残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定
俺はそんなの見たくない!という方はブラウザバックをお願いします。ハハハハァ!いいぞぉ!見てやろうではありませんか!という方はこのままお進みください。皆!今までありがとな!いよいよ最終回だ!ゆっくり見ていってくれよな!
霊奈との最後の決闘は、思いが詰まった最後のかめはめ波で、悟空の勝利に終わった。しかし、悟空には脱出の手立てはない。悟空ははたして脱出できるのだろうか?!
溶岩の上に浮かぶ小島の上、霊奈が天を仰いで倒れ伏していた。
「………」
そこに、悟空が降りてくる。
「……霊奈」
「……負けだ…私の、負けだよ」
霊奈は自嘲気味に吹き出す。
「あーあ。勝てると思ったのにな…」
「霊奈、話はあとだ!早くしねえとここもあぶねえぞ!今は生き残るんだ!担いでやっから!」
すると、ユカリが霊奈の横に現れる。
「!!」
悟空は瞬時に身構える。
「………私にはもう戦う意思はないわ。警戒をといてくれるかしら」
そう言われて悟空は構えを下ろす。
その手には子供が抱えられていた。
「……その子は…」
「気を失って倒れてたわ。親とはぐれたのね」
「……じゃあ早く逃してやらねえと!」
「……無理ね。こっちの紫なら貴方の世界の場所がわかるからすぐに送れるでしょうけど……私は知らないからね。探すのに最低10分はかかるわ。そして幻想郷の余命はあと5分……無理でしょう?」
ユカリの説明に、悟空は黙りこくってしまう。
しかし、ユカリがただ、と続けたため、もう一度しっかりユカリの顔を見つめた。
「私の力を分けてあげる。それなら私たち4人で瞬間移動できるでしょう。世界を超えた瞬間移動をね」
そう言ってユカリは悟空の手を掴む。
そして、悟空に子供を背負わせる。
ユカリは悟空の手を掴み、こう呼びかけた。
「貴方は、"孫悟空"。いつでも世界を救ってきた。そんな貴方に出来ないことはない。そうではないのかしら?」
「紫……」
「これが私の償いよ、悟空。………自分を信じなさい、孫悟空っ!!」
「行けぇっ!!」
「………なんてね」
ユカリは微笑し、悟空を突き飛ばす。
「うわっ?!」
悟空はいきなり突き飛ばされて尻餅をつく。
直後、悟空の周囲は目玉の空間に囲まれてしまった。
自分がさっきまで立っていた場所にユカリと霊奈の姿がある。
「貴方が見つけた通路を開かせてもらったわ。これで、何もしなくても逃げられるでしょう」
「なっ……おめえらも逃げなきゃ死んじまうぞ!」
悟空はユカリたちに怒鳴るが、霊奈はふふっ、と笑って、
「いいんだ。私たちの本来の目的は達成できたみたいだから。」
「本来の目的……?」
「そう。私の本当の目的は誰よりも強い人間に負けて死ぬこと。……まァ、2年くらい前から負けたい相手は決まっていたけどね。」
霊奈は自嘲気味に再度吹き出す。
「私たちは、私たちが壊してしまった幻想郷と運命を共にする。……私は数え切れない罪を犯した……これが罪滅ぼしになるなんて自惚れちゃいない。でも……今まで好き勝手やってきたんだ。そのケジメはつけなきゃいけないでしょうよ」
「……」
悟空は再度黙りこくってしまう。
「悟空、戦っているときのお前は、凄く楽しそうだ。恨みとか、憎しみとか、そんなんじゃない。もっと純粋な感情で動く人間を見たのは、これが初めてだ。おかげで私も、ほんの少しだけだけど、なにもかも忘れて、楽しく戦えた……ありがとう、悟空」
そう言って霊奈は悟空に恥ずかしそうに笑みを見せた。
「……ったく、湿っぽくていけないや。悟空、またこれからも敵を見つけて、戦い続けるんだろう?」
「……ああ」
「私たちはもう疲れちゃった…もう休む……ひとつだけ、私たちのこと、忘れないでくれ」
霊奈はそう言って自身の同化させたユカリの能力でスキマを閉じる。
「待っ……」
悟空は待ってくれ、と言おうとしたがもうスキマは閉じてしまっていた。
「……ふう」
霊奈は完全に消失したスキマを一瞥して息を吐く。
「ごめん、紫。私のわがままで死なせることになっちゃって…」
霊奈は俯いてユカリに謝る。
「いいのよ。私も、自分のやりたいようにやったから。ただケジメのつけ方があなたと同じだっただけ」
ユカリはそう言って懐から葉巻を一本取り出す。
「……やめてたけど、まぁ、死ぬ前くらいいいわよね。ははっ、あの子のこと言えないなぁ……」
ユカリは笑って煙を吐き出す。
