残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定
俺はそんなの見たくない!という方はブラウザバックをお願いします。ハハハハァ!いいぞぉ!見てやろうではありませんか!という方はこのままお進みください。ゆっくり見ていってくれよな!
永遠の夜の異変を解決した悟空たち。だが、それは大きな犠牲を伴った。蓬莱山輝夜の誘拐。それが怨夢とユカリの目的であった。それから数ヶ月後、幻想郷にはいろいろな季節の花が咲き乱れていた。しかし、これといった被害は見受けられないので、霊夢を含む、全員が放置していた。悟空は、魔理沙と美鈴を更に強くするため、老界王神に潜在能力を解放してもらおうとするが、美鈴は何者かに拐われた後であった。仕方なく、霊夢を連れて界王神界に向かった悟空たち。その後、買い物を済ませた悟空が、誤ってネギを落としてしまい、運悪く、妖怪、風見幽香の頭に激突。彼女の怒りを買ってしまう。果たして悟空は、幽香と和解できるのか?!
悟空は腰の位置に手を持って行き、気を溜め始める。
「はぁぁぁ………っ!!」
直後、悟空は金色のオーラを纏い、変身する。
「………!!」
幽香はどんどんと気持ちが高まってきているのを感じていた。ここまで凄まじいパワーを持つ、妖怪ではなく、人間がいたのだから。
「さあ、見せてみなさい、悟空……!」
そこで、悟空の変身が完了する。今回も超サイヤ人2だ。
「待たせちまって悪かったな……こいつが超サイヤ人2だ……悪いが手加減できねえぜ…」
「へぇ………凄いじゃない…!ワクワクしてくるわね!!」
幽香はもう悟空の強さへの好奇心でいっぱいになっていた。
「ワクワクだなんて、おめえオラみたいなこと言うじゃねえか」
「ええ。私はこういうの好きだからね……妖怪の血かしら」
幽香がそう言うと、悟空とほぼ同時にニヤッと笑う。
そして悟空は行くぞ!と言って思い切り地面を蹴る。
その衝撃で、悟空が立っていた岩山は崩れてしまった。
「!!」
幽香は瞬時に身構える。
だが、すぐそばまで悟空は迫っていた。
「だあっ!!」
悟空はパンチから始まり、そこからパンチ、キックの連打を浴びせていく。
幽香は、なんとか防御しようとしたが、それは叶わなかった。
悟空は、さらにキックを当てる。
「ぐっ!!」
幽香は、思わず仰け反ってしまう。
すると悟空は、すぐさま飛び上がり、
「かめはめ…波っ!!」
かめはめ波を放つ。
だが、幽香は傘でかめはめ波の軌道を変えた。
かめはめ波は幽香を避けて地面にぶつかる。
「軌道を変えられた!」
幽香は、傘の先でそっとかめはめ波の軌道を変えた。それは、常人はもちろんのこと、そこそこ名の知れた妖怪でも出来ない芸当であろう。それを幽香はいとも簡単にやってのけた。
「今度はこっちの番よ……!」
そう言うと、幽香は空高く舞い上がる。
そして、悟空の少し上の辺りで急停止し、弾幕を放つ。
悟空にそれが命中した直後、幽香は追い討ちをかける。
幽香は、高密度、高威力の弾幕を連射する。それは、俗に言うグミ撃ち、というものだが、悟空には、そこそこのダメージが入っているようだ。
「くっ!!」
悟空は瞬間移動で幽香のそばに移動する。
しかし、予測されていたのか、瞬間移動した直後、幽香にパンチ、キックの乱打を浴びせられる。
そして、幽香は手を合わせ、それを悟空の頭上に振り下ろす。
悟空は、真っ逆さまに落ちていき、地面と激しく激突してしまう。
「は、速え……!!」
悟空が幽香がいた方を見るが、そこには既に誰もいなかった。
代わりに、悟空の反対側の空に、左手で凄まじい大きさの気弾を持った幽香がいた。
「これに耐えられるかしら?」
そう言うと幽香は、そらっ、と叫んで気弾を放つ。
「やべえっ!」
悟空は手を前に突き出し、気弾を受け止める体制になる。
超巨大な気弾は無慈悲に悟空に襲いかかる。
悟空はそれを両手でなんとか受け止める。
「くっ、ぐぎぎ……っ!!」
幽香は、気弾を悟空に当てるため、さらに力を加える。
しかし、
「はっ!!」
悟空はそれを弾き飛ばす。気弾は、明後日の方向へと飛んでいった。
「ぷひゅー、今の喰らってたらやばかったな……!」
悟空は痺れる手で額の汗を拭う。
すると、いつの間にか幽香が悟空の真正面まで移動していた。
「今のを弾き飛ばすとはね。結構力を入れたほうなのに………貴方になら、本気を出してもいいのかしらね」
言うなり、幽香は透明のオーラを纏う。
「貴方程ではないけど、私も少し姿が変わるのよ………!」
幽香は、超サイヤ人3程ではないが、髪が伸びていた。
「まあ、髪が伸びただけ、じゃないのはわかってるわよね?」
「まあな。凄え気だ……!」
