世界を救ったサイヤ人が幻想入り   作:タミ

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地球育ちのサイヤ人、孫悟空。もしも悟空が幻想郷に迷い込み、異変を解決していったら?そんなクロスオーバー二次創作作品です。この作品には、以下の成分が含まれています。

残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定

俺はそんなの見たくない!という方はブラウザバックをお願いします。ハハハハァ!いいぞぉ!見てやろうではありませんか!という方はこのままお進みください。ゆっくり見ていってくれよな!

お互いの家を壊され、激怒する霊夢と魔理沙。そして、2人は口論の末に決闘することになってしまう。一方、残された悟空と咲夜は、レミリアに温厚な妖怪が暴れ出している、と聞かされる。どうやら、妖怪たちは向かっている場所があるようだ。そこは奇妙な偶然か、霊夢たちの決闘の場であった………


第58話 潜入輝針城!付喪神、出現!

鼻をつく刺激臭と燃え盛る炎を発しながら、モクモクと煙をあげる。

 

魔理沙は、静かに息をついて周りを見渡す。

 

どうやら、周囲の木々に燃え移り、火事になっているようだ。

 

その時、なにかを察したのか、魔理沙は爆炎を睨む。

 

直後、爆炎の中からそれは出てきた。

 

「………やるじゃないの」

 

「へっ、効いてない、か。ま、そうだよな」

 

魔理沙は鼻をすすり、帽子を被り直す。

 

霊夢も煙を吸ってしまっているのか、ケホケホ、と咳き込む。

 

「準備運動終わり、だな。もう迷わないぜ。こっからは手加減ナシだ!覚悟しとけよ霊夢!」

 

「覚悟………なんの覚悟かしら?」

 

「もちろん………負ける覚悟だぜ!」

 

瞬間、魔理沙は潜在能力を解放し、霊夢に向かっていく。

 

魔理沙はパンチ、キックの雨を霊夢に浴びせるが、霊夢もガードを続けている。

 

(まだ………まだ………もう少し………今だっ!!)

 

霊夢は魔理沙が大振りのパンチをしたのを確認し、身を屈める。

 

そして………

 

「はっ!!!」

 

霊爪「霊気の剛爪(ファントム・クロー)

 

霊夢は思い切り腕を振り抜く。

 

「うわあっ!!!」

 

魔理沙の服のエプロンは、爪で引っ掻いたように破れてしまう。

 

そこから、赤い液体がどくどく、と流れ出す。

 

「い、ったぁ………!」

 

一方の霊夢も、振り抜いた右手を抑えて一歩退く。

 

「う………あ………!」

 

魔理沙も片膝をついてしまう。

 

(な、なにをされたんだ?!あいつが腕を振ったら、激痛が走って………?なんだあれ?霊夢の指から………?)

 

魔理沙は霊夢の指先をじっと観察してみる。

 

霊夢の右手の指から霊気が漏れていることに魔理沙は気付く。

 

(は?れ、霊夢のやつ、霊気をそのまま放出して爪みたいにしやがったのか?!バカか?!反動は凄まじいだろうに………!)

 

魔理沙の憶測通り、霊夢の右手は激痛に蝕まれていた。

 

(ま、まさかここまで痛いとは………でも、魔理沙にも相当のダメージが入ったハズ………!)

 

通常、霊気は物に纏わせたり練って使うものである。

 

物に纏わせたりすることで使用者の負担を減らすものだが、そのままぶつけるなどという雑な使い方をすると、纏わせる「モノ」という安全弁が無くなるため、その負担は使用者を容赦なく痛めつける。

 

だが、霊夢はなんとか右手を抑えながら立ち上がる。

 

そして、魔理沙も同じく立ち上がる。

 

「まっ、さか、あんな隠し球を持ってたとはな。しょうがねえ。お前が体張ってんだから私も体張らないと、お前に勝てないよな。………行くぜ、界王拳!20倍だぁぁーーーっ!!!」

 

魔理沙は己の肉体に鞭を打ち、界王拳を20倍まで引き上げる。

 

魔理沙の体から赤いオーラが吹き上がる。

 

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「だったら私もやってやるわよ………!」

 

「夢想転生」

 

そして、霊夢の体は半透明になる。

 

「こいつが最後だ霊夢……最後まで立ってたやつが勝ちだぞ………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ悟空。どうなっているの?2人は………」

 

「凄え戦いだ。2人とも本当に決闘してるらしい。ものすげえパワーだ………!」

 

一方、咲夜と悟空は空に浮かぶ城目指して飛行していた。

 

「見えた………あれが………!」

 

咲夜は城の全貌を知り驚愕する。

 

城は、全てを飲み込まんとする竜巻にすっぽりはまって、宙に鎮座していた。

 

「竜巻?!何故城に………?」

 

その時、竜巻の中から3つの穴が開いて、そこから3つの人影が出てくる。

 

「なんやかんやと言われると!」

 

「飛び出したくなる今日この頃!」

 

「我ら付喪神の3人が!」

 

「人間どもを蹴散らし!」

 

「世界を征服するのだ!」

 

「九十九弁々!」

 