霊奈も天を見上げ、こう呟く。
「……捻くれてたけど、いい人生だったな……私、最後の最後で、心の底から笑えた気がするよ……」
霊奈たちがいた小島は溶岩に飲み込まれた。そして……
そこから出てくる者は、誰もいなかった……
「ご、悟空!無事か?!霊奈はどうなったんだ?!」
カプセルコーポレーションに放り出された悟空は魔理沙たちに詰め寄られ言葉を詰まらせる。
「……霊奈は……死んだ。あいつの本来の目的を果たしてな」
悟空の一言でその場の全員が凍りつく。
「………これで、この異変も終わりね」
霊夢は淡々と述べる。
直後、魔理沙が霊夢の胸ぐらを掴む。
「悪人だろうが、人が死んでんだぞ……!これで終わりになんかさせねえからな……このまま勝ち逃げされちゃあ気分が悪いぜ……!」
魔理沙は苛立ちを露わにしながら霊夢を離す。
「……でも、霊奈は幻想郷に未曾有の脅威を齎した。許すことはできないわ」
「ふざけんな……!あいつだってなんかを抱えてるんだよ……確かに嫌なヤツだったけどさ!でも……それでもよ……!!」
魔理沙は俯いて唇を噛みしめる。
「だったら、オラに考えがあるんだ。それで幻想郷も元に戻ると思う」
「もしかして……何でも願いが叶うっていう願い玉、ドラゴンボールか?!」
魔理沙は目を見開く。
「ああ。でも地球のじゃパワーが足りねえかもだから、本場のを使わせてもらう」
「本場の……?」
「うん。ナメック星のドラゴンボールさ。じゃあ、オラに掴まれ」
そう言って魔理沙は悟空に掴まる。それに続いて、霊夢と紫も続く。
「みんな、とりあえず待ってて。行ってくるから」
霊夢は全員に待つよう指示して、悟空に合図し、瞬間移動した。
その後、事情を知ったナメック星人が快く了承してくれ、ドラゴンボールを使わせてくれることになった。
「こ、これが神龍か……」
魔理沙は開いた口が塞がらないようだ。
「ポルンガっていうらしいぜ。オラもしっかり見るのはこれが初めてだな。1回目はフリーザんときでごたごたしてたし」
「では、地球人の皆さん、願いをどうぞ」
そう言われ、まずは霊夢が、
「一つ目は、遠い世界にある破壊された幻想郷を元に戻す、でお願いします」
霊夢の言葉を聞き届け、ナメック星人はポルンガにナメック語で話す。
「………」
ポルンガは黙りこくっている。
「で、できるのかしら……?」
霊夢は不安そうにポルンガを見つめる。
「……よし、成功した……幻想郷は元の姿に戻しておいたぞ……」
「ほ、本当に……紫、確認!」
「え、ええ……」
霊夢に怒鳴られ、紫は急いで確認を始める。
「す、すごい……本当に元どおりになってる……」
「よし、これでもう大丈夫ね」
「次の願いは……博麗霊奈と八雲紫を生き返らせる、だ!」
「ちょっと魔理沙?!」
「……何かあったら、私が止める。今度こそ私がぶっ飛ばす。頼む、霊夢……」
魔理沙の要求に、霊夢はため息をついて、
「わかったわよ。じゃあ、お願いできますか?」
「……」
ナメック語で願われたポルンガは再び黙ってしまう。
「……だめだ。2人に拒否された」
「え……?」
魔理沙は表情が暗くなる。
「……それについては私が答えます」
すると、映姫が現れる。
「博麗霊奈は無限地獄に堕ちました。八雲紫は放免で極楽へ……博麗霊奈の要求を呑んだ結果です」
時は、数十分前に遡る。
「……本当にそれでいいのですか?2人とも地獄で善行を積めば、極楽に行ける可能性を持っています。博麗霊奈、それをあなたはみすみす放棄すると?」
「あなたは無限地獄を知っておいてそこへ行くと……?あそこはどうしようもない魂に永遠の苦しみを与え、転生すらさせず本当に"無"に帰すところです」
「そうだ。何度も言わせるな。紫は私のわがままに付き合わされただけ。罪は全て私にある」
「ちょっと霊…」
ユカリが口を挟もうとするのを霊奈は右手を出して静止する。
「……わかりました。そこまで言うなら止めません」
「では判決は、博麗霊奈、黒。八雲紫、白……」
「………」
霊奈は無限地獄の入り口へと続く道をまっすぐ進んでいた。
その後ろにはユカリもいる。
「……ついてこなくていいのにさ」
「ふざけないで。あなただけに罪を被せて天国でぬくぬく過ごせと?」
「違うよ。これは私のわがままさ。もう、地獄を見るのは私だけでいい。ユカリはもう、私なんかについてこなくていい。もう、自由なんだから……」
霊奈はそう言って足を速める。
すると、
「待ちなさい」