そう言う悟空も、幽香が変化した途端、全身に寒気が走った。これはフリーザと戦っていた時、元気玉で倒したかにみえたフリーザが再び現れた時と同じような感じだろう。
本能の警告。こいつとだけは戦ってはいけない、と叫んでいるかのように、悟空の額から冷や汗が滲み出る。
岩場地帯に住んでいた動物も、只ならぬ不安感を覚え、その場を立ち去っていた。
だが、悟空だけは笑っていた。これは本心からの笑みだ。強い奴との戦い。悟空はいつだって逃げることよりこちらを望むであろう。
「流石だな。ならこっちも全力で行くぞ!」
悟空の目はまだ諦めていない。寧ろ自信に満ちた目をしている。幽香にとって、本気を見た者にこのような目をされるのは初めての経験だった。
「長いこと生きてきたけど、私の本気を見てそんな目をする奴は初めて見たわ」
幽香はけど、と続ける。
「貴方の勝率は限りなく0じゃないかしら?」
「そうかな?やってみなきゃ分かんねえだろ!」
そして、2人はお互い手が届くほどまで接近する。
「………来なさい!!」
「ああ!!」
悟空がそう言った途端、幽香の腹部にパンチを喰らわせ、アッパーで打ち上げ、幽香に合わせ悟空も飛び上がり、パンチで追い討ちをかける。
幽香は大きく仰け反る。
そして、頬の傷から流れる鮮血を拭き取り、
「いいわね悟空。やはり戦いと言うのは実力が近ければ近いほど楽しみが増す」
「……ああ。オラもそう思う」
数秒の沈黙の後、悟空がパンチを繰り出す。しかし、幽香に手首を掴まれ止められた。
幽香もパンチで反撃するが、悟空に止められてしまう。
そして、両腕がお互い塞がれ、全く身動きが取れなくなる。
場所は変わり、界王神界………
儀式は終わり、パワーアップに移った老界王神と、霊夢と魔理沙が座っていた。
しかし、老界王神は、うつらうつらと船を漕いでいた。
「なあ、界王神さま」
魔理沙が声をかけるが、老界王神は反応しない。
「界王神さま!!」
魔理沙が大声で叫んで、やっと老界王神はハッと目を覚ました。
「いま、寝てましたよね」
「いや、寝とらんぞ。界王神のわしがそんなことするわけないじゃろ」
「ホントかな………?なら、幻想郷の様子を見れませんか?いま、悟空と……多分幽香が戦ってる。そうなった理由は知らないけど……」
「見たいか?じゃあほれ。」
そう言うと、老界王神は水晶玉を出す。
そこには、幻想郷の様子が写っていた。
「ホントに幽香ね。なんで幽香なんかと……しかも幽香も本気になってるわ。怨夢は………取り付いていないみたい」
霊夢と魔理沙は水晶玉に興味津々になっていた。
「ほれ、はよう戻ってこい。そのぶん遅くなるぞ」
「あ、はい」
そう言って、2人はパワーアップを再開した。
この時、魔理沙が微妙にダメかもしれない、と思い始めていたのは、ここだけの話。
岩場地帯には、ガガガッ、という音だけが響いている。
悟空と幽香の姿は見えない。
すると、お互い組み合った状態で二人が現れる。
直後、幽香が悟空を振り払い、傘を構える。
「喰らいなさい………!!」
「マスタースパーク」
幽香は傘からマスタースパークを放つ。
「そいつは、マスタースパークか?!」
それは、魔理沙のマスタースパークより、数倍の威力と大きさであった。
「魔理沙がこの技を泥棒したのよ?これが本場のマスタースパークよ!」
悟空はなんとかマスタースパークを避ける。
「だったらこっちも喰らわせてやるぞ!」
悟空もかめはめ波を構える。
幽香も再度傘を構え、エネルギーを溜め始める。
「マスタースパーク」
「行けぇぇっ!!超かめはめ波ぁぁーーっ!!」
2つのエネルギー波が激しくぶつかり合う。
「ぐっ……!」
「ぐぎぎ……!!」
威力は殆ど同じのため、2つとも相殺してしまった。
2人は技が相殺した瞬間にお互いのほうへ向かっていく。
「だりゃあーっ!!」
「はあっ!!」
2人は同時にパンチを繰り出す。
しかし、それは何者かにいとも簡単に止められてしまった。
「貴女は……!」
2人のパンチを止めた人物。それは……
「……月の姫が何の用かしら?ねえ?蓬莱山輝夜?」
幽香は少し怒気を孕んだ言葉をかける。
「………」
しかし、輝夜は何も答えない。
輝夜の目は光が灯っておらず、額には……
「おめえそれ、バビディの……!」
悟空にはとても見覚えのある、「M」の字が描かれてあった。
いかがでしたか?第28話は以上です。
~~~次回予告~~~
「おっす!オラ悟空!輝夜ってのはおめえだったのか?!それに、おめえバビディの洗脳のマークがあるじゃねえか!?なんとか止めてやらねえと!次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「支配された心!洗脳戦士の真の力!」
ぜってえ読んでくれよな!」