The devil of the skyscraper   作:草賀魔裟斗

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前回はねちょっとはしゃぎ過ぎました
今回は通常運転です( ´∀`)

そういえば昨日か前々日(多分)くらいにシン・ゴジラ公開から一年経ちましたね
あれからVSシリーズとかハリウッド版とかのゴジラを見たりしています
我が田舎のレンタルビデオショップには昭和のゴジラはほとんど無いのにメカゴジラ系列作品は全部あるんですよ
もしかしてあそこの店長さんはメカゴジラ好き?


秘密 ~african daisy~

例の事件の後、咲夜は泣きつかれ倒れた早苗とショックから目を覚まさない霊夢を担いでCIHの本部に帰投した

本部には魔理沙とパチュリーがいた

「また、やったのか?」

魔理沙が怒りに満ちた目を咲夜に向けて言った

「挨拶よ、挨拶、霊夢の怖がる顔を見ないと日本に来たって感じがしないんだもの、しょうがないじゃない」

咲夜が開き直ったように話した

魔理沙はため息をつく

パチュリーが心配そうに魔理沙を見た

「霊夢はわかるが…早苗はどうしたよ?」

「大丈夫よ、早苗ちゃんは泣きつかれて寝てるだけ…そうね…やっぱり一人は心細いかしら…後で部屋まで運んでおくわ」

「お前は大概にしろよ?霊夢はただのビビりじゃねぇ…お前ならわかってんだろ…」

咲夜が肩をすくめる

「あんまりよ、目に余るようなら…てめえでも容赦はねぇと思えよ」

「その時は…19人目になるときね」

刹那、魔理沙の手から槍の穂が飛び出す

咲夜は手早くナイフを取り出し穂を切り捨てる

その間、三秒あるかないか

「…喧嘩なら良いけど…霊夢が起きちゃうよ?、お互いの為にも静かにしましょうか」

「…チッ」

魔理沙は槍を気化した

「霊夢の事は理解しようとするのに私の事は理解しようともしないのね」

「…なんだと!?」

「魔理沙!」

パチュリーが心配そうに魔理沙を見つめる

「ぐぬぬ…」

魔理沙が部屋の外に出る

咲夜がパチュリーに向く

「ごめんなさい、パチュリーさん、魔理沙とは意見が合わない事が多くてね…見苦しいところみせてしまいましたね」

咲夜が苦笑いをした

「では、早苗さんをお願いします、霊夢にはいろいろ説明しなくちゃいけないので」

「そ、そうね…早苗は任せて」

パチュリーは早苗の肩を取って居住区の方面に歩いて行った

「霊夢…霊夢」

「咲夜?…また、魔理沙と喧嘩してたわね…」

「聞こえてた?」

「わりとはっきりとね」

霊夢が立ち上がった

「私は…昔みたいに仲良くして欲しいのになぁ…無理かな?」

「無理も何も…魔理沙が反抗期真っ盛りだからどうしようもできないのよ…まぁ挑発する私が悪いんだろうけど…」

「自覚してるならやめてよ」

「それは無理な質問ね、私が私である限り…あいつがあいつである限り…」

咲夜が一変真面目な面持ちで語った

霊夢はクスリと笑ってデコピンした

「なぁにカッコつけてんのよ、大体、そんな壮大な話でもないじゃない」

「…そうね、まぁ可愛い幼なじみいじめるのは楽しくてやめられないのよ」

「うん、あんたらしい、いい答え」

霊夢が咲夜の頭を撫でる

「うー…」

咲夜が顔を赤くする

「霊夢!?」

「おい!霊夢!!」

「大丈夫ですって!もう、落ち着いて話をですね!」

「…」

フランと妖夢と早苗の声がする

「こりゃ…妹様に叱られる未来が見えますね…」

「今回はちょっとやり過ぎたのよ」

「そうね…ちょっと反省しなくちゃ」

霊夢と咲夜はお互いに笑い合った

「霊夢!大丈夫ですか!?倒れたって聞いたんですが!」

「だ、大丈夫かよ!?廃病院で何があった!まさか幽霊とかそういう…系」

「あーもう!霊夢さん!なんとか言ってくださいよ!この人たち、私の言うこと聞いてくれないんです!」

妖夢とフランが雪崩れ込むように部屋に入ってきた

それを止めるように早苗も入ってくる

ため息を一つ着くと霊夢が立ち上がった

「うーん…じゃ、咲夜は早苗ちゃんに自己紹介してて、私はこの二人に説明するから」

「はい、わかりました」

咲夜が立ち上がる

すると霊夢が小声でぼそりと告げた

「私が丸く収めるわ」

「お願い」

咲夜と早苗が部屋を出る

 