とユカリ以外の誰かから声をかけられる。
霊奈は慌てて振り返る。
すると、
「……姉さん、母さん……」
「よ、霊奈。10年ぶりくらいか?すっかりでかくなったな」
「双子なのにこんなに背が違うってのは変な感じね」
そこには、第7宇宙の霊夢と同じ格好をした少女と、黒と赤を基調とした巫女装束を身に着けた女性がいた。
「……どうしてここに?」
「お前ならこの道を選ぶと思ってた。親なんだからそれくらい分かって当然だろう?」
へへっ、と霊綺は笑う。
「……よく、今まで頑張ってきたな。私たちの為に、戦ってたんだよな」
「でも、私は自分の為に、ずっと……」
霊奈は俯いて答える。
「……いいんだ、もう。もう全部背負わなくたっていい」
霊綺は霊奈を抱きしめる。
それは霊奈の涙腺を壊すには十分すぎた。
「……〜〜!!」
「お前、この10年、涙を流せてないだろう?もう、終わったんだ…全部。お前はもう、私たちの為に泣かないでいい。お前はお前のために、泣いていいんだ」
「えへへ……ありがとう、お母さん。でも……もう行かなきゃ」
「……そうか」
「……ありがとう……みんな、色々世話かけてばっかりで、ごめんね。じゃあ、またね!」
霊奈は笑いかけて、徐々に透明になって消えていった。
「……また、か。私は最低な親だな。子供を地獄に連れていくなんて……」
その後、元に戻った幻想郷に帰っていった幻想郷の住人たち。こちらでも、別れが訪れようとしていた。
「悟空さん、私、この4年間、一生忘れられないものになりそうです。本当に、本当にありがとうございました!」
美鈴はそう言ってレミリアたちについていって、青空に消えた。
そして、博麗神社にはとうとう霊夢、魔理沙、紫、悟空だけになってしまった。
「……行っちゃうのね」
「ああ。オラの役目はもう終わったからな。オラがもうここに長居する理由はねえ。いても迷惑かけるだけだ」
しかし、魔理沙だけは不服そうに俯いている。
「魔理沙、今までありがとうな。色々世話んなった」
「悟空、今更行かないでくれって言っても無駄なことはわかってる。ただ、一個だけ約束してほしいんだ。いつかまた、会いに来てくれるって」
魔理沙のお願いに、悟空は少し呆気にとられたようにポカンとしてしまうが、すぐに優しく笑って、
「わかった。約束する。いつかまた会いに来るよ。……じゃあ、そうだな。これ、オラがまたここに来るっていう約束の印だ。やるよ」
悟空は担いでいた如意棒を魔理沙に渡す。
「え、これ、如意棒……くれるのか?!」
「オラの師匠だったじいちゃんがくれたオラの宝物だ。オラ、自分で言うのもなんだけど、魔理沙の師匠だろ?だから、じいちゃんがそうしてくれたように、オラもおめえに託す」
魔理沙は如意棒をまじまじと見つめて、笑みを浮かべる。
「わかった。大事にするぜ!」
魔理沙は悟空のように背中に担ぎ、紐を結ぶ。
「へへ……」
魔理沙は頰を赤らめて頭をかく。
「……もう幻想郷を守るのはオラの役目じゃねえ。これからはおめえたちがここを守っていくんだ……頼んだぜ」
「……ああ、約束するぜ!私はもう誰にも負けねえ!私が幻想郷を守り抜いてやるんだ!」
魔理沙の決意がこもった一言を聞いて、悟空は安心したようにそっか、と言って、
「じゃあ、またなみんな!いつかまた、会おうぜー!!」
悟空は魔理沙たちの方を向いて大きく手を振りながら紫のスキマに消えていった。
「……あいつ、お別れってときなのに…いつもと変わんない、明るい雰囲気だったからそこまで寂しくなかったな……」
魔理沙は悟空が消えた青空を仰ぎ、ギュッと拳を握りしめた。
その後……
「魔理沙、大変よ!都市伝説の続きがあったの!今幻想郷中で貧乏神が大暴れしてるわ!」
バン、と魔理沙の家のドアを開けて霊夢が駆け込む。
「おっ、異変だな?!よーし、早速行ってみるか!強いやつだといいな!」
「あのねぇ……強いやつなら私たちが苦労するだけじゃないの」
霊夢はジト目で魔理沙を見つめる。
「うーん、私は強いやつだと戦ってると面白いだろ?」
「あんた、本当に師匠と弟子ね」
魔理沙はへへっ、と笑って如意棒を担いで紐を結ぶ。
(私は誓った。自分に。誰にも負けないって。これからは、私がやってやるんだ。霊奈みたいなやつをこれ以上見たくない。だから……お前にももう一度誓うよ、悟空)
「よーし、行くか!」
魔理沙は大地を蹴って、大空に舞う。
それを追って霊夢も飛び立つ。
「まったく、異変になるといつもより嬉しそうになるわね」
