世界を救ったサイヤ人が幻想入り   作:タミ

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地球育ちのサイヤ人、孫悟空。もしも悟空が幻想郷に迷い込み、異変を解決していったら?そんなクロスオーバー二次創作作品です。この作品には、以下の成分が含まれています。

残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定

俺はそんなの見たくない!という方はブラウザバックをお願いします。ハハハハァ!いいぞぉ!見てやろうではありませんか!という方はこのままお進みください。ゆっくり見ていってくれよな!

人里を襲ったのは、かつて悟空が倒した筈のターレスであった。悟空は、ターレスの部下たちを一瞬で蹴散らすが、ターレスは予想以上に強くなっていた。一方、守矢神社では、スラッグたちが神社を強襲していた。そして、時空が歪み、怨夢が現れる………!


第37話 果てしないエスカレート!悟空vs怨夢!

「………いい?霊夢、霊奈。この灯りの1つ1つに、1つの家庭があって、1つの幸せがあるの。私達は、その幸せを守るの。例え何があってもね。古い考え方って言われるかもしれないけど、私はこの仕事をそう思ってる」

 

「何回その話するのよ、母さん。もう耳にタコができたわ」

 

「いいじゃん姉さん!私は巫女になれないんだよ!」

 

「でもあんたには能力があるじゃない」

 

「私のは見えるだけなの!」

 

「霊奈。でも貴女のその能力は人に誰でもあるものじゃないわ。貴女しか持ってないものなの。誇っていいのよ」

 

「うん!!」

 

「霊夢も。貴女は次の巫女になるんだから。いい?これからどんなことがあろうとも、母さんだけは、貴女たちの味方よ。それだけは、忘れないでね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ………」

 

怨夢は貼り付けたような笑みを浮かべている。その瞳の奥に、どこか悲しさを浮かべながら。

 

「1ヶ月前はよくもやってくれたわね!」

 

霊夢が一歩前へ出て叫ぶ。

 

「その顔で喚くな。姉さんの………いや。姉さんがあいつなハズがない」

 

怨夢は一瞬凄まじい程の殺意を放つが、すぐに止める。

 

「さて、今回も遊んでやるとしよう。………邪魔者には、消えてもらおうか」

 

怨夢は手をスラッグたちに翳してから素早く2回指を鳴らす。

 

すると、スラッグたちが徐々に半透明になり、消えてしまった。

 

「さあ、遊びの時間だ」

 

怨夢は超サイヤ人ロゼへと変貌を遂げる。

 

「私は遂に、遂にこの肉体たちを支配した!もう、私に敵うものなど、いない………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、マヨヒガ。

 

「ああもう!なんなのよあいつらの正体は!」

 

紫は自分の脳をフル回転させ、怨夢たちの正体を考えるが、ちっとも思い付かないため、頭をかきむしっていた。

 

しかし、いくら掻いても、痒みは収まるどころか、さらに悪化していった。

 

紫は、この掻けない痒みに数時間悩まされていた。

 

「紫さま、そろそろ休憩なさってください。本当に倒れてしまわれますよ」

 

「あ、ありがとう藍。でもこれくらいが私にできる抵抗よ。もう怨夢の力は私がどうこうできる次元じゃない…恥ずかしい話よ…」

 

紫ははぁ、と大きな溜め息を吐く。

 

「歯痒いわね。全く」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人里に何かがぶつかり合う音が響く。

 

「どうしたカカロットよ!お前の力はそんな程度か!?」

 

「ぐっ………!」

 

悟空は界王拳でターレスの攻撃を受けている。

 

しかし、その時、

 

「な、なんだこれは?!」

 

突如ターレスの身体が半透明になり、最終的に消えてしまった。

 

「!?な、なんだ?!どうしたんだ?!」

 

悟空は困惑の色を隠せない。

 

悟空が倒したカカオたちも、先程ターレスと共に消えてしまっていた。

 

「悟空さーん!人里の住民の避難、終わりましたよー……って、あれ?さっきのターレスってのは?」

 

すると、文が帰ってきた。

 

「お、オラにもわかんねえ……急に消えちまった……って、こうしてる場合じゃねえ!霊夢たちもスラッグと戦ってんだ!………あれ?スラッグの気も感じられなくなっちまったな……」

 

「それは本当ですか?!だったら早く助けに………!」

 