「九十九八橋!」

 

「そして、堀川雷鼓!」

 

「「「我ら3人が!ねじ伏せてくれよう!」」」

 

飛び出してきた3人は、決めポーズと、ありがちなセリフを言って、悟空たちに立ちはだかる。

 

「なんかまた違う3人が出てきたわね」

 

「なあ、おめえたち、付喪神ってなんなんだ?」

 

突然、悟空が疑問を投げかける。

 

「よくぞ聞いてくれました!」

 

すると、真ん中にいた雷鼓がパン、と手を叩き、全員の注意を引く。

 

そして、どこからともなくホワイトボードを取り出して、マーカーで文字を書き始めた。

 

「まず、付喪神とは!付喪神(つくーもーがみ)日本に伝わる、長い年月を経た道具などに神や精霊などが宿ったものである。人をたぶらかすとされた。また、『伊勢物語』の古注釈書である『伊勢物語抄』(冷泉家流伊勢抄)では、『陰陽記』にある説として百年生きた狐狸などが変化したものを「つくもがみ」としている。現代では九十九神と表記されることもある(wiki調べ)」

 

弁々と八橋はおお、と手を叩く。

 

すると、悟空が手を挙げて質問する。

 

「なあ、じゃあよ、おめえらは神さまなんか?」

 

「はーい!オレンジの貴方、大当たりー!」

 

雷鼓、弁々、八橋。3人は歓声を上げて、盛大に拍手する。

 

「なんか、ノリがいい神さまだな」

 

「でも、貴女たち、何に宿ってる神様なの?」

 

「私は琵琶の付喪神」

 

「私はお琴」

 

「私は元、和太鼓の付喪神さね。今はとあるバンドのドラムやってます………なんてね。バンドはやってないなぁ…あ、やってみるのもアリか」

 

雷鼓はぽん、と手を叩く。

 

「まあ、まだ誕生したばっかだからね」

 

その言葉に、悟空と咲夜は耳を疑う。

 

「生まれたばっかりってことか?」

 

「まあね。ねえオレンジのあんた、「打ち出の小槌」って、知ってるかい?」

 

悟空は聞き覚えのない言葉に小首を傾げる。

 

「一寸法師で有名ね」

 

ふと、咲夜が呟く。

 

「そう、正解。今の持ち主がなんらかの願いで、私たちが生まれたんだ。まあ、大方の予想だが、

「弱者が強者を倒す世界を作る」

ってところかね?」

 

「弱者が………?」

 

「つまりだ。虐げられてきた弱い妖怪や、いいようにこき使われてきた道具たち、みたいなもんさ」

 

「道具はおめえたち、ってことか」

 

「っと、そろそろ時間か。竜巻に穴が開くぞ。そのうちに突入しろ!」

 

雷鼓がそう叫んだ瞬間、竜巻に直径10メートルほどの穴が開く。

 

「行け!」

 

「おめえたち、人間を倒すんだろ?おめえたちも行かなくていいんか?」

 

悟空の問いに、雷鼓たちは少し考える仕草をして、

 

「別にいいさ。どうでもよくなってきた。私たちも「個」ってのを持てたし、それで十分さ。音楽家とかでやっていくさ」

 

「………そっか。ありがとな!雷鼓!弁々!八橋!」

 

「おい、名前、聞いてなかったな」

 

「オラ悟空。孫悟空だ」

 

「私は十六夜咲夜です」

 

「そうか。覚えておこう。ホラ、早く行け、穴が閉じるぞ」

 

「おっと、いっけね!サンキュー!」

 

悟空たちは手を振りながら竜巻に突っ込んでいった。

 

そして、悟空たちを飲み込んだ瞬間、竜巻の穴は消えた。

 

そして、雷鼓はふぅっ、とため息をつく。

 

「ホントは復讐するつもりだったけど、あの2人を見てたらとてもとても、そんな気になれなかったね。特にあの悟空っての、………不思議な奴だ」




いかがでしたか?第58話は以上です。

〜〜〜美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー〜〜〜

「皆様、ご機嫌よう。八雲紫よ!このコーナーは、「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」に寄せられた質問、ご意見、ご感想にお答えしていくものです。別に見なくても大丈夫ですよ、お姉さん!という方は次回予告までスクロールよ!

霊夢と魔理沙の決闘、激化してきましたね。ああ、いったいどうなっちゃうの?!………はい。それではコメ返ししていくわ。風希さんからのコメントです。いつもありがとうございます!
「わかさぎ姫達タイミングが悪かったんだ………まあ、どっちにしても同じ運命だったけども………(笑)」
まあ、あの時は霊夢も魔理沙もカッカしてたからね………御愁傷様、としか言えないわ………はい。それでは、次回もお楽しみに!」


〜〜〜次回予告〜〜〜
「おっす!オラ悟空!いよいよ城ん中に入ってきたぞ!ってかここ、なんで城っちゅうくれえなのになんでほとんど人が居ねえんだ?しょうがねえ、取り敢えず、異変の元凶を見つけて、やめさせねえとな!次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「打ち出の小槌の力と代償!」
ぜってえ読んでくれよな!」
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