「ああ。ワクワクしてくるだろ?!」
霊夢は一瞬悟空が魔理沙の隣にいるような感覚を覚えた。
そして、ニヤッと笑って、
「ほら魔理沙!もっと飛ばしなさい!置いてくわよ!」
さらに加速して魔理沙を振り切った。
「ああ!行くよ!!」
魔理沙も加速して、大きく息を吸い込む。
そして、
「よーし!!もっともっと!強くなるぞーーーっ!!!」
魔人を倒したサイヤ人の、奇想天外な物語。皆さまにお見せできるのはここまでです。
サイヤ人が幻想郷にもたらした平和はこれからも大切にされていくことでしょう……
そう。
この作品も遂に最終回を迎えることができました!これもご愛読いただいた皆様のおかげです!本当に、本当にありがとうございました!
〜〜〜美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー〜〜〜
「皆様、ご機嫌よう。八雲紫よ!このコーナーは、「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」に寄せられた質問、ご意見、ご感想にお答えしていくものです。別に見なくても大丈夫ですよ、お姉さん!という方は他の小説までスクロールよ!
……ううっ、この作品も終わりなのね。したがって、このコーナーも今回でおしまい……うっ、皆さまとお別れするのは辛いですが、最後まで頑張って、溜まったコメ返し、させていただくわ!まずは、ふりかけの巫女さんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「元気玉でも極意でも駄目だって!?霊奈の強さが留まるところを知りませんね。」
タミも霊奈は強くし過ぎた、とか言ってましたね。極意で倒しきるのもアリだったんですが……、やっぱり最後は主人公に決めもらいたかったんですね。続いて、名無しさんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「幻想郷の神様と言ったら、龍神様かZUN氏かですが…」
龍神さまでしたね。これも最初から決まっていたことらしいです。ZUNさんは……色々とマズいので……ね?続いて、悟飯さんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「ありがとうございます、としか言えないです!無理にオマージュねじ込んで、展開が大きく変わってしまったとかないですか?すみません、ホントに…。でも、ホントに嬉しかったです!」
いえいえ、タミは大したことしてませんわ!逆にいいアイデアをいただけたって喜んでましたもの!ふふふ、こちらこそありがとうございます、悟飯さん。続いて、ヤキdoraさんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「ついに決着!やはり最後は悟空がやってくれましたね!最高に燃えるラストシーンでした!」
やっぱり悟空が決めてくれましたね!悟空は自分の世界に帰ってしまいましたが……、また、会えるわよね。きっと。続いて、風希さんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「悟空……やっぱ凄いな……!」
悟空は本当に凄いですね。みんなのヒーローが一番似合う人だと思ってたりするわ。続いて破壊王子さんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「最終回ですか……早すぎる……」
うーん、内容が薄過ぎたのかしら?タミもこの9ヶ月があっという間でしたね……。続いて、紫霊さんからのコメントです。今までどうもありがとうございました!
「魔理沙が身勝手の極意兆になったのは燃えたなぁ!」
魔理沙の身勝手は是非入れたかったものの一つでした。あの時は霊奈も圧倒してましたから……、さあ、遂に本当にお別れの時が来てしまったみたいです。では、皆さま、次の幻想でお会いしましょう!さようなら!」
「遂に「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」終わっちまったな。悟空はゆっくり休んで、ビルスっていう神様との戦いに備えてほしいぜ。さぁて…こっからはオレが主人公だ!一暴れしてやるぜ!近日公開予定、「死を乗り越えた霊界探偵が幻想入り」!伊達にあの世は見てねぇぜ!」