「いや、嫌なやつの気を感じられねえんだ。でも…なんか、やべえ感じがする。……文、もう一回ですまねえけど、残ってくれ。人里の人たちを助けてやってくんねえか?」

 

悟空のその言葉に、文は一瞬躊躇するが、

 

「はい………気を付けてくださいね。悟空さん。私も……天狗の直感と言うか、そういうものが今の守矢神社はヤバいと告げています」

 

悟空は親指を立てる。

 

そして、守矢神社に向けて飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気を感じられない………!なんでだ!なんでその姿になると気が消えるんだ!!」

 

魔理沙は怨夢を怒鳴り付ける。

 

「お前ら人間風情に、神の気を感じ取れるハズがない。限りなくクリアな神の気をな。だが、そこにいる八坂神奈子と洩矢諏訪子は、私の気を感じ取れているだろう…私の能力が、ここまで私を高みに登らせた……っははははは!!これはいい!」

 

一通り解説し終え、怨夢は高笑いを始める。

 

その時、

 

「!!来たな、孫悟空………!」

 

怨夢が、悟空の気を感じ取り、眉間にシワを寄せる。

 

「おめえたち、大丈夫か?!」

 

悟空は神社の境内に降り立つ。

 

「こ、この人が、早苗の言ってた孫悟空君か………!」

 

「凄いパワー……!」

 

神奈子と諏訪子は、早苗が言っていた以上の悟空の強さに驚いている。

 

「ごきげんよう、孫悟空」

 

「おめえ、霊夢たちが言ってたのにそっくりだな。ってことは、おめえが怨夢の正体だな!」

 

「いかにも。こうして面と向かって会話するのは初めてだな」

 

怨夢はゆっくりと降りてくる。

 

「何でおめえから気を感じられねえんだ?!」

 

悟空は恫喝的な声で怨夢を問い詰める。

 

「だから、神の気を纏っているんだ。神の気というものはひどくクリアなものでな。ただ気を感じ取るだけでは今の私の気は感じられない」

 

「その通りだ悟空君。余りにも位が高い神などは、気がクリアになる」

 

神奈子が悟空に捕捉説明をする。

 

「えっと、あんたは……」

 

「私は八坂神奈子。そして、洩矢諏訪子。二人で守矢神社の神をやっている」

 

「そっか。よろしくな、神奈子さま、諏訪子さま」

 

「お喋りはそこまでだ。さあ。孫悟空。かかってこい。お前を越え、私は更なる高みへと登るのだ。そして、憎き人間を滅ぼす。裁きを下してやる」

 

「よし、じゃあ行くからな!」

 

悟空は超サイヤ人になり、怨夢に向かっていく。

 

「おりゃあ!!」

 

悟空は右のパンチに始まり、連続で攻撃を繰り出す。

 

「だだだだだだだ…………!!」

 

「でやあっ!!」

 

悟空は絶え間ない連撃で怨夢を鳥居に叩きつける。

 

「か、め、は、め!」

 

「波ぁぁーーーっ!!」

 

悟空のかめはめ波が怨夢に襲いかかる。

 

「どうだ………?」

 

徐々に爆煙が晴れてくる。

 

悟空が放ったかめはめ波は、鳥居を跡形もなくぶっ飛ばしてしまった。

 

だが、

 

「ふう…この程度か?」

 

怨夢は首を回し、ゴキゴキと間接を外している。

 

「あらら、てんで堪えてねえや」

 

「流石は孫悟空だな。以前より数倍パワーが増している。よし、いいものを見せてやる」

 

そう言って怨夢は見覚えのあるモーションをとる。

 

「なっ、なに?!」

 

「か……め……は……め……!!」

 

悟空は、これから自分達に襲い来る大技に危険を感じたのか、その場の全員に、

 

「みんなーーっ!!今すぐ此処から離れろーーっ!!」

 

と精一杯叫んだ。

 

「ご、悟空はどうするんだ?!」

 

と叫び返す魔理沙に、

 

「オラは堪えてみせる!!」

 

と宣言し、片足を後ろに下げ、踏ん張る体制にはいる。

 

「…………死ね」

 

怨夢はそれだけ言い捨て、

 

「波ぁっ!!!」

 

怨夢は黒いかめはめ波を放つ。

 

「おまけにこれもプレゼントしてやろう!」

 

怨符「反魂蝶」

 

怨符「スピア・ザ・グングニル」

 

3つの技は合わさり、大爆発を引き起こす。

 

「ごっ、悟空ーーっ!!」

 

魔理沙は姿が見えなくなった悟空にどうしようもない焦燥感を覚えていた。

 

いち早く救出に向かいたかったが、魔理沙の脳の何処かが、助けに行くのを拒んでしまった。

 

どくどく、と心臓が早鐘を打つ。

 

(た、頼む!カラダ動いてくれ!今動かないと、私は………!!)