霊夢の行き付けの喫茶店

「うーん…ここの珈琲を飲んでやっと日本に来たって感じがするわ…」

咲夜が珈琲を飲んでため息をつく

「あの…咲夜さん…でしたっけ」

「えぇそうよ、十六夜咲夜…職業は…見てのとおりメイドよ」

咲夜は絵に描いたようなメイド服を着ていた

「とある方に仕えていて…そのお方が世界中を旅していらっしゃるのよ…私 はその方にお供しているの」

「そうなんですか…何故、旅をしているんですか?」

咲夜が窓の外を物憂いげに見た

「破壊…創造…相反する蛾と蝶を探すためよ…」

「蛾と…蝶ですか…」

「そうね…その内の一つは日本にあるらしいのだけどね」

「それは昆虫の方では…」

咲夜は少し驚いて少し間を置いてクスッと笑った

「うふふ…早苗さんは面白いね…新人類と呼べばいいかしら?…いえ、この言い方はお嬢様にしかられてしまいますわ」

「?」

咲夜が立ち上がる

「少し、歩きません?」

「はい、咲夜さんがお仕えしている方のお話が聞きたいです!」

「そうね…ゆっくりと話すわ」

 

喫茶店を出ると仰々しい行列が忙しげに走っていた

「あれは…CIHの危険人物拘束班…なんでここに…」

「危険人物拘束班?」

「その名の通り危険な新人類や人類希少種の逮捕と駆除を目的にした班よ…防弾チョッキを着てるでしょ?」

確かにその行列は鎧のようなゴツゴツとしたチョッキを着ている

「…ちょっと見てみます?」

「はい」

咲夜と早苗が歩こうとすると必死に走ってきたのだろう幼い少女が早苗にぶっつかった

「大丈夫ですか?」

「助けてください!」

その少女は涙目で早苗に訴えた

「君…もしかして…」

咲夜は言葉の端を切り取り、周りを見回した

すると仰々しい行列が三人を取り囲んだ

「な、なんですか!?」

「なるほど…この少女の捕獲令が出動の原因ですか…フラン様も酷な事をしなさる」

咲夜がため息混じりにいった

「その少女を渡してください、我々とて手荒な真似はしたくはない」

隊長らしき人物が手を差しのべた

早苗は少女を庇うように立つ

「…お優しいのですね隊長殿は…私なら目標確保の為にすぐに強行手段を取っていました…慎重な姿勢、民間人を守ろうとする思想…感服致しました…しかし」

咲夜がナイフをぐるぐる回しながら取り出す

「私は傲慢な人間です…我が目的の為ならば手段は選びません…今は研究よりも人類紀元の解明よりも、少女の笑顔を最優先事項にします…怪我をしたくない方はお引き取りください」

「貴様…まさか」

「ここが霧のロンドンになる前に…」

咲夜を中心に霧が立ち込める

霧の中で早苗と少女を連れて咲夜は霧に消えた

もぬけの殻になった場所を見て隊長が叫ぶ

「探せ!まずいことになった…あの女は…霧がくれのジャック[ジャック・ザ・リッパー]だ!」

 

「ここまで来れば安心です」

路地裏に早苗達の姿があった

「ビックリしました…咲夜さんって…」

「霊夢や魔理沙ほどの適正率は無いけど…私の中にもLC細胞は存在しているの…あれはLC細胞で空気中の水分を低温気化させて霧にしたものよ…昔、やんちゃしてた頃は良くこれを悪用してたってなぁ…」

早苗は深くは聞かないでおこうと心に決めた

そして二人は少女の方を見た

「うぅ…」

少女は顔を真っ青にして口を押さえていた

「大丈夫ですか?」

「すみ…ません…大丈夫です…」

少女は壁にもたれ掛かった

「私…大妖精って言います…とある酒屋で…住み込みのバイトしてて…バイト先に戻ろうとしたら…急に吐き気が…であの怖い人たちに追いかけられて…」

早苗が首を傾げた

(不思議な名字だな…それにキラキラネームかな…)

