チートそうでチートじゃない、けどあったら便利。そんな個性   作:八神っち

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 クッソ短いよ!


サクサク終わる常闇戦

 ステージを直した為早めの試合再開。控室で飯田と上鳴の対決を眺めていた。

 

「あいっかわらずA組同士の試合は終わるのはえーな」

 

 まぁ結果から言えば飯田が勝ち上がった。上鳴の放電を気合で避け続けた後に弱まった所で急加速の蹴りによって場外までふっとぱした。

 

「さっきの試合……てか轟の個性が派手な分目立たねーな」

 

 緑谷や爆豪も十分派手なんだがインパクトでは如何せん轟に分が上がる。

 

「さてさて次は私か」

 

 先程と違いこれと言って壊された訳でもないので次の試合の呼び出しアナウンスが流れる。

 ステージに上がるとパフォーマンスの効果があったのか幾つかの声援が飛び交う。注目を集めるという意味では体育祭は大成功だろう。

 

「君とは余り接点がなかったな。常闇」

「そうだな。八百万を倒したお前だ相手にとって不足は無い」

 

 ステージで向かい合うのは影らしき生物?生物らしき影?を従える常闇。先の試合や戦闘訓練を考えると影の速度と力はそれなりのモノだろう。

 

『3!2!1!』

「お手柔らかに頼むわ」

 

 今にも襲い掛かりそうな体制の常闇に向かって私は楽しそうに笑いながらも

 

「さぁ――――ゲームを始めようか」

『スタート!』

 

 飛び掛かってくる影。それに対して私が選んだ選択肢は壁……では無く。

 

「ふっ!」

 

 地雷による少しの牽制と爆発に紛れさせてある物を投げつける。それを見た常闇の顔はそう来たかと顔を手で覆う。気付かれたか。

 次の瞬間ステージが眩い光に包まれる。

 

「閃光弾……!」

 

 私の狙いが分かろうと光により視界は遮られ同時に影の勢いも弱まる。特殊眼鏡によって無事な私はダッシュで近づき光が収まった所に再度閃光弾を投げて対処をそっちに誘導させる。

 その誘導の隙を突き常闇の頭上に破片を1つ投げる。対処された閃光弾が光る。

 

「チェック」

 

 頭上に投げた破片を対象に復元を行う。そこに現れるのは5m四方の巨大な壁。避けられないと悟った常闇は急いで弱り切っている影を戻しながらも壁を押し返そうと身構える。

 

「くっ!」

「チェックメイト」

 

 足と影の力で踏ん張って巨大な壁をどうにか潰れずに支えている常闇に向かってそう言い放つ。常闇の足元に投げ込むピンの抜いていない閃光弾とポーチからは破片を取り出す。

 

「この破片。さらに上から復元してもいいんだけど?」

「…………参った」

『常闇くん降参!勝者物見さん!』

 

 セメントスがコンクリートを操り常闇が支えている壁を取り除く。私は常闇に近づき手を差し伸べて立ち上がらせる。

 

「ありがとうございました。良い試合でした」

「割と一方的だった気がするがな。いやこちらこそ経験になった」

 

 互いに握手をして観客からも拍手が沸き起こ……らなかった。閃光弾でピカピカ光ってる間に気が付いたら試合が終わってる様なもんだったからなぁ。

 微妙な雰囲気の中でステージを後にする。

 

 

「今回は早かったな物見」

「あの手の相手はさっさと終わらせるに限る。疲れもいい加減溜まって来たし最低限の復元で終わって良かった」

 

 多分今の時点でも明日になったら髪が8割は白くなってしまっているだろう。やっぱり復元の多用は駄目だな。

 

「次の試合は爆豪と切島か。切島の個性を考えると長くなりそうだし、少し休むわ。3回戦始まったら起こしてくれ」

 

 心操にそれだけ言い残して少しばかり眠りにつく。

 

 

 

 寝ている間に試合は進み3回戦の対戦カードが発表される。

 

 3回戦

轟vs飯田

物見vs爆豪




 常闇戦は試合時間20秒にも満たないでしょうね。
 昼間に効く閃光弾とは一体………まあ気にしたら負けですね。
 ビルを復元させてビル落としでもしようかなと思ったけど、体力的にも無理ですし危険すぎるので止めました。
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