる。

 

「何よあれ…?!」

 

紫は驚愕の声を上げる。

 

「悟空ちゃん私と戦ったときあんなにツンツンした頭だったかしら……」

 

幽々子は自らの記憶を探る。

 

「あれは超サイヤ人2。超サイヤ人を超えた超サイヤ人ってとこだな。」

 

すると、魔理沙が少し自慢げに説明する。

 

「なるほど、あれが……」

 

そのとき、紫の背後に何者かが現れる。

 

そしてその人物は、紫をチョークスリーパーで締め上げる。

 

「よくもまあ勝手なことをしてくれたじゃない?」

 

「くっ、ぐっ………何故………?始末した筈なのに………!」

 

紫は苦しそうに顔を歪めている。

 

その場にいる、怨夢を含め全員が、呆然とするしか出来なかった。何故なら………

 

「ねえ?私?」

 

紫を締め上げていたのは、なんと紫であった。その背後には藍の姿も見える。

 

「ゆ、紫?!え?こっちも紫?!」

 

霊夢は、完全に頭がごちゃ混ぜにされてしまった。

 

「何故!?背後から一撃で仕留めたハズ……!」

 

「ナメてもらっちゃあ困るわねぇ。腐っても私は幻想郷を愛す妖怪の賢者よ?」

 

「ちぃっ………!」

 

締め上げられているほうの紫は悔しそうに舌打ちする。

 

「どうなってる!お前は仕留めたと言ってただろうが!」

 

「ここにくる前になんとなくおまえの正体の考察をしてみたけど、わからなかったわ。教えてくれるなら教えてほしいわね。ああ…言い忘れてたけど珍しく私キレてるわ。大人のお姉さんを怒らせちゃいけないって習わなかったの?」

 

紫は、ニコニコしているが、なにか悍ましいものを感じされられた。

 

「ちっ、バレちゃしょうがない……」

 

締め上げられていたほうの紫はするりと紫の手から離れ、怨夢の横に立つ。

 

「ねえ!あんたたち、どっちが本物の紫なの?!証明して!」

 

やはり霊夢は困惑しているようだ。

 

「あら、なら言わせてもらいましょうか。私が本物の証明」

 

霊夢が言った後、続けざまに後から現れた紫が言う。

 

紫は咳払いをして、こう続けた。

 

「それでは発表します!霊夢のスリーサイズは上から8……」

 

「わー!!!わー!!!!」

 

霊夢は顔を真っ赤にし、慌てて邪魔をする。

 

「なんで知ってんのよ!!」

 

「測ったもん」

 

「いつ!?」

 

「昨日」

 

「なあ霊夢!すりぃさいずってなんだ?」

 

悟空は霊夢に尋ねるが、

 

「悟空は知らんでいい!」

 

と怒られてしまった。

 

「〜〜〜〜〜!!」

 

霊夢は頭をかきむしっている。

 

「紫。私だけに教えて。本当にあってるかどうか……」

 

「いいわよ」

 

紫は霊夢に耳打ちする。

 

「……あってる」

 

「ね?」

 

「なあ魔理沙。すりぃさいずってなんなんだ?霊夢のやつ教えてくれねぇんだ!」

 

悟空は霊夢に教えて貰えなかったのか、今度は魔理沙に聞く。

 

「あー、うん、まー……不思議な数字なんだ」

 

魔理沙はなんとかはぐらかすことを選んだようだ。

 

「そ、そっか…」

 

しかし、魔理沙の適当に出した答えでも、悟空は納得してくれたようだ。

 

「それに、あいつが偽物っていう証拠はもう一個あるわよ」

 

そう言って紫は、怨夢の横にいる紫の方へ向く。

 

「貴女、超サイヤ人2を初めて見たって顔してたわね。

でもね、私は超サイヤ人2は一度見たことがあるのよ。おかしいわねぇ?」

 

悟空、魔理沙、霊夢だけは、紫の説明に納得できたようだ。

 

「確かに萃香と戦ったとき、紫は超サイヤ人2を見ていたな!」

 

魔理沙は声を荒げる。

 

「それじゃあ私のスリーサイズを公開する必要無かったんじゃないの……?」

 

霊夢は少し涙目になりながら言う。

 

「ふふふ!ごめんネ」

 

紫は無邪気に笑う。そこからは、反省の色が全く見られない。

 

それを見て、霊夢はよほど頭にきたのか、

 

「紫、後で神社の裏に来なさい。それとしばらく口きいてあげないから」

 

それを聞くなり、紫は余程ショックだったのか悟空に泣きつく。

 

「わーん!悟空ーっ!霊夢に嫌われたー!」

 

悟空は、苦笑いをするしか出来なかった。

 

ひとしきり泣き終えたのか、紫は「じゃあ」と始める。

 

「そろそろ貴女の秘密を教えてもらおうかしら?私の偽物さん。ヤクモユカリって呼べばいいのかしら?」

 

そう言われてユカリは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。

 

「貴女達にとって私が現れたのは、物凄い誤算だったみたいね」

 

「ちっ、仕方がない。少しは教えてやるよ」

 

そう言って、怨夢は語りだす。

 

「先ず、この宇宙が十二個あるのは知っているな?そして、第6宇宙にも地球があることを」

 

「それがどうしたってんだ……?」

 

魔理沙は警戒しながら怨夢の話に耳を傾ける。

 

「第6宇宙の地球は、戦争で滅びたハズ……」

 

と紫が確認しているが、

 

「そう、滅びた……だが言い方に誤りがあるな……滅びたんじゃない、私たちが滅ぼしたんだ!」

 

一同は、耳を疑った。

 