「そうか…それは恐ろしかったわね…心配しないであのわからず屋には貴方は渡さないわ…とりあえずバイト先まで行きましょうか、バイト先はどっちかな?」

咲夜が大妖精に優しく語りかけた

「あっちの…母妖精の酒場っていうんですけど」

「ボセイ?…なんて書くんですか?」

「母に妖精なんですけど…おかしいですよね?私も何度かマスターに聞いたのですが…」

大妖精が指差した先は先ほど危険人物拘束班と小競り合いをした場所だ

「弱ったなぁ…逆方向に逃げちゃったかぁ…」

咲夜が携帯を出した

「すみません…皆さんまで…」

「大丈夫よ、私の意思だもの…早苗ちゃんは…」

「私も自分の意思です!困っている人…ましてやこんな小さな泣いている女の子、放っておけるわけがありませんよ!」

「そりゃよかった…でも最近の機動隊は有能ね」

咲夜が余裕なさげに微笑んだ

「盗聴されてたみたい…いえ、これは探知に近いわね」

周囲に殺気の塊が四つ

早苗でさえ感じ取れる程の気迫

早苗は大妖精を庇い立つ

咲夜はナイフを再度取り出す

良く見ると果物ナイフやサバイバルナイフといった凶器に使われやすいものではなく

銀食器のナイフだった

「追ってきましたか?…霊夢、魔理沙まで…」

機動隊の中には魔理沙と霊夢の姿があった

「出動命令が出たと思って行ってみたら…なにしてんのよ咲夜、早苗ちゃん」

霊夢は驚愕したように話しかけた

「霊夢なら聞こえてたんじゃない?これは私達の意思よ、曲げるつもりは毛頭ないわ…お嬢様ならそうしたでしょうしね」

「ッ!…」

霊夢は武装を解ききすびを返した

「どこへいく、博麗」

さっきとは別の隊(犯罪取り締まり課)の隊長に腕を捕まれる

が霊夢は隊長の拘束を振り払う

「支部長殿の勅命だ、逆らう事はどういうことか…分からん訳では無かろう」

「気乗りしない…上の命令とかそんなの関係ないし…私が従うのはフランと師匠の勅命だけよ、覚えておきなさい」

霊夢が去っていく

魔理沙は横目でそれを確認した

「霊夢は相変わらずだ」

「優しいんだか、甘いんだか…あの子の考えはよく分からないなぁ」

「よく分からんのはてめえの方だ、十六夜咲夜」

「ほう…どんな風に?、私はポーカーフェイスではないと思うけど?」

「…何故、私らの、邪魔をする…それがレミィの…CIHの長の意思だとでもいうのか?」

魔理沙の声はいつにも増して威圧的というか怒りが籠っていた

「…お嬢様の意思…おかしな事をいうのですね…私はお嬢様ではありません…それにお嬢様にも良く言われるのですよ…」

まただ

早苗はこんな状況ながら冷静に咲夜を見ていた

(咲夜さんはたまに敬語になることがある…なんていうか…口調が安定していないというか…まるで別人だ…)

「咲夜…いや、敬語ん時はジャックか?」

(ジャック?)

「咲夜でいいですよ…どうせ、同一人物です」

「良いんだぜ?猫被んなくても、レミィも霊夢も居ねぇんだ」

「猫被んなくても…といわれましても…これが私の素ですから」

魔理沙が槍を展開する

咲夜はナイフを構えた

「待ってください」

このまま、二人が戦って殺しあいになってどちらかが死んだりしたら

霊夢さんは…霊夢さんが悲しむ!