 

爆煙が徐々に晴れ、悟空の姿が見えてくる………

 

「へへへ………耐えてやったもんね………!」

 

そこには、道着の上が破れ、アンダーシャツだけになっていたが、そこに確かに存在していた。しっかりと地に足をつけて。

 

………孫悟空が。

 

魔理沙は、密かに安堵する。

 

魔理沙は、今ので少し自身の寿命が削れた感覚を覚えてしまった。

 

「ほう………耐えるか………!!」

 

「今度はオラの番だ!!」

 

悟空はもう一度身構えるが、

 

「おっと。もういい。お前はまだまだ伸びそうだ。お前を平らげるにはまだ早い。そうだな……ふむ…2年だ」

 

「なに…?」

 

悟空は訝しげな表情を浮かべる。

 

「あと2年待ってやる。2年後…私は必ずこの幻想郷を滅ぼしに来よう。そして、お前という壁を乗り越え、更に私は強くなる!!せいぜい強くなるんだな…」

 

そうして、怨夢は時空の歪みに溶けていった。

 

「悟空っ!!大丈夫か?!」

 

怨夢が消えたと同時に、魔理沙が悟空を心配して野良猫のように速く降りてくる。

 

「ああ。大丈夫だ。生きてるよ」

 

悟空は笑みを浮かべていた。

 

だが、神奈子と諏訪子はどうしてもその行動の意味が理解できなかった。

 

「なんで笑っていられるんだい?あんなやつがあと2年で必ずここに攻めてくるんだ。もうちょっと危機感を……」

 

「神奈子さま、いいんです。悟空さんらしいですよ」

 

早苗の言葉に、神奈子は小首を傾げる。

 

「神奈子さま、オラ、皆を守ることも大事だけど、やっぱし強え奴を見るとそいつが悪いやつでも、どうしてもワクワクしちまうんだ。オラの悪い癖さ…」

 

「でもまぁ、怨夢が本格的にここに攻めてくるまであと2年。絶対ぶっ倒さなきゃな!美鈴は分からないにしても、輝夜は間違いなくあいつらに洗脳されてるんだし…」

 

魔理沙も更に気合を入れる。

 

(もっと強くなってみろ怨夢………オラはそれをさらに一歩超えてみせる………!!)




いかがでしたか?第37話は以上です。

〜〜〜美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー〜〜〜
「皆様、ご機嫌よう!八雲紫よ!このコーナーは、「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」に寄せられた質問、ご意見、ご感想に回答していくものです。別に見なくても大丈夫ですよ、お姉さん!という方は、次回予告までスクロールをお願いするわ!






それでは、回答していきましょう!先ずはシュウシラカワさんからのコメントです。いつもありがとうございます!
「悟空の時代や強さで、ブラックは強すぎる、と思ったんです。ターレスも強化されてて驚きました。」
はい。ターレスはいろいろとトレーニングしてました。地獄で。あれこれトレーニングした結果、あそこまでの戦闘力を手に入れました。もしかして、他の理由があるのかも……?では、次です。風希さんからのコメントです。
「悟空に似ている人物多すぎますね。」
という訳なんですが、ブロリーさん、いかがでしょう?」
「俺はどれがカカロットか見分けつかないから全員血祭りにあげるだけだぁ!!」
「……らしいです。ブロリーさん、ありがとうございました………は、はい…今回はここまでですね。それでは次回もお楽しみに!」




〜〜〜次回予告〜〜〜
「おっす!オラ悟空!すげえ………想像以上だ……怨夢…おめえ強えなぁ……!!オラも負けてらんねえぞ!そういや最近地震が多いな。なに?!これは天人がやってるんだって?!……天人ってなんだ?次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「非想非非想天の娘、比那名居天子!」
ぜってえ読んでくれよな!」
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