「なぜ………?私ですら宇宙と宇宙を移動することは出来ない………!なのに何故!第6宇宙の地球を滅ぼした犯人が第7宇宙に来れているの?!」

 

紫は整理が追いつかず、取り乱してしまう。それを見るなり、今まで冷や汗をかいていたユカリはいつの間にか平常心に戻ったのか、不敵な笑みを浮かべている。

 

「落ち着きなさい紫。ハッタリの可能性というのも考えられるわ」

 

霊夢は紫のそばへ来て落ち着ける。

 

「そうなのだけれど……」

 

そう言って紫はユカリをキッと睨む。

 

ユカリの耳には、イヤリングが付いている。

 

(あれは……!確かめてみるしかないか……)

 

「ねえ悟空。あなたの世界の界王神さまは無事?」

 

そう聞かれて、悟空は答える。

 

「うーん、しばらく会ってないから、分かんねえけど、多分無事だと思うぞ。なんでだ?」

 

悟空がそう言うと、紫は更に表情を歪めた。

 

「………今ので確信が持てたわ。貴女、第6宇宙の界王神フワ様を襲ってポタラを強奪したわね」

 

紫が言い終えたと同時に、ユカリはパチパチと手を鳴らす。

 

「ご名答。でもね、襲ったんじゃないわ。私の能力でちょちょい、と拝借したの。界王神を襲って破壊神シャンパに勘付かれたら困るからね」

 

「破壊神……?」

 

悟空は破壊神、と聞いて何も考えが浮かばなかった。

 

「私も界王神様には一度しかお会いしたことが無かったけれど、ポタラの存在は知ってたわ。ポタラは界王神の秘宝、界王神の証明。界王神ならば宇宙と宇宙を移動出来る……!」

 

「あ!あれよく見たらポタラだ!」

 

悟空もようやく気がついたようだ。

 

「おいユカリ、そろそろいいだろう?あいつもそろそろ輝夜を誘拐した頃だ」

 

「あら?もうそんな時間だったかしら?」

 

そう言ってユカリは懐から懐中時計を取り出す。

 

「それは……!」

 

ユカリが取り出した懐中時計。それは……

 

「何故!何故貴様が咲夜の懐中時計を持っている!?」

 

レミリアは今まで見たことが無い憤怒の表情を見せる。

 

「答えろ外道ッ!!」

 

しかしユカリは、そんなレミリアを嘲笑うかのように話す。

 

「ああ。これは貴女の従者、十六夜咲夜の懐中時計じゃないわ。これは私たちが滅ぼした第6宇宙の幻想郷の十六夜咲夜…に似た女の時計。綺麗だから貰ってあげたの」

 

「ねえあんた!今、輝夜の誘拐って………?」

 

霊夢がそう言った途端、妹紅が戻ってくる。

 

「み、皆、大変だ!か、輝夜が拐われた……!」

 

そう言う妹紅の身体は、誘拐犯と戦ったのかボロボロになっていた。

 

「妹紅!大丈夫か?!」

 

すぐさま魔理沙は妹紅の元に駆け寄る。

 

「誘拐犯の特徴とかは?!」

 

「ぜ、全身が白と紫……変身する奴だ……!変身したら、カラダが倍くらいになって、マスクを……」

 

妹紅がそう言った途端、悟空が凍りついた。

 

「な、なあ妹紅!そいつ、名前はなんて言ってた!?」

 

「く、クウラって奴だ……輝夜を攫って、スキマに逃げた………!すまない……輝夜と組んで戦っても手も足も出なかった………!」

 

悟空が怨夢の方を再度見るが、そこには怨夢の支配から解放された永琳が力なく倒れているだけだった。




いかがでしたか?第26話は以上です。

〜〜〜美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー〜〜〜

「皆様、ご機嫌よう。八雲紫よ。このコーナーは「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」に寄せられた質問、ご意見、ご感想に回答していくものです。別に見なくても大丈夫ですよ、お姉さん!と言う方は次回予告までスクロールよ!


はい!今回は沢山コメントをいただけたわ。コメントをしてくださった皆様、ありがとうございます。そして、気にしないで下さい、と言っていただき、本当にありがとうございます。それでは、順に紹介していくわ。まずは名無しさんね。コメントありがとうございます!
「まさか紫が裏切るとは!」
何言ってんの!私が裏切るなんて、あるはずがないわ!ぷんぷん!それでは、次ね。シュウシラカワさんからのコメントよ。いつもありがとうございます!
「紫が何かやらかすとは思ったけど、まさか裏切るとは!」
い、いや、私裏切ってないからね?私、裏切ってないからね?そ、それでは次よ。ミスターゴタンさんのコメントです。いつもありがとうございます!
「まさか紫が裏切るとは!」
うわーん!もうやだー!もう帰るぅーーーっ!!」











しばらくお待ちください















「やあ☆みんなのブロリーです……。ゆかりんが帰っちゃったから俺が代理としてやります………では、dbdaibouさんのコメントです。ありがとうございます。
「美少女ゆかりん(17000)が裏切るとは!ブロリーはこれからも出るのかな?」
はい。タミが面白そうだなって考えたら俺は出てきます………。本編で出るかは、秘密です………。では、ゆかりんはなんとか立ち直らせてみせますから、待ってて下さい………。では、次回、花映塚編、お楽しみにです…ちゃお☆」


〜〜〜次回予告〜〜〜
「おっす!オラ悟空!怨夢の奴輝夜を攫って何をするつもりなんだ?!え?いろんな季節の花が咲いてる?ん?おめえ、めちゃくちゃ強え妖怪なんか。それじゃあ、オラと試合してくれよ!次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「花の異変!太陽の畑の主人、風見幽香!」
ぜってえ読んでくれよな!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。