強く早苗はそう思った

その刹那、記憶の中の母の言葉が蘇る

(早苗、もし怖いことがあったら…この歌を歌って…きっとその歌が終わる頃には全部終わっているから)

「Do not fight Do not fight…」

早苗が消え入りそうな声で歌い始めた

初めは変化は全くといっていいほどなかった

「A bullet flies, and blood drips

Tears flow…」

しばらくすると隊員の銃がバラバラになる

「な、なんだ!?…この歌か…?」

「I hate it

Laughingly…Laughingly…」

隊員が早苗に近づこうとする

「待て!早苗をどうする気だ!?」

「決まっているだろ…これ以上、貴重な兵器を減らす訳にはいかん…やめさせる」

歌はサビに近づこうとしていた

「The blood of the person whom there is not drips, and it is red, and the name is stained with a white flower」

サビに入り歌の勢いが上がる

その時、隊長が手を伸ばす

「やめ…ッ!!」

早苗の背に巨大な半透明の蝶の羽が広がる

「なっ!?」

魔理沙の槍が強制的に気化する

「まさか…」

咲夜のナイフが刃の部分の付け根からポキッと折れる

「I hate it

Wind up a bandage for a wound

Become more smiles」

「破壊の蝶…まさかこんなところで…」

「幻器官…まさか覚醒したのか…?早苗…」

「立ち去りなさい…無礼者!」

早苗の物とは思えないような凄みのある叫びのあと早苗から突風が吹く

その突風は不思議な事に咲夜と魔理沙と大妖精は吹き飛ばさず隊員だけを吹き飛ばした

「何ィ!?」

「これが…蝶の力…」

魔理沙はしばらく立ちすくみ、なんのけなしに大妖精を見た

「こいつ…まさか…そう言うことかよ…咲夜はこの事を知ってて…はぁトンだ性悪女だ」

魔理沙は呆れたようにため息をついた

「こりゃ分がわりぃ…早苗」

魔理沙は早苗に注射器のような物を渡す

「それはPICって薬品だ、通常の人間が使えばノーバディに変化しちまう劇薬だが、LC細胞を持つものが使うとLC細胞による変化を無くす事ができる…注射器に見えるが、針はねぇ…LC細胞が皮膚にあると一瞬で浸透するんだ、首に当ててみろ、ちょっと冷たいがすぐ慣れる」

早苗は恐る恐るPICを首に当てる

「つめちゃ!」

ビクッと反応するがすぐに薬品は浸透していった

すると早苗の背から蝶の羽が消える

「おー」

早苗は不思議そうに背を見た

「幻器官の説明は本部に帰ってからゆっくりとすることにするぜ、とりあえず、その子を家に届けてやんな…多分、この案件でのお咎めは無しだろうぜ」

魔理沙が咲夜を睨み付ける

「…私はよ…てめえを認めた訳ではねぇからな」

「そりゃ、残念…でもいつか霊夢と一緒にお茶でもしましょうか…積もる話もあるだろうしね♪」

「てめえは本当にわかんね…」

魔理沙が咲夜に耳打ちした

「破壊の蝶…説明してくれるか?」

「私の口からは無理よ、お嬢様に聞いて頂戴」

「解ったぜ」

魔理沙がポケットに手をいれて路地裏の闇に消えていった

「では、邪魔者は居なくなったし、母妖精の酒場まで行こうかしら」

「そうですね…歩くとなると少し、遠いですけどね」

「あら?誰が歩くと言いました?」

咲夜が早苗に顔を近づける

「貴方が折った二本のナイフの分は奢って貰いますよ」

「え?」

「タクシーで行きましょう」

「えーーー!?!?」

 

母妖精の酒場

早苗は財布を見てため息をついた

「本当に遠かった…」

「そうね…ここまでだとは…ごめんなさい、後で半分、出すわ」

「はい」

店の前では青い服装の少女がキョロキョロと辺りを見回していた

「チルノさん!」

大妖精が走ってチルノという少女に抱きついた

「おぉ!ビックリした…大ちゃん、心配したんだよ?どこで何をしてたのさ?」

「怖い人たちに追いかけられて!それで!」

「落ち着いて、中に入ろうか…?」

チルノは早苗と咲夜に気づいた

「おー、君たちかぁー大ちゃんを届けてくれたの、なんもないけど中に入ってくれーお礼がしたい」

早苗と咲夜は酒場の中に入っていった

 

中は味がある黒い木材で出来た

古き良き内装だ

席はカウンター席が10とちょっととテーブル席が2つか3つ

その内の一つは埋まっていた

「霊夢さん!?」

「霊夢…最近はここで食べるの?」

「もご?もごごご!」

霊夢はなにかを必死に伝えようとしていたが伝わらない

「飲み込んでから喋りなさいよ」

「落ち着いてからでいいですよ?」

霊夢は口の物を飲み込み喋りだした

「咲夜!?早苗!?どうして…」

「彼女を届けに…」

早苗と咲夜が大妖精を指差す

「もしかして…彼女は…マスターの隠し子!?」

霊夢はチルノにメニューでポンと叩かれる

「アイテ」

「違うよ…拾っただけ、大妖精っていうんだ、大ちゃんと呼んであげてよ」

「マスター、私上行ってくるね」

「行ってらっしゃい」

大妖精がカウンターの中に入って中の階段を上がっていった

「さすが、マスター…gearの面々は孤児を子犬感覚で拾う!」

再度、霊夢はチルノにメニューでポンと叩かれる

「そんな言い方は良くないぞーあたいはともかく、フランとレミィが聞いたら頭から角が生える」

「そりゃ、おっかない」

霊夢はコッペパンを口に運んだ

「コッペパン?」

「うん…ゴク好きなのよ」

「霊夢さんとマスターさんはお知り合いですか?」

チルノがカウンターの奥で冷蔵庫を開けたり閉めたりしいた

早苗と咲夜はカウンター席に腰を下ろす

「さん付けはやめてくれよ…チルノかマスターでいいよ…そうだね…こいつの親代わりのフランの旧友なのさ、ちなみに魔理沙の親代わりのレミィ…いやレミリアとも旧友なんだ」

「そうだねぇ…ってかモゴモゴマスターモゴモゴ咲夜とモゴモゴ面識なかったっけ?モゴモゴ」

霊夢がコッペパンを片手に聞いてみた

「?…おぉ!咲夜といえば!レミィんとこのジャックか!」

「ご無沙汰してます、あの節はお嬢様がお世話に…」

「いやいや、それにしてもあのジャックがねぇ…大きくなったなぁ」

「マスター、おっさんみたいー」

チルノがまた、メニューで霊夢をry

「アイテ」

「誰がおっさんだよ、あたいはまだ、20代だよ!」

「20代ですか!?」

早苗が驚いた

「あ、そっか」

「あり?説明してないのかったのかい?」

霊夢が頷いた

「なら、面白いことを教えてあげよう、妖夢は私とタメで27でフランは24なんだよーちなみにレミィは25ね」

早苗が驚愕していた

「うそばっか」

霊夢がぼそりと呟いた

チルノからのメニューでの鉄拳を食らうことは言うまでもない

「なによ!あたいも乙女なんだから年齢の鯖を読んでもいいじゃないかー」

「読みすぎ…gearの人達が私らのタメなわけがないでしょうが」

チルノが納得したようにうなずいた

「あ、そっか…」

「ちょっとは考えて鯖を読んでよ…」

「でも成人しているんですね…驚きました」

早苗の言葉に

「あたいら、ツバサモチっていう種類の人類希少種は成長しないのさ、ずっとこの姿なの…ちょっと複雑ではあるけどね、もうあたいは慣れたね、たまに大きくなったりするしさ」

「大きくなるのどういうメカニズムなの?」

「その質問はフランの奴にしてくれよ」

「あの人の説明は長いから却下」

「違いない…」

早苗と咲夜の前に牛乳が出た

「ありがとうございます」

「…」

咲夜は複雑そうな表情を浮かべた

「もう、私成人しているんですが…」

「酒が飲みたいかい?なら夜に出直してきなさいや、一杯くらいなら奢ってあげよう、昔のよしみだ」

早苗が横で牛乳を飲み干していた

「お、良い飲みっぷりだ、何ちゃんだっけ?」

「早苗です」

「早苗ちゃんか、成人したらおいでよ、旨い酒を用意して待ってるよ」

咲夜と早苗は先に帰ることにした

「咲夜さんはこの後、どうするんですか?」

「私はここに残るわ、チルノさんとはちょっとゆっくりと話してみたいしね、じゃこれ、タクシー代」

咲夜が三千円早苗に渡した

「はい…最後に教えて下さい、ジャックって誰です?」

咲夜はクスクスと笑って人差し指を口に当てウインクした

「うふふ…女は秘密があるほうが魅力的なのよ♪」

月が昇らんとした夕焼け空に咲夜の影が映えた




てか、エグゼイドがそろそろ終わるそうですね
次はビルドだったかな…
エグゼイドが良かったのでビルドも期待!
そしてエグゼイドは映画みなきゃ(使命感)
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